
不信感が積もり積もって転園の予定
(principessa)
息子を私立の小さな保育園に通わせています。保育士の先生とノートで連絡を取り合っていますが、そのコメントを読んでいると心配になることばかり。友だちのおもちゃを奪っても平気でいます、靴がはけないのは一人だけです、いくら呼んでも教室に入ろうとしません、など。
心配になって先生と話すと、結局は「最近のお母さんは子どもを叱れない」とか「苦労するのはお子さんなんです」とか……。こちらは、息子が園に迷惑をかけているのでは?と必死に息子を叱ったり、教えたりしますが、ふと、まだ2歳にもならない子にどうやって人と物を分けあうことを教えたり、先生の言うことをきちんと聞きなさいと怒ったりできるのかな?と思います。
保育士の先生は、きちんということを聞いてくれる、大人から見た「いい子」でいてほしいだけなのでは?と思ってしまいます。そんな不信感が積もり積もってしまい、もうすぐ転園の予定です。
園での子どもの様子がわかりづらい
(mashi・東京)
コミュニケーションに不満があるかと聞かれればYesです。子どもは保育園に通っていますが、朝8時ごろに送り、夕方6時過ぎに迎えに行ってるので、担任の先生に会えないことがあり、連絡帳もなく、普段の様子がわかりづらいです。
でも、子どもの通っている園は、先生たちがみんな明るくて優しく、その点では不満はありません。担任の先生を見つけたら、必ず「うちの子最近どうですか?」と聞くように心掛けてます。
人数が多いと先生もなかなかみてくれないのが残念ですね。今度区立の保育園から民営化になる計画がでています。先生が一気に変わってしまうということもあり、保育士とのコミュニケーションの難しさと、今後どうなっていくのかということに不安を感じています。
好かれる保育士は、親の不安を取り除いてあげられる人
(misamin・31歳)
以前保育園で働いていました。その時に感じたのは、自分の気分で怒る保育士は、子どもにとっていい迷惑だなということでした。
保育士という立場を忘れてか、すぐ感情的に怒ったり、そうかと思えば媚びてみたり。そういう保育士は親にも見破られています。親に好かれようと頑張ってみても、です。好かれる保育士はまめに日誌を書き、ちゃんと一日の様子を伝え、親の不安を取り除いてあげている人でした。大切な時期にかかわる保育士。自覚を持ってほしいと感じたものでした。
親と一緒に子どもを育てているという意識が足りない(かっちゃん)
うちの子が通っていた保育園は、とにかく子どもを静かにさせるのにビデオを使います。お誕生会に親が招待されたときも、大きなスクリーンでビデオを見せます。今の子は、家でもたくさんビデオを見ているのに……保育のプロのはずではないのでしょうか?
結局、共働きの親と一緒に子どもたちを育てているという意識が足りないのではないかと思います。ちょっと何か言うと、「人が足りない」などと言い訳をします。
「保育園の先生には会いたくない」(紫苑)
今はもう大学生になった子どもが言うには、自分が通った保育園のある先生には、今でも会いたくないそうです。会っても挨拶もしたくないと……。いい子にさせるために注意を払い、大人に対しての対面ばかりを気にして子どもたちを抑えつけていたようです。また、子どもの意見を聞くどころか、フリルのついた服だとぶりっ子だといい、今でも子どもはスカートをはきません。
独身だから子どもの気持ちも親の気持ちもわからない、と言いたくはないのですが、そんな先生に当たったことを不運だと言えばいいのか。今は、園長先生です。
息子のお尻の引っかき傷に悲しみと怒りと不信感(dokodemodoor・長野・26歳)
息子は2歳でまだ保育園には通っていないのですが、月に1、2度一時保育を利用しています。先日3時間ほど預けたところ、お尻に爪の引っかき傷を5、6本付けられて帰ってきました。
その日うんちをしたとの報告があり、オムツ交換をしてくれた先生がどの先生なのかもわかっています。子どもに聞いたところ「先生が痛い痛いした」と言うし、明らかに爪で引っかいた傷を見るたびに、悲しみと怒りと不信感でいっぱいになりました。
「もう保育園には行きたくない」と言う息子を無理やり行かせるわけにもいかず、来年保育園に入園させるにあたり不安がいっぱいです。日常的にこのようなことが行われているとしたら……と思うと怖くてたまりません。
お母さんの希望との溝を埋めようと努力しているが……(ひまわりNS・東京)
保育所で働いています。が、お母さんの立場と子どもの立場では、大切なことがやはりずれてきているような気がします。子どもの発達や成長の過程に必要なことを重視すると、こうやってほしいのにしてくれない、年下の子どもも生んだことのない保育士からえらそうに言われたとか、なかなかかゆいところに手が届かなくて、きっとお母さんにとっては不満も多いはずだと思います……。
子育ての方針やお子さんの様子を理解しながらも、なるべくその溝を埋めようと努力をしているのですが……難しいですね。なので、自らYesにしてみました。どんな不満があるか、今後の参考にさせてください!
