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2003/3/17(月) - 2003/3/21(金)
4日め

テーマ米国のイラク攻撃、賛成ですか?

今日のポイント

12年前の湾岸戦争と戦後処理を考え直してみると

投票結果 現在の投票結果 y 9 n91 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
松本侑子
松本侑子 作家 翻訳家

テレビや新聞で評論家やコメンテーターの意見を聞くのではなく、わたしたちの一人ひとりの意見を、それも一方の意見に偏ることはなく、賛否両論のさまざまな考えを、この場で発表しあい、お互いに理解を深めていく………

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

湾岸戦争のとき同様惨めな結果に(A6M2・愛知・既婚・46歳)

市場経済の枠組みの中でどうすることがベターかという観点から、米国のイラク攻撃を容認します。中東の独裁国家が強力な武力を保持したまま、湾岸戦争終結時に国際公約した国連決議の遵守を明確に拒否している以上、少なくとも、市場経済の枠組みの中で生きている日本にとって脅威であることは明らかです。イラクも米国も、中東のパワーバランスや石油の問題で好き勝手なことを言っている部分はありますが、イラクの問題は、北朝鮮の問題とも関係します。イラクに対する武力攻撃に反対する人々は、北朝鮮の核保有も容認するということでしょうか。ただ、犠牲になるイラクの国民のことを考えると、戦闘は短期間に終結させることが大切ですし、戦後のイラク復興を日本がどういう形で支援するかは、もっと大切です。小泉首相は、その辺を明確にしないで、米国支持という結論だけをおっしゃっていますが、こういう国家の大事を十分説明できない首相をいただくわれわれ日本国民も、ある意味でイラクの国民以上に不幸かもしれません。なぜなら、米国からイラクの復興援助(カネ)は、日本に任せたと言われて、湾岸戦争のときと同様に、カネは出したが、尊敬されないという惨めな結果に再び陥るという懸念があるからです。

NO

罪なき人々に爆弾が降り注ぐと思うとたまらない(まめむぎ)

断固反対です。反戦の思い空しく、開戦まで秒読み段階に入ったようです。わたしには、ブッシュもフセインも、同じ独裁者に見えます。イラクの武装解除を求めるなら、まずアメリカが核や生物・化学兵器を捨てるべきだと思います。一人の独裁者のために、数え切れない人間の命が犠牲になっていいはずはありません。罪なきイラクの人々のみならず、アメリカ兵とて最前線で戦う人、ブッシュ大統領はこれらの人々の命をどう考えているのでしょうか。そして、国連を何だと思っているのでしょうか。イラクの人々の頭上に、再び爆弾が降り注ぐことを考えると、たまらない思いがします。どうか、どうか、平和的解決を……と祈らずにはいられません。

組織、国ではなく「個」で考えて(エコ・神奈川・既婚・33歳)

イラク攻撃はいよいよといった感じになってきました。子どもを持つようになって、世界観が変わりました。わたしには守るべきものがあり、生きていく価値があります。そして、これは家族を持つすべての人にとって同じ思いのはず。組織とか国とかではなく、「個」に戻れば答えはシンプルで簡単です。「個」が集まって生きていく社会ですから、それを軽視した考えには断固反対です。イラク攻撃をしようとしている人たちも自分の家族に危害が及ぶとは考えていないのでしょう。イラクに問題があると考えるなら、イラク国民自ら起こす変化やイラク国内での崩壊を望むべきで、外からの力で変化させるべきではありません。

いずれ武力攻撃の代償を払うことに(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)

アメリカは今も世界の“Watch Dog”の役割をしたがっているような気がします。東西の壁の崩壊以降、強い国同士が勢力をニ分するという構造から、世界中で地域の紛争などで複雑で混沌とした状況が続いてきました。そんな中で、アメリカが今やろうとしていることは、旧来の「理想のアメリカ像」を演じたがっているように見えてなりません。わたしはもはやアメリカに“Watch Dog”の役割は求めていないし、アメリカやほかの先進国にもそれほどの国力はもはやないと思います。それは国連の役割で、国連のような組織をきちんと機能させることが早急に対応すべき問題だと思います。たしかに、サダム・フセインは悪です。でも、ブッシュも悪になろうとしています。もしこの武力攻撃を実行したら、実行した人も、それを支援した人も、いずれその代償を払うことになるのではないでしょうか。胸が痛みます。

最悪の事態でも話し合いを(hellogoody・兵庫・31歳)

高校講師をしています。国家間に緊張が走ったとき、武力行使ほど、短絡的で、多くの人々を犠牲にする愚かな解決策はないのではないかと思います。最悪の事態になっても、話し合いのような武力行使以外の手段で、解決を試みるべきだと思います。そのために、国連の存在意義があるのでしょうし、NGOやさまざまな市民団体が、あちらこちらで反戦運動をし、このサイトでも、広く意見を募っているのではないでしょうか? もっとも、わが国としてこの問題にきちんとした明快な姿勢を世界へ向かって発信する点においては、少し不十分ではなかったかという気がしていますが。一人ひとりが安全保障の問題に目を向け、関心を持つことができれば、日本の今後の対応も少しずつ変わっていくのではないかと考えます。個人のもつ力は、やがて環境を変える原動力になると信じていますから。

日本には憲法があるはずなのに(Tomoruna)

絶対反対です。武力行使の前にやるべきことはまだまだあると思います。アメリカを筆頭にした大国の横暴としか思えないですね! 日本は戦争をしないという憲法を持っているはずなのに、どうして攻撃を支持するのかまったく理解できません。

アメリカが世界を統括しているという意識(ねこねこねこ)

