
嫌味なく上手に、自分の希望を周囲に発信(malia・千葉・パートナー有・39歳)
仕事を始めた最初の頃は分からなかったのですが、仕事運というのはある程度は自分で引き寄せるものなんだと思っています。常日頃から「こんなことがしたい!」「異動したい!」と自分の希望を周囲に発信しておくことで、思ってもみなかったところから声が掛かったりします。もっとも、嫌味にならないよう、今の仕事に対しての愛情も忘れずに、前向きなアピールが必要なのですけれど。そして、これが結構難しいのですが…人事の裁量権を持つ人の耳にうまく入るように仕掛けなければなりません。そのためには、まず今の自分を見つめ直し、どういう未来を描きたいかをゆっくりと考えてみることが大切です。
私の実体験から(明子・アルゼンチン・パートナー有・27歳)
コツはやはり努力、実力、最善を尽くす、でしょうか。プラス与えられた状況に感謝し、やりすぎずに、でも確実に今できることをする。アピールが大切ということに同感ですが、引っ込み思案には難しい。私は根は引っ込み思案ですが、ポジションはセールスです。電話も訪問も本当は避けて通りたい道ですが、日常茶飯事。現在まで結果を出せてきたのは、勇気を振り絞り、トライしてきたからです。アポとりで、「こんな大企業のトップが、海外からの1セールスウーマンを相手してくれるはずないよな、それに断られたらショック」なんていう思いを振り飛ばし、「人生に1度きりしか話さない人かもしれない!」と電話してみれば、歓迎されて素晴らしい商談につながったりします。引っ込み思案の方は「案ずるより産むが易し」精神でいくと良いのでは。最善を尽くしても結果が出せなかったり、悪い状況にあたったり、幸運がこないときには「私個人のせいではない」と思うことにしています。業務の結果を個人の人間的な能力と結びつけて劣等感や罪悪感を感じておられる方、いらっしゃるのでは? 私の売るサービスを断られても、私が人間として断られているわけではありません。これが心の底から理解できたとき、なんとも開放された気がしました。
職場で自分を演じてみたら…(Lafayette・東京・パートナー無・30歳)
引っ込み思案だったり、消極的だったりする人も、自分の意識と行動を変えるだけで仕事運に恵まれてくると思います。私も以前は「仕事運、ないなぁ」とぼやいていた時もあったのですが、職場で自分を演じるようになったら状況が一変しました。この場合の「演じる」というのは、相手にごまをする、お世辞をいうという事ではなく、「仕事をしている時の自分はいつもの自分ではない」と思いながら行動したら、私の場合は周囲の自分に対する評価が変化し、結果として仕事運が上がったように思います。もともとポジティブ思ではない人が根っから変わる必要はないと思いますが、職場にいる時だけでも違う自分を演じて仕事するのも良いのでは? オーラが変われば寄ってくる運も変わる、と私は思っています。
前向きなタイプだからいいと思える?(マホミ・神奈川・パートナー有・25歳)
仕事運、いいと思います。特に人間関係においてです。わたしは前向きなタイプなのでそう思えるのかも知れません。ネガティブシンキングだったり消極的だったりする人は、少しでもいいから自分ができることを見つけてやってみると何かが変わってくるのでは、と思います。どんな小さなことでもいいので。例えば、今より職場で笑顔でいる時間を増やす、とか。そうすると、波及効果で周囲に笑顔が増えるかも。肩肘を張る必要はないのではないでしょうか。
変化をチャンスと捉えられれば(asa-yayo・東京・パートナー有・34歳)
だいたい2年周期で、異動したり、ジョブローテーションがあったりしながら仕事が変わっています。そのつど、新しい人や仕事と関わることによって、いろいろな視点から物事を考えたり、自分自身に変化がおこります。仕事が変わったばかりの時は「辛い」「やめたい」等、ネガティブに考えることも多いのですが、あとからその時期を振り返ると「成長できた」と思えたりします。変化をチャンスと捉えられるということは、「仕事運」を味方につけられる人の持つ特性の1つのように感じます。
親や師からの助言を思い出して(ポーチカジュニア・愛知・パートナー有・36歳)
私は運が良いと思います。自分の思考に大きく影響印象に残る親・師からの助言として「人間は楽なときは成長してない。苦しいときは成長するチャンス」「運は誰にでも訪れる。だからその運をつかめるよう、いつも努力しておくことが大切」「人間は実力が10だとして11の力を出そうと努力してれば、いつの間にか11の力が実力になる。9の力で勝負していると、いつの間にか9の力しか出せなくなる」などがあります。おかげで苦しくても少し先を見つめて頑張ってこられました。友達からは「あんまり悪いように考えないよね」と言われます。私の周りで仕事上活躍されている方々は自分の仕事に意義を見出して積極的に取り組んでおられる方々だと思います。