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2004/2/23(月) - 2004/2/27(金)
5日め

テーマモラルの欠如、感じる瞬間ある?

今日のポイント

改善してほしいと伝えられるコミュニケーション力が欲しいとの声

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凡例
キャスター
弘中百合子
弘中百合子 『ロゼッタストーン』

わたしたちは普通に「モラル」という言葉を使っていますが、いまの高校生たちに聞くと、「モラル」という言葉自体がなじみがないようです。まあ、日本語ではないので、仕方がないかもしれませんが……。自分が子ども……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

改善してほしいと伝えられるコミュニケーション力new(Duck・パートナー無・29歳)

いつの時代でも「今の若い人は」と言われてきたのですから、モラルといっても、人によって本当に感じ方はそれぞれ、なんだと思います。むしろ一番「モラルがない」というか「品がない」と思うのは、自分にとって当然のことを相手がやらないと「モラルがない」とかげでブツブツ言う人かもしれません。価値観が少しずつ違うのは当たり前のこと、それを相手のせいにして何も解決しないのではなく、自分にとって迷惑だから改善してほしいと、きちんと伝えられるコミュニケーション力を身につけたいな、と思っています。

そのまま「自分自身」new(kuroneko・神奈川・パートナー有・36歳)

モラルはそのまま「自分自身」だと思います。育った環境や価値観、そして自分を育てた両親を始めとする人々。コンビニの前にたむろして路上に食べ物を広げて食べている人たちや、援助交際で自身を換金してしまう人たちを見ていると、どちらかというと同情を感じます。両親や環境はそれが何を意味するかを教えてこなかったのね、と感じてしまう。子どもには自分の身の回りを美しく保つことや、羞恥心を大切にすることでモラルを教えていきたいと思います。他人の気持ちを想像できることや、普通のことを普通にできること、人間としてもモラルがゆがみつつある昨今はとても難しいことですが、モラルがある人の立ち居振舞いや言動はやはり美しいもの。わたしも見失わないように気を付けて、すてきなおばさんになりたいと思っています。

環境や生い立ちによって個人差が出るものnew(caribou・東京・パートナー有・33歳)

先々週、エジプトへ行ったとき、世界遺産であるカルナック神殿の大支柱に、スパニッシュ系の一行がよじ登っているのを見ました。レリーフのくぼみに手をかけ、まるでロッククライミングのように。モラルの低さではなく、モラルの欠如を目撃した一瞬でした。警官に「これ以上観光させない!」とどなられていましたが、その後、カイロの考古学博物館でも同じグループがフラッシュ禁止にもかかわらず、フラッシュ撮影していました。わたしも係員も注意しましたが、聞き入れてもらえませんでした。自分以外の人々に対する思いやリがあれば、自然とモラルは身につくものだと思います。人種や時代が影響するのではなく、環境や生い立ちによって個人差が出るものだと感じました。

学生への態度に頭が痛い日々new(y_fullshow・福岡)

先日食事に行った先で、子どもが走り回っているのに、親は知らん顔、店員も知らん顔。あまりにひどいので、店員に注意を促すと、マネジャーらしき人が「前に似たようなケースで注意したら親が逆切れした。どちらもお客なので注意はできないから我慢してください」と言われた。自分が子どもだったころは親が厳しく注意していたのに、最近はそんなものかとあきれてしまう。仕事で学生を見ているが、講義中の出歩き、抜け出し、雑談に携帯、たばこのポイ捨て。注意しても注意しても直らないばかりか、怒り出すしまつ。いつからこんな風になってしまったのか、社会に出て行く前に、どうやったら学生にモラルを教育できるのか、頭が痛い毎日です。

いけないと感じた時に行動を起こすことnew(K-CRAFT・東京・パートナー有・40歳)

どこに行っても、交差点近くの中央分離体の中に見かけるのが空き缶やペットボトルの投げ捨てです。残念な気持ちとどうしてなのかって感じます。どこでも見かけるということは、もしかしたらわたしたち日本人の公共に対する意識(≒道徳観)はずっと前からこの程度であったのかもしれません。

逆に少しずつモラルの高い人が増えて始めて少しずつこういった本来モラルの低い状況に目覚めはじめたのではないでしょうか? 大切なのは、これではいけないと感じた時に協力し合って行動を起こすことであると感じます。たとえば軽井沢町でもとくに観光シーズンは道路にごみが多く散乱しますが、地元の方々が毎朝6時から共同で清掃をし、観光客が訪れ始めるころにはすっきりしている環境を築いています。見習いたいものですね。

