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サーベイ

2005/1/10(月) - 2005/1/14(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ絶対音感はあったほうがいいと思う?

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キャスター
岡崎ゆみ
岡崎ゆみ ピアニスト

あっという間に1週間が過ぎました。サーベイへの投稿、本当にありがとうございました。2005年がみなさまにとってよい年になりますように……心から願っています。 「絶対音感」をテーマにしたサーベイも……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

あったら楽しいけどなくても音楽家にはなれる(sunchild220・北米・パートナー有・28歳)

Yesにしてみましたが、YesかNoか、そう白黒はっきりと決められるものでもない気がします。絶対音感がない人にはよく「いいなー」と言われますが、楽譜がなくてもピアノやフルートでいろいろな曲を再現できることくらいしか、あまり役立ったと思うことがありません。救急車の音もドップラー効果で近付いてくるときと遠のくときに音が変わりますが、そういうのを指摘したりフルートで再現してみたりすると、ない人にはまるで天才かのようにほめられますが、そんなことは宴会芸くらいにしか役立たず、毎日の生活では大して役立ちませんよね。かのモーツァルトでさえ絶対音感がなくても天才音楽家だったのですから、あったらまあ楽しいこともある、なくてもプロの音楽家になれるというところでしょうか。

右脳が鍛えられ音楽以外でも効果が出る(popo・東京・パートナー無・39歳)

私は以前、絶対音感がありました。いまは、音楽演奏の世界から離れてしまったので鈍くなってしまいましたが、その当時だれでももっているものと思っていて、窓をたたく音や車の音などにも音符をつけていた子ども時代でした。絶対音感という言葉も知らなかったので無理もないのですが……。みなさんのご意見のように、演奏を聞いたりしても不協和音などが気になることはありますが、純粋に音に敏感なことは、ほかのことにも応用ができているような気がしています。聞いたり話したり、コミュニケーョンをとるときに、声やトーンなどにも注意が向くので、感情や相手の考えていることなどうまく捕らえることができると感じています。右脳を鍛えることは、いろいろ効果が出ていると思っています。そして、その機会を与えてくれた親にいまは感謝しています。

大嫌いな女性をすごいと思った瞬間(しまみみ・パートナー有・34歳)

すごーく嫌いな女性がいたのですが、彼女は小さなころからピアノをやらされていたらしく、大学に入るまで続けていたそうで、ついさっき聞いた曲でも両手でバンバン「こんな曲だったかしら〜?」と素人耳にはパーフェクトな演奏をよくしていた。日ごろは嫌いな私も、そんな彼女をすごいと思った。

特技や才能は自信につながるものだから(shirosanz・大阪・パートナー有・37歳)

人間、だれしも、自慢できる特技や才能があると自信が付くものだと思います。子どもにそういう才能があれば、親はその力を伸ばすべく投資も努力もするでしょう。私にこの才能があったなら、途中で断念した音楽の道を歩んでいたかもしれません。

実生活にどう役立つのかいまひとつわからない(きの・千葉)

あるにこしたことはないけれど、絶対になくてはならないというものではないと思います。私自身は、学生のとき「絶対音感がある」と言われましたが、それが実生活にどう生かされているのか、よくわかりません。でも、それを生かすことができていた友人は、曲を聞いただけで譜面も見ずにピアノで弾くことができたりして、「芸達者だなあ」と思った記憶があるので、役に立つこともあるのかもしれません。

NO

音楽を楽しむ分には必要なし(にゃんたん・千葉・パートナー有・32歳)

ピアノをしばらくやっていたのでこどもの歌をすぐに弾くことができて喜ばれますが、相対音感が少し働くだけで本来は音痴だと思っています(ハモれないし)。音楽を専門にやる方はともかく、楽しむ分にはいらないでしょう。でもこのテーマで、みなさんがいろいろに感じていることがわかっておもしろいです。岡崎さんは○マップは不愉快なんですね!

