

私立でよかったと思うこと(園長)
わたしも主人も公立だったので、初めて、娘を私立に入れてみて、良かったなと思うことがたくさんありました。クラスの人数が少ない。先生の指導が細かい。働く母のわたしにとっては、懇談会が土曜日にあったり、駐車場がきちんとあったり、PTAがなかったり、そういうこともありがたかったです。生徒指導も、きちんとしているし、クラブ活動に打ち込めるのも良いです。もし公立にいくと、塾にも行かなければならないのですが、中学生は塾に通うと、夜9時までです。大学までストレートですから塾に通わずにすむのは、時間がないわたしにとっては、本当に助かっています。公立派だった主人も、今は絶対私立で、下の子もそうするつもりです。本来、公立も、そういう配慮をしてくれるとよいのですが、今の公立中、高は、ちょっと、足りないものが多すぎるように思います。

勉強とは思考能力を身につけること(watken・横浜・46歳)
3児の父親です。僕の思う勉強とは、「考える能力を身に付けること」。公式をやみくもに暗記して、その計算能力を高めることでは決してありません。試しに、高学歴の人間にこんな質問をしてみてください。「小学生の分数のわり算で、分母と分子を入れ替えて掛け算するのはどうして?」。根本的に理解している人は、ほとんどいません。学校の先生に訊いてみてもいいです。その先生の姿勢がくっきりと現れます。小学生のわり算ですよ。義務教育です。「なぜそうするのか」というコトを考えず、「そうやればいいんだ」的な人間がどんどん増えているのです。むしろ、進学に重点をおいた塾や私立校のほうが、そうした計算テクニックをたくさん身に付けさせる元凶なのではないでしょうか?
子どものお手並み拝見!(うーこ)
わたしは公立派。社会に出る前に、勉強ができる子、できない子、親がいない子、裕福な子、経済的に恵まれない子……そういう現実を早くから知っていたほうがいい。その中で、自分がどう生きたいかを考えて実行できる子どもに育てたい。こんなご時世だからこそ、タフさを身につけさせたい。荒れてる学校、結構じゃあないですか! どう自分の子どもが立ち回るか、お手並み拝見てなものです。私立ですばらしいカリキュラムで勉強させても、しょせん画一的な受験勉強でおわり。どうやって勉強したら楽しいかなんて、自分で自分のやり方を探すもんですよ。
お受験に夢中な親を見て育つ子って……(silky・東京・既婚・38歳)
子どもは今小1なんですが、昨年お受験をしていた友人がけっこう周りにいて、大変だなぁと思って見てました。でもそういう人って、結局受験の話しかしなくってあまりおもしろくないんですよね。そんな親を見て育つ子どもはどうなっちゃうんだろうって思います。うちの子は近所のお友達もできて、毎日遊びまくっているので、小さい時は公立で十分じゃないかと思うんですが。
私立の純粋培養、公立のたくましき免疫力?(ルッコラ・埼玉・39歳)
わたし自身は、中学から私立でした。でも、子どもは公立でいいと思っていました。引っ越すまでは。前に住んでいたところは、公立でありながら評判もよく、進学率もよく、いうことなしでした。環境はどうあれ、本人しだいかもしれませんが、やっぱりベストのものを与えるのも、親の義務かなとも思います。私立の純粋培養の生活は、一見、すばらしいと思うのですが、世の中の縮図のような公立の方が免疫力がつき、世間に出た時に生活する力がつくのかも……とも思います。

公立、私立という基準だけではなく(yaoka・神奈川・40代)
中学、高校、大学生の子どもの母です。「子どもの資質と性格」「成長度合い」「地域の特性や生活環境」「親の体力」「家庭の教育方針」を再考しながら、一方で学校の「伝統」「精神」「環境」をリサーチします。そして、それらを照らし合わせた上で、学校を選択するように心がけています。もちろん親の一方的な押し付けはNG。「公立」「私立」という基準だけで学校を選択するのは難しいと思います。
どんな教育が受けられるかが大切なのでは(MAMECHA・横浜市・既婚・31歳)
私立だからいいとか、公立だからいいという点からの議論ではなく、どのような教育を受けることができるかということだと思います。必ずしも私立にいくことにより、これからの社会で生き抜いていくために必要な教育を受けることができるとは限らず、偏差値重視の教育によって、名門といわれる学校に高い教育費を払って通学させても、将来、子ども自身が幸せになるとは限らないからです。ただ、公立学校の教育が充実しているとも言えないでしょうから、希望の学校に入学させて教育を期待、学校任せの教育に安堵せず、家庭での教育、両親自身がどのように教育を考えて、自ら行動を起こすかということの方が、大事なような気がします。

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!