

最期のHRで (巽)
最後の授業が終わってHRの直前に、なにかこっそりやってたらしい数人のクラスメートから、クラス全員にバケツいっぱいの紙ふぶきが「一掴みずつ取れ」と回された。HRになって担任の先生が入ってきた瞬間、全員が「ワーッ」という歓声とともに紙ふぶきを撒いて最後を締めくくった。三年ほど前、同窓会が行われた時、すっかり頭髪のなくなった先生が、その時の話をして、「長いこと教師生活をし、学校もいくつも変わったが、あの時が一番印象深い」と言ってくださった。卒業式当日は、物足りないくらいあっけらかんとしたものではあったが。
卒業式にイマジン(crazydog・北海道・既婚・45歳)
一年前の息子の中学の卒業式は本当にすばらしかった。全校生徒が一斉に入り、約千人。彼らの歌声がまたすばらしく、地響きがするような歌声が炸裂していた。ハレルヤを卒業生が歌い納め、イマジンをかけて退場。生徒が主体の卒業式だったが、本当になかなかやるねと感心した。
卒業生代表として(reikot・大阪・既婚・31歳)
クラスごとで、1名の卒業証書授与でした。タッチの差で「卒業証書授与」をBFに取られたわたしは「答辞、書きます! 」と即、応募。当時としては「斬新」と言われ、卒業時の校内新聞に掲載されました。それは、「地球環境、自分たちの歩む道」を主体に書いたものでした。BFに「自筆原稿を欲しい」と言われ、渡しました。彼とは今でもメールでやりとりしていますが、「あれは、名文! 」と先生たちからも絶賛され、うれしく思いました。読み上げも、自分。卒業式で壇上にあがったのは、高校時代と短大時代の2回ですが、さすがに答辞を読み終えた時には、涙が出ました。
苦手な先生と離れられてうれしかった(ななこ)
小学校の卒業式。わたしは当時の担任と合わなくて、二年間ずっとガマンしてきたので、卒業できるのが(担任と顔を合わせなくてすむのが)とてもうれしかったのを覚えている。公立中への進学で、友だちとの別れもなかったから、楽しい卒業式だった。
歌をもらった卒業式(コルク・31歳)
あえて選ぶなら、中学校の卒業式でしょうか。わたしは高校という次のステップに進むことが楽しみで、感動したとかいうことはなかったのですが、卒業生が合唱する歌は覚えています。合唱に熱心な学校でしたので、何曲か歌うのですが、その中でも「大地讃唱」(あいまいですが)は今でも歌えます。「母なる大地の懐にわれら人の子の歓びはある」で始まるこの歌には、今でも教えられることがあります。歌という宝物をもらった卒業式です。
とにかく不安な卒業式(まるやままゆみ・神奈川・既婚・30歳)
離れがたい理由なんてなかったけれど、場の雰囲気で泣いちゃってましたね〜。思い出に残っているのは、高校の卒業式。進学先が決まっていなくて、宙ぶらりんだったので、「卒業しちゃっていいのかしら?」と、とにかく不安でした。

薄情なのかな……残っていません(セシル・愛知・未婚・25歳)
薄情なのかもしれませんが、今まで4回も卒業式をしているというのに、どれも印象に強く残るものはありません。入学式とか、「〜式」というものが苦手なのかもしれませんが。

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