機能の向上やセキュリティー対策のために

イー・ウーマンのみなさんのご意見を伺ったところ、ソフトのアップデートをしている方が60％以上。みなさん、かなりアップデートを実行されているようですね。

わたしの周りでは、「アップデートって何？」と言っている人もいるほど。何をアップデートすればいいのか、どんなタイミングでアップデートすればいいのか、そしてアップデートすると何がよくなるのか……。わかりにくい部分が多いですよね。

わたしの編集している『日経PCビギナーズ』では、最新号（12月号）の特集に「アップデート」を取り上げました。ここでは、ウィンドウズ、ソフト、プリンター（の付属ソフトやドライバー）のアップデートについて、手順や効果などを解説しています。

基本的に、パソコンや周辺機器、ソフトなどは発売後に問題が見つかることが多いもの。そこで、ネットから修正ファイルをダウンロード（入手）してインストールすることによって、機能が向上したり操作性がよくなったりするわけですね。そう思うと、必要なアップデートはときどき行ったほうがいいでしょう。

とくに重要なのは、ウィルスなどのセキュリティー対策。マイクロソフトは、たびたびウィンドウズのセキュリティーホール（セキュリティーに関するソフト上の不具合、穴のこと）が発見された、と発表しています。同社はさらに、ウィンドウズ・アップデートをたびたび実行することを推奨しています。

とはいえ、実はアップデートをすることで逆に問題が起こることも……。これについては、明日お話しします。