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ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2004/11/22(月) - 2004/11/26(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ子どもの誘拐、殺人事件、わが子に伝えますか?

投票結果 現在の投票結果 y87 n13 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
古荘純一
古荘純一 小児精神科医・青山学院大学助教授

メディアによる情報が必ずしも正しいものとは限らない、という意見がありました。至極当然です。今年6月に行った「子どもに入る情報の制限は必要か」というサーベイでも同様のコメントをいただきましたが、できれば……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

メディアによる情報の誤り、偏りを補うように(慈雨・愛知・38歳)

メディアによる情報はときに誤ったものであったり、偏ったものであったりするので、ニュースを見ていて事件が子どもの目にも触れたなら、自分が子どものころにあった経験などを踏まえて伝えます。気を付けているのは、「知らない人=危険な人」という偏見を、子どもに植え付けないようにするということです。

地域社会で育てるという意識が必要(ティファニーランチ・山形・パートナー有・43歳)

子どもにも自己防衛の方法を教えておく必要性が出てきましたね。自分を守る、家族を守る、これは当たり前ですが、大人として、他人を守ることも重要なことと思います。

昔は、「遠い親戚よりも近くの他人」などといってご近所付き合いを大事にしてましたが、いまの世の中「お隣は知らない人」が多いのでは? やはりご近所付き合いはした方がいいです。地域社会で子どもを育てていく、という意識を持った方が、子どももより多くの見解を持てると思います。大きくなって犯罪者にならないように、地域で健やかな子どもを育てたいものですね。

身を守るための具体的な話をしたい(yura・愛知・パートナー無・40歳)

小学4年の女の子の母です。事件の偏執的な部分は、私の口からは伝えられませんが、メディアや身の回りからある程度の情報を得ているだろうと思います。

具体的に生々しい話はできないものの、世の中には私や娘には理解できない行動を取る人や、理解できないし好を持っている人がいるから注意するように、と言ってきました。とはいえ、現実的にその話で身が守れるかというと、いまで話してきたことは、身を守るという点で具体的ではなかったと思います。反省点です。

子供は、意外と楽天的に、相手に立ち向かっていけると思ってしまうようです。まずは、圧倒的にあなたは弱いのだという事実、とにかく逃げる術。まずは、そんなことを伝えていきたいと思っていたところです。

幼稚園の娘も現実を知るべきだと考えます(EVITA・大阪・パートナー有・40歳)

現在、娘は幼稚園児ですが、世の中には悪い人間がいて、誘拐や殺人を行う場合もある、と日ごろから話しています。現実を知ることは、幼い娘にも必要なことだと考えています。

子どもたちが興味本位に走らないように(moomingmama・神奈川・パートナー有・37歳)

教訓にすべく、子どもの分かる範囲で伝えています。学校でも友人たちとの会話の中で話が出るようなので、各家庭での話し合いが大切だと思います。子どもたちだけで間違った方向に、特に興味本位に走らないよう注意しています。

今回の奈良の事件の被害者は、わが子と同い年。なので、わが子には、保護者が送り迎えをすることの必要性を伝えています。「もう大丈夫だから、1人で帰る」と言っても、どこに落とし穴があるのかわからないのでお迎えまで帰らないように、と注意しました。

NO

親が情報を取捨選択するべき(spike・徳島・パートナー無・32歳)

親が情報をフィルターにかけるべき。いまの報道は、なんでもかんでも流し過ぎる。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

一定の年齢以上になれば、意外と敏感で、洞察力もある

メディアによる情報が必ずしも正しいものとは限らない、という意見がありました。至極当然です。今年6月に行った「子どもに入る情報の制限は必要か」というサーベイでも同様のコメントをいただきましたが、できれば親子で、情報を吟味する必要があるでしょう。

一方で、その伝え方も、いただいたご意見にありますように、不十分ではいけないから「圧倒的にあなたは弱い、とにかく逃げる術」を伝えるという意見がある一方で「知らない人=危険な人」という偏見を子どもに植えつけたくないという意見があるといった具合に、両方の問題があります。

伝えたいと思った情報が、子どもにとって難解すぎると伝わりませんし、逆に子どもが周知しているとよけいなお節介になりかねません。子どもの話や考えを十分に確かめることが必要です。ここで注意しなければいけないのは、子どもは一般に、自分の思ったことを言葉や文章で表現するのが得意ではないということ。一方で、直感的な感性や、感情を端的に表現する方法、興味をもった情報をさらに収集する力は優れています。意外と敏感、ということでしょうか。

個人的な経験ですが、研修医としてある白血病の小学生の治療を担当していたときのことです。その子は親や医師に気を使い、「自分がその病気だとは知らない」ように振る舞っていました。誰が教えたわけでもなく、彼が自分自身で考えた行動でした。特殊な例であり、個人差もありますが、このように、子どもたちも7歳くらいになると、過去の出来事や現在の情報を分析して、今後とるべき自分の行動について洞察する力ができてきます。

今回の事件は極めて異例な出来事ですが、実際に起きたことです。子どもの発育の度合いや個性により「分からなければとにかく逃げなさい」、「人を見て見て判断しなさい」、「例外的だがこのような事件は今後も起こり得る」などと伝えるべきでしょう。

それでは、一つ質問させてください。子どもが巻き込まれた重大事件(地震、戦争、加害者などを広く含めて)についてどう思っているのか、子どもたちの意見を聞いていますか? いろいろなご意見をお待ちしています。

古荘純一

古荘純一

小児精神科医・青山学院大学助教授

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