
すべて伝えて注意喚起のきっかけに(あきんぼ・東京・37歳)
東京の都心に住んでいます。自分の育った地域ですが、時代が変わり、不審者情報も増えているように感じます(当時は、大人が隠していたのかもしれませんが)。学校でも、不審者情報を子どもと父兄の両方に流して、注意を喚起しています。普段から、連れ去られそうになったときの対策は、学校でも家でも教えています。不審者情報が殺人事件につながり得ることも、当然、子どもに伝えています。逆に、このような事件は、子どもが注意するきっかけに利用させていただいています。
映像ではなく、言葉で(DEYOKO・海外・パートナー無・28歳)
映像を見せるのではなく、言葉で、警戒するように伝えると思います。出かける際にも、行き先や帰宅予定時間などを家族に伝言するよう、習慣付けるようにしたいです。
人を見る目を育てたい(binko・大阪・パートナー有・42歳)
いつもラジオ生活ですので、世の中で起こったことが耳から聞こえてきて、子どもも同じように聞いてますので、伝えるも何も、そのニュースについて聞いてきます。その都度、どういった事件なのか教えて、その対策を一緒に考えていくようにしてます。子どもは、大人が考えている以上に鋭いので、ちゃんと話します。人を信じられなくなるようになる前に、そういった人もいるので気を付けるように、人を見る目を育てるようにしてます。その方が、子どもが危険を避けられるからです。よいことだけを教えても、意味がないから。
自衛のためにたくさんの顔見知りを(maggiemaggie・藤沢市・パートナー有・35歳)
学校でも先生から聞いて帰ってきますし、家庭でも子どもには話します。まだ低学年なので、出かけるときには必ず一緒に出かけ、1人で買い物もさせません。残念なことですが。事件については、「必ずしも悪い大人ばかりでない、しかしながら弱いこどもを連れて行ってしまうような怖い人が外にはいるから、知らない人には絶対に付いていかない」と約束をしています。「あなた(子ども)が知らない人に、お迎えを頼んだりしないからね」、と。
殺人まで話すのにはちゅうちょしますが、佐世保の事件のことは話しました。私はあまり社交的な方ではありませんが、わが子に関しては、大人、こども関係なく、顔見知りをたくさん作ってあげたいと思っています。
テレビを見ながら話し合う(みきじろう・神奈川・パートナー有・37歳)
親が黙っていても、メディアを通して犯罪の内容が伝わってしまう今日。中学生の娘とは、犯罪事件についてテレビを見ながら話すことがあります。「被害者にも非があったのではないか」ということをメディアの影響で娘が口にすることがありますが、「どんな理由があったにせよ、命を奪ってしまうということは絶対にしてはいけないこと」という内容の話をよくします。