

人道的な見地から派遣することをアピール(奈津美・大阪・既婚・36歳)
条件付きでYesです。もちろん戦争には反対です。ただ、ニュースで流されるイラクの状況を見ていると、やはり誰かが支援をしなくてはいけないと感じます。現地ではきっと、日本の支援を待っている人たちがたくさんいると思うからです。アメリカから要請されたから行くのではなく、人道的な見地から派遣するのだということを、もっともっと世界にアピールするべきだと思います。
危険を本人や家族が同意した上の派遣なら(samisa0108・東京・既婚)
現在の日本の憲法では軍隊は持てないから、自衛隊は軍隊ではないかもしれませんが、彼らの持っている装備は軍隊そのものだと思います。今回の派遣について国際社会と協調していく上ではやむを得ないことなのかもしれません。しかし、今のように首相をはじめとした国会議員や役人のあいまいな態度のままで、なし崩しのような状態での派遣には断固反対します。
実際イラクに行く自衛隊が負うべきすべてのリスクと、万が一の事態が起きた場合の保障などについて本人や家族に話し、同意を得た上での派遣であれば仕方がないと思います。と同時に戦場に赴くであろう隊員のみなさんに最大限の敬意を表すること安全(?)な地に残るわたしたちのすべきことではないでしょうか。

「国際貢献」のひとことで片付けられている(totoronomama)
今の特措法の下での派遣には反対です。十分な武器の携行もさせず、使用基準もあいまいなまま、しかも、そのことに対して、配慮することもなく、死亡時の支給金額を上積みするだけで(いわば、命を金で買うかのごとく)、あのように簡単に、自衛隊という立場の自国民を危険地帯に送り込もうとする小泉さんは、大変にいい加減でずるい人間だと思います。もともとアメリカを無条件に支持したことも問題でしたが、いつも、自分の意見を明らかにせず、「……を見極めて」などと、ただ時間稼ぎをする首相を、国民として大変恥ずかしく思います。
そもそも、大量破壊兵器が未だに発見されず、開戦自体に大義がない以上、戦争をサポートするために派兵するのはおかしいのです。ただ、戦争が始まり、たくさんの人々が死傷し、国土が破壊された事実は厳に存在するのですから、復興は国際社会の一員として、協力すべきではないでしょうか。ちょうど、日本の戦後復興時助けられたように。しかし今は、「国際貢献」のひとことだけで片付けられていて、国民に対し派兵の詳しい内容は説明されないままです。これではとても派兵に賛成することはできません。
テロをこれ以上拡大しないために(MANAMI・東京・既婚・39歳)
日本が国際社会において誇れることは「第二次大戦後、直接、戦争に参加しなかった」ことだと思っています。今ここで、戦争状態のイラクに武力を送り出すことは、これまでの日本の基本姿勢を根底から覆すことであり、国際社会への一種の裏切りであるとも思います。今回の戦争で、アメリカに正義があるとは思えません。アメリカに加担することは、テロリストに活躍の理由を与える行為にもなりかねません。テロをこれ以上拡大しないためにも、自重すべきだと思います。
ここできちんとみなが反対を唱えなければ(hirororo)
誰のための何のための戦争なのか、目的がわからないまま、今も多くの人が血を流し死んでいっています。この戦争によって巨額の利益がある人たちがこの戦争を誘導しているようにも思え、また、今の日本の憲法改正論や何がなんでも自衛隊を派遣したがっているということが、なんだかかつての富国強兵を思い起こさせます。21世紀もまた愚かな戦争への道を日本が歩む気がしてとても不安です。一人息子が将来徴兵で戦争に駆り出される日も近いのでしょうか? そう思うと、今ここできちんとみなが反対を唱えなければ、とても危険が気がします。一度自衛隊を出してしまえば、徴兵制や言論統制も何でもありな気がして不安です。
派遣しないことは、テロに屈することになるのか?(YUKI69)
「自衛隊」という言葉を、かの戦地の人々が理解しているのかどうかを知りたいです。わが国の国際貢献は自衛隊でなければできないのでしょうか。東京がテロの標的と名指しされた今、自衛隊の派遣をやめることはテロに屈することになるのでしょうか。
世界での日本の位置を見据えた対応が必要(holmeswat・福岡・パートナー有・38歳)
今のまま、なし崩しに派遣ということに反対です。現在の米英路線に追従して派遣されるのと、自らの意志でイラク人の(ある程度の)合意を得て行くのとは、全然訳が違うからです。国内的には国際的役割のビジョンを示して、国民への説明を行い、国会で承認を得る。国外的にはそのビジョンを明確に示してほしい。今まではあえて説明しないことで、消極的に国益を獲得してきたと思うのですが、今はそれは難しいと思います。
説明することの厳しさを乗り越えてほしいという気持ちもあります(わたしたち国民も政治的に成熟する必要もありますが)、西欧の機軸とイスラムの機軸は違って当たり前。現在の状況に対応するだけではなく、世界の多様性を認め、先の外交・世界での日本の位置を見据えた対応が、まさに今必要と強く感じます。

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