絶対反対です。これだけ文明や文化が発達しても、結局闘争本能能力でしか解決できない人間を愚かに思います。アメリカ全体を批判したくは決してないのですが、ブッシュ大統領の主張は相いれない一方的なもので、戦争をまるで「ゲーム」としか思っていないような表情を見ていると、ぞっとします。17日の合同記者会見の態度を見ていても、深刻さは感じられませんでした。むしろ、独裁的なイメージを持ちました。一つだけ言いたいのは、アメリカが世界を統括しているという意識だけは、やめてほしいです。アメリカが世界を救うのは、映画の中だけで結構です。

戦争をする絶対的な理由はあるのか(ヒョン)

アメリカが何が何でもこの戦争をしなければならない理由がわからない。今アメリカは自国の利益のためになんの罪もないイラクの一般市民まで巻き込もうとしている。もしアメリカをほかの国が自国の利益のためにアメリカの一般市民までを巻き込む戦争を始めるとしたら? 今たしかにアメリカは強い国です。国際的にも、経済的にも。しかしこの戦争を始めるのであれば今までアメリカを支持してきた世界の国から批判されることになると思います。そしてちょっと大げさかもしれませんが、この戦争をすることによって、アメリカを敵に回せばいつでもアメリカは戦争を起こす、その国は攻撃されるという印象を与えます……。アメリカが今は味方だといっても、わたしの母国である韓国や、まだ力もなくアメリカに依存せざるを得ない国々は、これからアメリカを敵に回せないために、今までよりもっとアメリカの機嫌を探りながら生きていくしかなくなるだろう(悲しい現実だが)、と思ってしまいます。そんなことまで考えてしまうのが正直な気持ちです。

絶対に戦争をしなければならない本当の理由、そして戦争だけではなく、平和的に問題を解決しようとする気持ちが今アメリカには必要だと思う。アメリカはもう一回自国の利益のことだけではなく、この戦争で犠牲になる数多い人たちのことを考えるべきではないでしょうか。18日の午前中、小泉総理がアメリカの攻撃を支持すると話をしたが、その理由もわかりません。本当にアメリカの味方なら、もっと強くアメリカを説得して、戦争だけはやめさせるべきではないかと思いました。もっと慎重に考えて決断しても遅くはなかったと思っています。

小泉首相のリーダーの資質を問う(はるたいママ・東京・既婚・32歳)

いかなる正義がアメリカにあろうとも、戦争は反対です。もし、テロへの支援が将来の不安になるのだったら、全世界に納得のいくような形でアルカイダとイラクの関係を明示すべきだと思います。湾岸戦争停戦以降、武装解除してこなかった、だから今週戦争をはじめる、というのは論理の飛躍だと思います。イラクが、今週にもう一度テロ活動を支援し、世界を恐慌に陥れる、などと仮に宣言しているのだったら、それは、自衛権の行使として、許されるのかもしれませんが、100歩譲って今のアメリカの、国連を否定して、無理やりにでも戦争を開始する、という態度は、世界的に肯定されるものではないと思います。この期に及んで、そのアメリカ政府をあえて「支持する」と表明した小泉さんは、何を考えているのでしょうか。今さら不支持にしたところで支持率は上がらない、とそういう政治的な駆け引きをしている次元ではないと思います。官邸や首相の周辺がその程度の認識でいるとしたら、国際人として失格だと思います。過去3度の国連決議がある、ということを根拠にしているようですが、10年も前の証文を持ち出してこられても、それは違うのでは、と思います。むしろ、昔の国連決議があるから、戦争が許されるのだ、と発言することで、説明責任を果たしたつもりになっている小泉さんは、本当に日本のリーダーたる資質があるのでしょうか。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

身近なところから政治にコミットメントして

テレビや新聞で評論家やコメンテーターの意見を聞くのではなく、わたしたちの一人ひとりの意見を、それも一方の意見に偏ることはなく、賛否両論のさまざまな考えを、この場で発表しあい、お互いに理解を深めていく……。このインターネットのコミュニティサイトのすばらしさ、有意義さに、あらためて胸を打たれています。みなさんのご意見によって、わたしも多くを学びました。真剣なご意見をたくさんいただき、感謝の念に堪えません。

湾岸戦争のとき、日本は米国に賛同し、約1兆円の資金援助をしました。英・米・仏などの多国籍軍は、イラクに激しい爆撃をしました。しかし、今、またイラクに攻撃をするということは、12年前の湾岸戦争と戦後処理は、実は、効果がなかった、ということを証明しています。つまり、多くの国が参加した大々的な武力攻撃をもってしても、フセイン大統領の退陣も、民主主義国家の建設も、武装解除も、もたらさなかったのです。それは、歴史の事実です。今回アメリカは、世界各国の反対を無視して、攻撃します。果たして、ブッシュ大統領の言うように「イラクの武装解除、圧制からのイラク国民解放」をもたらすでしょうか? どうしても攻撃がなされるなら、この目標が達成され、イラク市民の犠牲が少ないことを、祈るばかりです。

日本に目を向けると、小泉総理大臣の国民への説明不足、国連無視の態度、世界情勢の認識の欠如、決断力のなさ、川口外務大臣の発言のあいまいさ、被爆した独立国としての意志決定を欠いた対米追従・言いなり路線への失望が、高まっているように思います。

さて、あなたの選挙区の国会議員が、または、あなたが投票用紙に名前を書いた議員と政党が、この攻撃について、何を語っているのか、あるいは何も言わずに様子見をしているのか、どんな行動をしているのかご存じですか。こうしたことも、それぞれの議員や政党のサイトでわかります。もしサイトがなければ、投票した有権者なのですから、議員の事務所に電話をかけて、秘書の方に聞かれてもいいと思います。アメリカとイラクの大統領に、わたしたちが直接、意見を伝えることは難しいことですが、国内の身近なところから、政治にコミットメントすることは可能です。

松本侑子

松本侑子

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