お母さんと保育士、互いに協力してやっていきたい(みっちぃちゃん・大阪・パートナー有り・51歳)
保育士です、パートだけど……。本当にズバリのテーマで、参考にしたいです。どの世界でもかと思いますが、ほとんどはまじめに子どもが好きで、日々頑張っている保育士ばかりだと思います。ただ、1割ぐらいでしょうか、あかんで、という方もいて……。
全員に完全を求められると、無理です。そして、われわれをよくしていくのは、お母さんの意見です。それを全部受け入れられるかというと、そこはお互い話し合っていきたいのですが、協力して子どもたちのためにやっていきましょう。

カウンセリングやジェンダーの視点を勉強して
(まりい)
わたしがかつて子どもを預けていた保育園では、特に問題もなく、4年間子どもたちは楽しく過ごしていました。とても感謝しています。こちらの事情もよくわかっていただけましたし、不愉快な思いをすることはありませんでした。
現在、行政で子育て支援の仕事をしています。保育士とも一緒に動くことが多く、プロフェッショナルとして尊敬しています。反面、子ども中心に考えすぎるあまり、働く女性の状況に理解を示さない保育士がまだまだいるのも事実。
また「子育てを楽しんでください」という言葉も、育児不安を持つ母親やしんどい状況の母親には重圧に感じられることもあるのですが、それをまったく理解しない人もいます。もう少しカウンセリングやジェンダーの視点を勉強してもらいたいな、と思うこともしばしば。保育士はプロとしての期待が大きいです。最新の理論を学び、それを土台にした実践をお願いしたいものです。
不満だけでなく感謝の気持ちも伝える
(あは)
不満があれば、その場で伝えるまたは家に帰ってから手紙を書くなどして伝えています。逆にうれしかったことも伝えています。子どもを預ける以上、不満を持ちながらダラダラ預けるのは子どもにとってもよくないこと。
しかし、こういう人と人の仕事をしている立場にたってみれば、「批判ばっかり」というのもうれしくないこと。なので、批判だけにならないよう注意し、お願いや相談という形で不満を伝え、うれしかったことは感謝の言葉でしっかり伝えるべきだと考えています。
熱意のある保育士さんが増えるといい
(さやたん)
わたしの友だちは、自分の子どもを預けている保育士さんに意見があって、自分で保育士を目指すことになりました。今勉強中です。
わたし自身は子どもがいないので、直接保育士さんとかかわることがありませんが、これからも仕事を続けていきたいと思っているし、いつか子どもが欲しいと思っているので、友だちのような熱意のある保育士さんがたくさん増えてくれたらいいな、と思います。
働く女性が活躍できるように、と頑張る保育士の友人(Kinaka22・23歳)
わたしの親友は保育士です。働く女性がどんどん増えて活躍できるように、と頑張って働いています。まだわたしは結婚していないので、子どももいないし保育園とのつきあいもありません。保育士に不満はないけれど、行政の保育所のあり方には不満を感じます。
こちら側の要望を保護者会で取り上げてくれる(riri08・群馬・既婚・28歳)
わたしは不満はありません。保母さんもさまざまな年齢層の方がいらっしゃって、うまく調和がとれているようです。こちら側の要望も保護者会で取り上げて、実施してくれますので。お迎え時の会話でも、わたしたちに差し障りのないような言葉使いで話してくれますし、お友だちのことも悪く思われないように話してくれます。「●●ちゃんが叩いた」など、実名では言いません。
ただ、ほかの保育園の方が言うには、歯磨きの仕上げをしてくれないとか、おなかの調子が悪いので、お粥にしてほしいと頼んでも、「神経質ですね」と言われたとか、いろいろ聞きます。わたしはラッキーだったと思います。
母親への心配りも忘れない保育士さん(ひろり・兵庫・既婚・34歳)
実際に子どもを保育所に預けるまでは、「保育所に預けること=かわいそうなこと」と思っていました。仕事上、仕方がないから預けるのだと。でも、預けて半年がたちますが、これは間違っていたと思っています。
今、息子が通っている保育園は本当によくしてくださいます。子どもの様子を一人ひとりしっかりと観察してくださってますし、毎日の様子も細かく話してくださいます。子どもが熱を出して休んだ時には、長引くと電話をかけてきてくださったり。そんな時、子どもの心配だけでなく、母親への心配りもしてくださいます。
保育園の中には、子ども優先で母親の仕事にはあまり協力的でないところもあると聞きましたが、うちの保育園は母親の仕事にも理解を示してくださり、協力してくださいます。担任の保育士の先生ともこまめに連絡を取り合って、子どもの様子を話し合ったり、ちょっとおかしな時があったら相談に乗ってもらったりしています。
今では、保育士の方を全面的に信頼して子どもを預けています。わたしの代わりに、子どもにいろんな体験をさせてくださって、本当に感謝しています。