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2001/7/9(月) - 2001/7/13(金)
3日め

テーマ兄弟姉妹のえこひいき、ある?

今日のポイント

期待と相性もえこひいきの要因となっているのですね

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凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

今日は具体的な投稿がたくさん寄せられていて、きっとみなさん自身「うんうん」と頷かれたのではないでしょうか。昨日は、性差(男・女)と順番(長女・長男VS次女・次男)の二つが大きいのかなぁと書きましたが、……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

川の流れのように自然なこと(scully)

姉は新品、わたしはお古。写真の数も全然違い、子どもの頃は、下は損?と思ってきました。でも、自分が子育てを経験して、下にいくほど時間も余裕もなくなる。学校の行事も、上は何でも初めての経験だからイソイソと顔を出しますが、下になれば慣れたもの。でも、何かをして叱られるのは上の宿命、許されるのは下の特権って所、ありますね。川の流れのように、上がキレイなら下も濁らないって感じでしょうか(笑)。喧嘩もするけど、わたしは姉を尊敬してます。今では姉の大変さもわかるし、わたしが自由気ままに生きてこれたのも、姉が我慢してくれたおかげですもの。本当に感謝感謝です。これって、下のわがまま?

親のレールの犠牲(mopet)

うちの母親は完全に優劣をつけています。わたしは、母親から見ると優等生。しかし、本心とは全く違うのです。何かと昔から頭を押さえつけられてきた経験があり、親の言うとおり、勉強も、習い事も、学校も、何から何まで親の敷いたレールに乗っかってきました。自分の意志は、奥深くしまわなくては、生きていけない人になってしまいました。自分というものを表現できないのです。正直、母親の存在が疎ましく思うときがあります。このストレスをどこに発散してよいやら。

いつまでたっても妹は妹(sakura・埼玉・未婚・27歳)

お姉ちゃんだからしっかりしなさい、と言われて、あまり甘えた経験がありません。妹を保育園に迎えに行き、カギを開け、夕食を作って親の帰宅を待つ小学校時代。冬は真っ暗で、手探りでカギの穴を探しました。この歳になっても、姉は姉、妹は妹。妹はずっと、一番小さなままだなあと感じる今日この頃です。

えこひいきされる側の苦痛(めぐ・東京・未婚・38歳)

父は、同性である弟をライバルとでも思っているのか、何かにつけて意地悪、嫌がらせをし続けている。女であるわたしには、特に意識はないらしい。同じ事をしてもわたしだけ誉められたり、怒られなかったりすることは、当のわたしでさえ嫌な気分になる。えこひいきされる側も、不愉快な思いをしていることを、えこひいきする側は知っているのだろうか。弟にきつく当たる父を、わたしはどうしても許せない。

しっかりした姉というイメージ(reikot・大阪府・既婚・30歳)

3人兄弟姉妹の一番上で、弟、妹がいます。一番悔しかったのは、大学受験の時。大学を失敗した時に父に呼ばれ、「女の浪人はみっともない」と、近くの短期大学を受けるように言われました。翌年、同様に大学受験の弟は、結局、一浪して国立大学、大学院と進みます。そのころにはもう、就職していたわたしは、自宅に十数万円を入れていました。「一番上」であるという「責任」が妙に重い時もありました。この2月に、56歳という若さで、母は逝ってしまいましたが、わたしは涙すら出ませんでした。何故でしょうか。幼い頃、母は特にわたしを厳しくしつけました。それは何故かと周りが問うと「わたしと、reikoがそっくりだから」。高校生の頃から、2人は本当にそっくりだったと思います。

NO

平等に育ててくれた両親に拍手(gonzares)

兄と妹。男と女ですが、両親は「平等」を意識して育ててくれたので、心の傷はありません。みなさんの意見を読み、大人になっても心に深く残るということを知りました。兄が喘息だったので、どうしても兄に手がかかり、なんとなく「ずるい」と感じてしまったことを、大人になってから悔やんではいますが。これはこれで、別の問題なのでしょう。今、男の子と女の子がおりますが、どちらかというと、周囲からの「男の子でしょ! 」という声に、抵抗する日々です。男女である前に、1個の人間です。

「平等」の教育方針のおかげ(Mayumi・札幌市・既婚・29歳)

3つ違いの弟がいます。仕事に忙しかった母親が、わたしたちが大人になってから「「男の子(女の子)なんだから」と「お姉ちゃん(弟)なんだから」のふたつは絶対言わないようにしてきた」と教えてくれました。この教育方針で、弟は、わたしよりもしっかりしていて優しく、頼れるヤツになりました。大学生時代「長女・長男」という考えをたたきこまれて育った友人たちを見て、とてもびっくりしました。今は父・母親になっている同級生たちも「あなたはお姉ちゃんなんだから……」と、自分の子どもに言ってるんだとしたら、ちょっと悲しいです。

OTHERS

子どもは親の愛情に敏感です(ワーニャ・既婚・40代)

もう成人し息子が2人います。幼少時、次男の方が何となくかわいく思えていました。長男はおとなしかったのですが、彼には何かもどかしい思いをいつも抱いていました。長男は、「おかあさん、弟の方がかわいいんでしょ」とよく言っていました。口では「そんなことないよ」と言いつつ、そう思わせてしまった事を反省していました。ところが面白い事に、思春期頃になると、長男はしっかりして頼もしく、次男はわがままで扱いづらくなり「お母さんは、お兄ちゃんに甘いよ。」と言うのです。人間だから子どもとの相性とか、いろいろな考え方で、結果的にエコヒイキをしてしまうのかもしれませんが、子どもの心を傷つけたり、いろいろな影響を与えるということだけは、しっかり頭に置いておいた方がいいようです。今、子育て中の方にアドバイスを。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

今日は具体的な投稿がたくさん寄せられていて、きっとみなさん自身「うんうん」と頷かれたのではないでしょうか。昨日は、性差(男・女)と順番(長女・長男VS次女・次男)の二つが大きいのかなぁと書きましたが、今日の投稿からは、また二つのことが明らかになったように思います。

一つは、「出来・不出来」です。出来る子どもには、期待してしまうということです。でも、自分がよく出来るから「かわいがられた」と感じている方がいる一方で、かえって「厳しく」しつけられたというのもありますね。後者の場合、親の気持ちとしては「期待=厳しく教育=愛情」だと思っているのですが、反対に子どもにはネガティブな影響を与えているようです。「期待通りにできなかったらどうしよう」という恐れ、「親をがっかりさせてしまった」という悲しみ、また、きょうだいが代わりに叱られることがあると、そのきょうだいに対する申し訳なさ。いずれにしても、「出来・不出来」で子どもへの態度をきょうだい間で変えてしまうのは、成長・発達上でも問題があるのがわかります。まったく期待されないというのも、子どもにしてみれば悲しいものですが、期待が過ぎると子ども自身の自由な育ちが妨げられてしまいます。「出来・不出来」による「えこひいき」は、親の期待に子どもが応えられなかった時に、「その結果を親自身が受け止められない」ということがあるのかもしれません。

また、もう一つは「相性」というのも挙がってきました。親子といえども、血が繋がっているといっても、別人格です。人間としての「相性」はあるように思います。他人だと相性が悪ければ付き合わなければならないですが、親子の場合は一生の関係ですから、できるだけ表面化させないようにしようという気持ちが働きます。そういう傾向が、きょうだい間の扱いの差を生む場合もあるでしょう。

今日は「平等」に扱ってくれたという内容もありましたが、二人とも「男女」の組み合わせですね。これは、社会的なジェンダー意識に対して敏感なご両親だからこそなんでしょうか。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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