スモーカーだったので、吸う人の気持ちはわかるが(rekorin・東京・パートナー有・29歳)

歩行喫煙だけは、本当にやめてもらいたいと思います。実は自分も半年前まではスモーカーだったので、たばこを吸う人の気持ちはわかります。自分を振り返っても、ノン・スモーカーの人への配慮が足りないスモーカーだったと反省点はたくさんあります。でも、今はノン・スモーカーの立場として、スモーカーのみなさんのマナーは非常に悪い。しかも、スモーカーは「何か怖い人」のようなイメージもあって、なかなか注意できません。

わたしがしっかりして、子どもを守ろう(まるげりーな・千葉・パートナー有・28歳)

びっくりするのを通り越して、「ここまでくると、自分がしっかりするしかないんだな」と思うことがよくあります。とくに、子どもの教育についてです。

先日、近所のスーパーで、カートに子どもを乗せているおばあちゃまを見ました。その横には、もう1台のカートを押しているお母さん。なんと、子どもが乗っていたのは、子どもが座るために設けられた場所ではなく、商品を入れる場所だったのです。子どもが乗っているために、おばあちゃまのカートは買い物には使えません。だから、お母さんがもう1台持ってきたのでした。子どもたちは靴を脱いでいません。あきれるのを通り越し、その子どもたちの将来がかわいそうになりました。あの子たちは、大人になってから壁にぶち当たったとき、乗り越えられるのかしら。そのとき、「わたしがしっかりして、子どもを守ろう」と思いました。

基本的な部分での同意は必要かな(clyde・U.K・パートナー無・31歳)

マッキントッシュの建築で有名なスコットランドのグラスゴーに住んでいます。町並みはとてもきれいなのですが、ふと足元を見ると歩道一面に10円玉くらいの白い水玉がたくさん。聞くところによると、これは吐き捨てられたガム。モラルが人によって異なるのは当たり前ですし、すべてを合わせようとはまったく思いませんが、本当に基本的な部分での同意は必要かな、と思います。

一人の元気なパワーが拡大していくのと同じように(scafe・東京・パートナー有)

「腐ったみかん」の言葉そのままの状態が身近にありました。職場の一人の遅刻・休暇の頻度が徐々に高くなり、エスカレ−トしていき、週のうち出社が1.5日、結果としては退職に至りました。そのこと自体はどちらの職場でも、少なからずある事例かと思いますが、問題はその人を取り囲む人間に対する影響です。放っておく上司たちを見てモチベーションが下がったり、同じように遅刻をする者が増えたり、休む者が出たり、体調を崩す者が増えたり。一つのみかんが腐ると周囲のみかんも腐りだす。モラルの崩壊もしかり。その分子を早期に発見し、取り除いていかなくては全滅しますよね。逆に、最初は一人の元気なパワーでも、こちらも周囲に伝染しますよね。

「天知る、地知る、我知る」を肝に(kurokami・東京・パートナー有・50代)

回りのことを気にしすぎて自らの言動を規制していた「日本人」が、自分個人の思い・考えを重視するようになったことはよかったと思う反面、いい意味での「回りの目」に対する意識が希薄になりすぎた結果、モラルの欠如を実感します。わたし自身も「天知る、地知る、我知る」を肝に命じています。

一人ひとりが健全な考えを持つことが大切(happyyuko・東京・パートナー有・44歳)

朝、よく家の前にタバコの吸い殻が落ちています。植木鉢の中に置いてあったことも。またわたしの自転車のカゴの中に飲んだ後の空き缶やゴミを、ゴミ箱代わりに入れてあることもあります。自分のものは自分で始末してほしいと思います。夜、誰も見ていないからと思ってやってしまうのでしょう。一人ひとりが健全な考えを持つことが大切だと思います。

「人間としてあるべき姿。道徳」(マリア)

今回のテーマであるモラル。わたしはモラル=常識だととらえていました。ところが久しぶりに辞書を引いてみたところ「人間としてあるべき姿。道徳」とありました。タバコや携帯、スーパーでの幼い子どもを持つ親の姿。これは常識がないのではなく、道徳心がないわけです。そこに一部の人がモラルを感じなくなっているのが現状ではないでしょうか。昨日も新聞に某金融機関に勤めている人が、勝手に他人の口座を開いていたのが発覚したとありました。そこには仕事に対するモラルの欠如だとも。もし目の前のお金やノルマの達成だけに眩んでしまって犯したのなら、とても悲しい世の中だとしか思えません。

