
旅行中や、遠出したときは(binko・大阪・パートナー有・42歳)
まず、消費者側から考えるとレジ袋の有料化は困ります。私の場合、レジ袋を使わないでカードの印を20個ためると100円のものが買えるので、それを何枚か貯めてお金がないときなどに使っています。これは、近くのスーパーだからいいのですが、旅行や遠出したときや、買うつもりでなかったのに買うことになったときは、袋の代金を出して買うことになるので困ります。ちょうど、雨が降らないと思ったのに降ってしまって、家にはたくさん傘があるのにその町で買うことになり、もったいない気持ちになるのと似ています。また、今の世の中すりと万引きが非常に多いので、有料化することで持参鞄を持ち歩くことになったとき、商品が買ったものかそうでないのか見分けるのが困難になるとも、ある方は言っていました。
リユースできるような仕組みを(senjuan・岐阜・パートナー無・37歳)
いちいち枚数加算して払うのは面倒です。コンビニに買い物に行くのに思いつきで立ち寄ったりしても袋を常に持っていないといけないのは荷物が増えて邪魔です。名古屋市ではスーパーやコンビニの袋に市の指定ごみ袋として使用できるよう明記してあります。各自治体別にそういう導入をしてごみ袋として使えるようにしたらいいと思います。うちではレジ袋に猫のトイレ砂を入れて捨てるし、ごみをそういう袋にいったん貯めてから捨てるので無駄がありません。ようは放置しないでちゃんとリユースすることではないでしょうか?
全体的な生産量・消費量には変化がないのでは(奥沢すずめ・東京)
ゴミ袋の件、すごくおかしいと思います。まず、炭酸カルシウム入りにこだわるのをやめれば、何もしなくても、ゴミ袋の生産量は容積的に半分にはなるでしょう。昔の普通のゴミ袋は粘りがあって強かったので、薄いものが使われていましたが、炭カル袋にするには厚さを3倍にしなければならなかったのです。何か、本当の論理的な思考より別の事情が働いている気がしてなりません。今回の有料化でもたしかに一部の人はマイバッグを持って来るでしょう。しかし私たちはそれをゴミ袋にしているわけで、スーパーでもらえなくなったら、買うだけです。業者の生産量、消費量には変化がないのではないでしょうか。もちろんジュース1本買っても袋に入れてもらう過剰サービスは止めるべきですが、その過剰部分だけで、かなり減らせるのではないでしょうか。
最寄のコンビニに二度と行けない理由(GOMA・長野・パートナー無・33歳)
小売業界の価格戦争が激化する中での逆行した思索に待ったをかけたいと思います。もちろん、環境問題も待ったなしの課題であることは認識しています。コンビニで一品買って「テープ」を止めてもらい、見忘れた本を探していた時のこと。何気なく買った商品をバッグに入れたら店員さんに呼び止められました。この光景の顛末は予想してください。二度と一番近いコンビニに行けなくなりました。そして引っ越しました。逆にコンビニから考えるとただでさえ横行している万引き被害が拡大することも予見されます(上記私のケースは今後声をかけられなくなりますね)。レジ袋有料化の前に「賢い使用法」「回収箱設置」等の具体策を打つのが先決と思います。この具体策も、「こうしろ!!」でなく「貴方にも出来る環境に優しい第一歩」的な発想で与えられれば受け入れやすいと思われます。
レジ袋業者が窮地に立たされる(mcqueen・東京・パートナー有・32歳)
「クール・ビズ」の時のネクタイ業者と同じように、レジ袋の有料化によって、また袋業者が窮地に立たされるかと思うと、なんだか「エコ」という名の「弱いものいじめ」という気がしてなりません。そのへんの対策は、国として検討しているのでしょうか。数はそんなに多くないから「まぁいいか」ですまされちゃうのかな……。
自然に還る素材のレジ袋を(いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)
日常的にコンビニの便利さを享受している者としては断然「NO」ですねぇ〜! ゴミ袋として有効活用? もしてますし。環境への対応としては、自然に還る素材のレジ袋を安価に生産できる技術があれば良いわけですよね。科学者のはしくれとしては、レジ袋の有料化より、そちらを期待したいですね!