
安全すぎたいままでが特殊だった?!(mikaka・東京・パートナー有・39歳)
PTA活動や地域防犯などで地域への参加、娘自身にCAPに参加させ防犯ベルを持たせることなど、できる範囲でいろいろやってはいますが、それでどうなるというものでもない時代だと思います。でも、祖母やそれより上の世代の話を聞いていると、ここまで安全だったここ30年がかなり特殊で、昭和30年代まではいまより物騒だったとのこと。大正時代の人さらいで行方不明になったままの大叔母のいとこの話とか聞いても何か不思議としか思っていませんでしたが、このごろ変に説得力があると感じるようになりました。
親子の真剣なコミュニケーションも防犯対策のうち(polestar・神奈川・パートナー無・41歳)
わが家には、中学生と小学生の子どもがいます。家族の約束事として、友だちと休日出かけるときは、事前に必ず行き先と目的を伝えること。そして親の承諾がなければ出かけられないことを友だちに話し、断る勇気も必要だよと話しています。親が真正面から子どもと向き合うことで、子どもたちの方も真摯に受け止めてくれます。こういう小さな家族のコミュニケーションも犯罪から守る手立てではないでしょうか?
子どもを精神面で強くすること(Border Collie・ドイツ・パートナー有・45歳)
私の住むドイツでは数年前に学校のトイレで7歳の女の子が強姦され殺されかけるという恐ろしい事件があり、以来子どもたちは2人1組でしか校内を歩いてはいけないようになっています。まさかというような場所でも起こる犯罪を目にして、親たちは憤り、神経を尖らせています。しかし、子どもを24時間親の監視下に置くことはできません。
そんな中で私たちにできることのひとつとして「子どもを精神面で強くする」ことがあると思います。もちろん、大人につかまれたりしたら子どもの力では到底抵抗はできないでしょう。でも、そういう状況になる前の段階で、はっきりと「NO!」と言える子に育てることはプラスになるはず。子どものための護身術コースも幼稚園や学校で開かれています。私も8歳の娘と一緒に考えるようにしています。

予防策を講じてくれない警察に不信感(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
地域担当の警察官に「子どもたちのために、警察はどのような対策を?」と尋ねたら、「通学路の時間帯による一方通行や……」で終わってしまいました。一方通行で何が防げるのでしょうか。なんだか警察でさえ頼れない現状を知ってしまったようで、がっかりしました。自分の子どもを守るのは自分だけなのだろうか……。事件が起きないと対応してくれないような警察に、少し不信感を覚えています。
いろいろな安心感に甘えている(megar・大阪・パートナー有・35歳)
男の子だからという安易な安心感ゆえ、そのあたりの意識は希薄だと常々感じています。私自身「働くオカン」なのですが、近所の大家さんをはじめ、同じ町内に主人の実家があるということに甘えている部分も多々あります。
ほかの人やお金の力も借りて親の負担は減らす(TAMAKI・岡山・パートナー無・27歳)
「自分の時間を割かずに子どもを守ることはできない」、確かにそうです。でもそこにほかの人の力やお金の力を借りれば、自分が割く時間を軽減できないでしょうか。私は、ワーキングマザーの姉が、いつか姪をどう守ろうか困ることがあるならば、どうにかして手を差し伸べることができないか? といつも考えているのですが(パラサイトで結婚の予定もないという強み? がありますので……)。
ところでスクールバスって、手配したら一人当たりお値段はいくらなんでしょう?
メーガン法に思うこと(四葉のクローバー)
自分にも周りにも子どもがいないのでNOにしてしまいました。
話題になっているメーガン法ですが、実際にどのような効果があるのか、もっと事例を知りたいと思います。幼児嗜好の犯罪者は、服役中は対象となる児童が近くにいないことから模範囚になりがちだが、出所後の再犯率が非常に高いと聞きました。また、犯罪者の人権に甘く被害者の人権に厳しい日本の現状には強く違和感を感じています。しかし、隣人がそうだとわかり、気をつけていることはできても、人間関係がギクシャクしてしまい、却って前歴者の社会復帰の道を閉ざし、再び犯罪に走ることにつながりはしないのかと思うと、個人レベルでは情報検索の必要はないのでは? と思います。もちろん地方警察レベルでは把握して、初動捜査に役立ててほしいですが。しかし、犯罪者は常に再犯とは限りませんから、結局は個人レベルで疑わしきから身を守ること、地域社会で犯罪を防げるよう連携していくこと以外に解決の近道はなさそうですね。
3日目に掲載された「べんじゃみん」さんの、「他人とコミュニケーションをとる教育をしていかなくては事件はなくならない」というのはとても興味深かったです。