非難することより、自分の行いを見せる(まんぼうかおりん・長野・パートナー有・33歳)

モラルの欠如、日本で生活していて感じることはしょっちゅうです。つい先日はドラッグストア前の自動販売機横に置かれた空き缶入れの中に、どこかのコンビニの袋を空き缶が入る大きさの入り口にねじり込んでいる女性を見かけました。もうじき4歳になる息子と一緒でしたが、このごろはそういう人を見かけた時に「あの人、いけないねぇ」という言葉をわたしがあまりに多く口にしていることを意識して、これからはなるべく他人の行いを非難することで教える方法をとるよりも、自分の行いを見てもらって、そこから学んでもらえるようにしていきたいと感じるようになってきています。平気で道にゴミを捨てる人の感覚が理解できないわたしですが、わたしと一緒に生活している子どもたちにもそういう感覚が当たり前になってもらいたいです。

NO

今の時代なりに向き合わなければいけない問題(Reiko・東京・パートナー有・31歳)

いつの時代にもいろいろな人がいて、いろいろな価値観があります。有史以来ウン千年、すべての要求事項を満たす答え(すべての人が満足する事象)は、おそらくひとつたりともないと思います。今の時代は今の時代なりに向き合わなければいけない問題があり、モラルの欠如、で片付けられるものではないように思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

人間同士のコミュニケーション

わたしたちは普通に「モラル」という言葉を使っていますが、いまの高校生たちに聞くと、「モラル」という言葉自体がなじみがないようです。まあ、日本語ではないので、仕方がないかもしれませんが……。自分が子どものころを思い出しても、物事の判断基準は、「モラル」というより、自分にとって正しいか正しくないか。世の中はもっとシンプルにできていたような気がします。ひょっとすると、「モラル」を意識するのは、自分がなにかしらの「常識」を身につけ、それに当てはまらない人たちの行動が気になったときなのかもしれませんね。

caribouさんがおっしゃるように、モラルは人によっても違うし、周りの環境によっても変わってきます。kuronekoさんの指摘のように、自分自身の価値観が「モラル」となって、自分の行動を制御するのだと思います。いくら他人に直接迷惑をかけなくても、自分の中のモラルに反することをやってしまうと、自分自身が心地悪い。そういう意味で、モラルは「良心」にも似ていますね。

若者は大人を見て「モラルがない。ずるい。汚い」と思い、大人は若者を見て「モラルがない。わがままだ。自分勝手だ」と思う。この差を埋めるには、やはり、Duckさんのおっしゃるようなコミュニケーション能力が必要ですよね。人間同士のコミュニケーションというのは、実は、『ロゼッタストーン』が創刊以来、ずっと追求し続けているテーマです。人間は自分が不快に感じることは、相手も不快に感じるはず……とつい思いがちですが、実際には言わないと伝わらないことがとても多いのだと、最近感じています。

親子で、夫婦で、友人同士で、恋人同士で、仕事仲間で、近所仲間で、わたしたちは生きている限り「カチン」とくることがしょっちゅうあるはずです。そのたびに、つい、「コイツはなんてモラルがないんだろう」と感じてしまうかもしれません。いまのご時世だと、赤の他人に注意することは逆切れされそうでこわいですが、せめて、自分の周囲の人には、「こういうことはしないほうがいいんじゃないかな」と言うようにしたいですね。逆に他人に注意されたときには、素直に聞く耳を持っていたいものです。また、まだ何も知らない小さな子どもに対しては、社会全体で、良いお見本を見せることができるといいですね。

ただし、非の打ち所がない、パーフェクトな人間をめざす必要はないかもしれません。心理カウンセラーの長谷川博一さんは、「人間には誰でも光と影の部分がある。光の部分だけで生きていると、どんどん影の部分が蓄積されて、極端な例だと、犯罪を犯してしまうようなこともある。時々は愚痴を言ったり、悪口を言ったり、上手に影の部分を放出させることも必要です」とおっしゃっていました。

モラルを大切にすることはもちろん大切なのですが、少しくらい柔軟性のあるモラルのほうが、生きやすいかもしれません。自分のなかのモラルに優先順位をつけて、絶対譲れない部分が何で、我慢できるのはどんなところなのか、考えてみてもいいかもしれませんね。

一週間ありがとうございました。

弘中百合子

弘中百合子

『ロゼッタストーン』

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