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2002/4/22(月) - 2002/4/26(金)
4日め

テーマ今の少年法には、問題があると思う。

今日のポイント

加害者少年の親の責任は、どうなの?

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凡例
キャスター
志賀こず江
志賀こず江 弁護士

少年犯罪にもう一つ特有なことは、損害賠償について親の責任の問題が出てくることです。

成人の刑事事件なら、被害者に対する損害賠償は本人のみが負えばいいことですが、加害者が少年であれば、少年自体にまず支……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

少年法は何のためにあるんですか?(pee-wee)

少年法はそもそも何のためにあるのか悩みます。少年、少女が犯罪を犯した時、彼らを守るために少年法はあるのではと思います。そう考えると、少年法の改正とは何でしょう? 近年、少年犯罪が急増してますが、少年法を改正したところで急減するのでしょうか? 暴走族は、18歳で卒業と言われています。その理由の一つが18歳まで少年法が適用されたからだというのです。しかし、わたしは、たとえ少年法が変わっても少年犯罪は減らないと思います。もっと違うところに目を向けるべきではないんでしょうか? わたしが思うに、子どもも一人の人ならそれなりの責任を知るべきだと思います。少年法自体あるべきじゃないんです。子どもであろうと、人なんですから。50年ぶりに少年法が改正されて、何が変わったんでしょうか?子どもを一人の人間として尊重し、そしてその上で少年法を廃止すべきではないんですか?

罰では更正しない(ころりーな・未婚・28歳)

少年を成人と分けている目的は、「更正」の余地を認め……と解釈してます。意図は充分理解できるのですが、「更正のためのプログラム」がないまま、野放しにしているというのが現状のように感じています。かといって、罰を与えて反省させれば再犯がないかというと、それも違います。今回の改正も運用を間違うと、被害者にとっては中途半端に納得のいかない罰を与えて終ってしまうケースが出てくるのではないでしょうか。成人犯罪も同様、罪を償うと同時に犯罪を犯す土壌になった精神的な部分をフォローしなければ、犯罪の増加・凶悪化は避けられないように感じます。

少年法なんて要らない(tarepanda・愛知・既婚・30代)

少年だから、犯行当時心身に正常な判断能力がなかったから……、そんな理由で、どれだけの犯罪被害者およびその家族は涙をのんできたことでしょうか。「悪いことをしたら罰せられる」このことに何故酌量の余地があるのか、それを知りたいです。「更正」とは何のためにあるのか、それは本当に必要な考え方なのか、もっと議論されるべきなのではないでしょうか? 性犯罪などでも、殺されなくても、同等の苦しみを背負って、被害者は生きていくのに、犯罪者は「子どもだったから」なんて理由で実名すら公表されず、守られる……そんなの絶対納得いきません。

18歳は子ども?(Happy)

少年法の区切りで「18歳」があります。18歳って「子ども」なのでしょうか? 自分自身を振り返ってみても、親からも周囲からも一人の人格として扱われたと思っています。だから凶悪犯罪を起こした本人が、法律に甘やかされてしまうのだと思います。

親にも処罰を(himetaro・既婚・41歳)

日本の再犯率は50%台と聞いたことがあります。海外の例は知らないのでなんとも言えないのですが、半数しか更正できないというのは、平和に暮らしたい一市民のわたしにはコワイ数字です。極刑の是非が問われることが多いのですが、たとえば、なんの罪もなく無残に命を奪い取られた被害者の無念さを考えたら、むやみに反対を唱えるのもいかがなものかなという気がします。未成年だからと情状酌量するような少年法は、もはや不要だと思います。未成年が起こした罪ならば親の監督不行き届きで親も同罪というくらいにしなければ、少年犯罪を未然に防ぐことも難しいと思います。少年犯罪の多くは親の過度の放任と親も手をこまねいているほどの「ワル」という場合が多いように思うからです。

少年法はたしかにオカシイと思うけど(そよっち)

以前、「死刑執行人の苦悩」という本を読んだことがあります。もう内容はうろ覚えですけど、それを執行した当日には「何とか手当て」なるものが出て、家で待っている子どもたちはお父さんの仕事の内容がよくわからずに、ただ単に「お給料が出たんだー、わーい! 」ってな感じで喜ぶらしいのですが、その子どもたちの姿を見る執行人の辛い気持ちについて淡々と書かれていた文章がとても印象的でした。かたや、何も考えずに簡単に人殺しをしてしまう子どもたち、かたや、仕事とはいえ人を殺さなければいけない人たち。厳しい刑を、というよりも「自分の思い通りにならないことが世の中には多いのだから、それをいちいち気に入らないからといって殺したりしていてはいけないのだ」と教えられるような、極限状態のような場所で生活させてみる、なんてちょっと突飛な形での軌道修正のような方が刑罰としてはいいのではないかと思います。個人的には「生きて地獄を体験させた方がいいんじゃないかな?」ってな感じなんですけど。

殺人に年齢は関係ない(きどえり)

年齢がいくつだろうが、罪を犯した人間はちゃんと裁いてほしい。とくに、殺人を犯してもわずかな年月で社会復帰するって、納得いかないです。防犯の意味もあるから、厳罰にしてください。神戸の少年A酒鬼薔薇も、間もなく出てくるらしいね。名前もわからないから、もしかしたら隣人になってる可能性もある。怖いです。

善悪のわかる年齢(Takkun)

子どもでも小学1年生くらいになれば、生き物を殺してはいけない、盗んではいけない、人を傷つけてはいけない、くらいはわかるはずである。それがわかるように親は育てているはずだ。我が家の3歳の息子も、ふざけて親を叩いたり蹴ったりすることがあるが、度が過ぎる場合には同じくらいの強さで叩き返してその痛さを教えている。いくら「少年」であっても、注意されてむかついたからとホームレスの男性を殺すことが許されるとは思っていないはずだし、性欲を満足させるために見ず知らずの女性といたいけな幼児まで殺していいとは考えていないはずである。人を殺せるくらいの年齢になっていて、そんな善悪の判断すらもできないような者には、やはり「同じ痛さ」で教えてやるべきである。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

加害者少年の親の責任、法的には問いにくいのが現状

少年犯罪にもう一つ特有なことは、損害賠償について親の責任の問題が出てくることです。
成人の刑事事件なら、被害者に対する損害賠償は本人のみが負えばいいことですが、加害者が少年であれば、少年自体にまず支払い能力はありませんから、必然的に親の責任が問題となってくるわけです。しかし、必ずしも親に責任が認められるとは限りません。親に責任が認められるには、加害少年に是非善悪を識別できる能力がなく、かつ、親が監督義務を怠らなかったという要件が必要です。この要件はそれぞれの場合で異なりますが、とにかく、一律に加害者が少年だったら親に責任がある、ということにはならないのです。

少年が残酷な事件を引き起こしたとき、つい、親の育て方に問題があったのではないか、親がきちんと育てていればこういう事件は起こらなかったはずだから、損害の発生について親に責任があるとの議論をしがちですが、道義的な責任は別として、法的な意味での被害者に対する賠償責任が生じるかどうかという点については、悲観的な場合の方が多いように思えます。

被害者、その遺族はもちろん、第三者にとっても理不尽なことですが、加害者が少年の場合には、実際の被害に加えて、金銭的な補償がほとんど期待できないという二重に不幸な結果を招くのです。さらに、加害少年の親から謝罪の言葉すらなかったとしたら、被害者や遺族たちはまったく救われません。
さて、少年の犯罪に対して親はどこまで責任を負うべきだと考えますか。

志賀こず江

志賀こず江

弁護士

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