

「お姉ちゃん」も甘えたかった(おじょう)
わたしには、7歳離れた弟がいます。「弟は赤ちゃんだし、小さいから」と当時は思っていました。しかし、やっぱり続かないんですね。どこか無理してたみたいで、小学校低学年の時、父母弟の目の前で「お父さんもお母さんも、弟の方がかわいいんだ! 」と叫んで、祖母の膝の上で泣いたことがありました。わたしは両親が共働きだったこともあり、小さいながらも「姉としての責任」を自覚して、一生懸命「お姉ちゃん」してましたね。でも、甘えさせてくれる余裕が欲しいかな?
男らしさ女らしさを追求された結果(Jerry・東京・既婚・34歳)
長女のわたしには厳しく過干渉で、弟には甘くて放任でした。それは親が「女の子はお行儀よく、男の子はおおらかに、細かいことは気にしない」といった、彼らが思いこんでいる「女らしさ、男らしさ」を追求したからだと思います。結果として弟は「自立した男」じゃないし、わたしは「何で弟はいいのにわたしだけダメなの?」とずっと思い続けて育ちました。わたしなりに持っている性質を、しつけの名のもとに抑制するのではなく、受け入れて欲しかったです。自分の子どもには、絶対「男の子だから、女の子だから」とは言わないと、固く決意してます。
母と兄は永遠の恋人?(eponine・既婚・26歳)
わたしは母子家庭で育ちました。6歳年上の兄がいます。実は、5年ほど前に、わたしに対する暴力を理由に、兄とは絶縁しました。兄から殴る蹴るの暴力を受けた、と母に報告の電話をしたとき、母は開口一番、「でも、あなたもお兄ちゃんにひどいこと言ったんじゃないの?」と。その瞬間、「ああ、この人とは言葉が通じていない」と感じました。いまだに絶縁状態でいることについて、母は「あんたは執念深くて、思いやりがない」とわたしをなじります。「たとえ世界中が息子の敵になってもわたしは」的な、ある種バカバカしいほどの、母の愛がそこにあります。わたしは、これから子どもを持つかもしれない身ですが、どうも男の子は欲しくありません。余計な心配かもしれませんが、今度は自分が、生理的にやってしまうかもしれない、という恐れがあるからです。
「しっかりしてるから」は辛いセリフ(まりぴょん)
「あなたは1人でも自分のことが決められるから」と母親に言われたときは、ショックでした。妹や弟と何かが違うと感じつつも、「しっかりしなくてはいけないんだ」という環境にいた自分。今となっては、もっと親に甘えられる自分を出すべきだったんだと思います。
病弱なわたしと元気な妹(ゆぅ)
わたしは2人姉妹の姉です。小さい頃、わたしは病弱で、妹は風邪知らずの元気な子でした。それで、ひいきされた側で、今でも接し方が違います。ただ妹は、それでかどうかはわかりませんが、強い子に育ち、姉妹の立場が逆転しています。頼れる妹です(笑)。でも確かに相性もあると思います。
神様にだって好き嫌いはある(ナンシー・三重・既婚・38歳)
3人兄弟の一番上でしたので、妹や弟がひいきされているように感じていました。けれど、自分に2人子どもができると、上の子の苦労も、下の子の苦労も見えるようになりました。わたし自身は、ついつい上の子をかばいたくなりますが、主人は姉がいる2番目なので、下の気持ちがよくわかるようです。兄弟について考えるとき、学生時代に先生が『エデンの東』を見ておっしゃった、「神様にだって好き嫌いはある」という言葉を思い出します。自分とは相性が悪くても、ほかに相性のよい人がいれば(父や祖父、祖母など)救われます。それに対して嫉妬はしたくないと思います。

ひいきではなく個性に合わせた対応(おままごとクラブ・東京・既婚・40歳)
小学生の女の子が2人います。それぞれの個性で毎日笑ったり怒ったり。どうしても、要領のいい次女を甘やかして、ペット扱いしているところがありますが、慎重で優しい長女を頼りにしてしまう傾向もあります。えこひいきではなく、これは、それぞれの個性に合わせて対応していると、わたしは思っています。どちらも大切なわたしの宝物です。
「えこひいき」の捕らえ方の違い?(stardust)
わたしは三姉妹の長女ですが、両親から‘えこひいき’されたという意識は全くありません。みなさんの投稿を読んで、わたしにも同じような経験はありますが、「それが‘えこひいき’なの?」とびっくりしました。えこひいきの捕らえ方が、違うからでしょうか?今回のテーマでは、さらに踏み込んで‘社会の差別’について考えようとしていますが、あまりにも奥が深すぎて……。ただ、価値観の違いや性別の違いなどを認めたうえで、差別について考えたいと思います。

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