絶対音感がある=音楽を左脳で認識している?(パレアナ・東京・パートナー有)

私には絶対音感がありませんが、音楽愛好家としてキーボードを演奏したり、鑑賞するのに特に支障はありません。先日のyukinaさんのご意見の中に、「音楽が構造化されて、まるで言葉に近いものとして聞こえている」とありました。これは素人の考えですが、「音楽を左脳で認識している」ということでしょうか? そうだとしたら、私の持つ感覚は「右脳の音楽」だと思いました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

お子さんにはぜひ質の高い音楽を!

あっという間に1週間が過ぎました。サーベイへの投稿、本当にありがとうございました。2005年がみなさまにとってよい年になりますように……心から願っています。

「絶対音感」をテーマにしたサーベイもあっという間に最終日! みなさんの貴重なご意見、本当にありがとうございました。

私はなんでも簡素に(誰にでもわかるように)考えてしまうので、毎回かなり強引に言い切ってしまったことがあるかもしれません。『絶対音感』の本はややこしくこねた感じがしたのですが、「ではいったい絶対音感とは何か」ということをはっきりと言ってませんでしたから、今日はざっくり結論を出しましょう。

「絶対音感」とは442Hzで12音の音階を7〜8オクターブわかる感覚のことです。ここで犯しやすい間違いは、広く「音感」と「絶対音感」とを混同してしまうことです。ピアノのように始めからピッチが調整されている楽器が、絶対音感が一番身に付きやすいです。反対に弦楽器のように、半音階の間の微妙なピッチが出せる楽器は、ピアノよりゆっくりと「絶対音感」が育まれます。

しかし、絶対音感は、1度育まれても「昔はあったけどなくなった」という投稿にみる通り、絶対的、永久的に継続するものでもありません。私はハンガリー国立リスト音楽院で勉強しているとき、市内にたった1人しかいない調律師が旅行に出てしまい、ピッチが下がりまくったピアノで1カ月近く練習したことがありました。おりしも、休み中でレッスンもなく、演奏会にも出かけずひたすら練習していたのです。始めは気持ち悪くて仕方がなかったのに、毎日何時間もそのピアノで練習したため、3週間くらいたったら絶対音感が狂ってしまったのです。切符を買っていた有名ピアニストのピアノリサイタルを聞きに行ってそのことがわかり、愕然としました。すごくショックを受けて、その日から調律が終わる日まで、学校のピアノで練習しました。私にとっては、絶対音感はなくてはならないものです。

それぞれの調による微妙な味わいは「移動度」でしか聴こえない人には楽しめないでしょう。私が大好きな調は変ニ長調です。あるときの私のリサイタルは半分以上のレパートリーが変ニ長調でした。主音であるレのフラット、その上に重なる和音のかもしだすしっとりと深みのある音は、ノクターンなど、うっとりするような曲想に驚くほど合うのです。自分で演奏するとき、変ニ長調の曲というだけで、どんな演奏が最高に響くか、イメージがわきます。これは絶対音がなければわからないことです。また、同じ曲をハ長調で弾くと、もうなんともちょろい? 感じに響いてしまい、がくっときます。しかし、私は演奏家だからそこまで掘り下げますが、一般のリスナーはそこまでする必要はないように思います。万人に必要なものではありません。ただ、大変深く音楽を理解し楽しみたい方には、絶対音感があった方がずっとよいと思います。

右脳との関係は非常に興味のあるところで、これからの研究テーマにしたいと思っています。

どちらにしても、音楽は人間になくてはならないもの。戦争で音楽を禁止された民が、終戦して始めにしたことは音楽を奏で、聞くことだったそうです。また、広い世界のあらゆる民族、部族で音楽が存在しないところはないそうです。

私のまとめは、1.「絶対音感」はとくにクラシックのアーティストにはあった方がよい、2.アーティストでもすごく努力すれば絶対音感のなさはカバーできる、3.あってなんら邪魔になるものではない(心を広く持って、批判的にならないように)、4.絶対音感はなくとも音感はよい方が音楽を楽しめる。

そして私のお願いは、質の悪い音楽を子どものうちにたくさん聞かせない、ということです。

以上、いかがでしたでしょうか? おかげさまで、2004年にやらせていただいたサーベイにより、私が「サーベイキャスター・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。また、ぜひ面白いサーベイをさせていただきたいです。みなさんのご多幸をお祈りします。

岡崎ゆみ

岡崎ゆみ

ピアニスト

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