
稼ぎと生活のバランスを考えていくこと(れいこさん・神奈川・パートナー有・31歳)
これまで男性社会のメーカーの中で、男性と同等の勤務時間をこなし、具体的なタスクも設け、アウトプット重視の仕事をしてきました。稼ぎだけで見ると、業界の中では5歳くらい上の男性と同等の給与をもらっていますが、会社の中でも稼ぎの良い女性は極一部ですし、それだけ仕事を任せてもらえる環境もまだまだ少ないと思います。ただ、私生活を削ってまで稼ぐのが良いのか、稼げなくても日々ちゃんとした暮らしをする方が良いのか、自分の人生をトータルで見て、どうなりたいか考えたり振り返ったりしながら行動することが大事だなーと思う次第です。
賃金・待遇差を感じない環境もある(MANAMI・東京・パートナー有・41歳)
夫より稼いでいます。結婚して12年になりますが、夫より年収が低かったのは、育児休職をした年だけです(夫も定職に就いており、サラリーマンとして標準以上の収入はあります)。今の時代、「夫の収入だけで家族がずっと安定した経済的な基盤を持つ」ことは難しいと思います。いつリストラにあうか、大企業であっても倒産の危険はつきもの。社会保険や税金の負担は益々大きくなる中で、給料は右肩下がり。安心して家族が生活し、子どもを育てていくには、安定した経済的な基盤は大切。そのためにも自分の収入は維持していきたいと思います。厳しいことの多い社会環境でもありますが、それでも、選択の仕方によっては、男女の賃金や待遇の差別を感じずに働ける環境はあるものだと思います。女性が「自分の収入で生きていく」ことのハードルは、随分、低くなっているのではないでしょうか。
会社を選び、結果を出していく(delmar・千葉・パートナー有・34歳)
男性より稼ぐというか、今までうちの家族は私が勤めに出て、夫が専業主夫でしたので私の稼ぎで一家が暮らしておりました。ので、女性だから稼ぎが少ないと感じた事はありません。出産が近くなった時は「産後はどうしますか?」などと聞かれ、「私の稼ぎで食べてるのですぐ復帰します」という言葉を「頭のかたいおじさま達」が、なかなか信じてくれないというハンディーはありましたが、結果を出していけば女性だろうが、男性だろうが収入は上がると思います。しかーし、やはり社風などもあるようです。男でないと出世できない、昇給しないという古ーい会社の話も聞きます。「男?女?関係ないわ!私バリバリ稼げるし!」というスタイルで仕事したい方は、やはり、そういう社風の会社を選ばなくては無理ですね。

子育てなどの環境的な制約(robbin・神奈川・パートナー有・36歳)
一応、NOとしておきます。しかし、職場その他の環境の問題が大きいと思います。例えば、子供のいる夫婦で同じ職場(or 職種)で働いていたとすると、よほど男性の上司や同僚の理解がない限り、子供に何かがあったら女性の方が子供の面倒を見るために仕事を休む等すると思います。しかし、例えば近所に祖父母が住んでいて、子供の緊急事態にも即対応できたり、突然の残業でも子供に影響がない環境があるとすれば、女性でも仕事に影響はないかもしれません。上司だったら、子供のいる女性は時間的に制約があると考えざるを得ないと思います。そうなると、実際の残業代等だけでなく、上司の評価というものにも影響があるのではないでしょうか。まだまだ子育ては女性の仕事という意識は、男性女性問わず根強いと思いますので、能力の問題というよりは、環境の問題が大きいのではないでしょうか。
男性と比べるのではなく(masa0815・青森・パートナー無・29歳)
男の人より稼ぐことが目的じゃなくて、豊かに生活できる分、親孝行や関心のある分野に寄付ができる分、(未来に向かっては子供に十分な教育を受けれるようにするため。まだいないけど(笑))稼ぐのが目的。男性と比べたいとは思いません。ただ、目的をかなえるために「男性より稼ぐ」事が必要なら、稼げると思います
まだまだ男性優位社会なのでは? (おさえ・東京)
子育ての期間、仕事はせず、資格取得に力を注ぎました。資格があれば男女格差が関係なくなるからと考えたからです。いざ、資格がとれ実務経験期間にはいりましたが、今のことろ資格の有無は関係ありませんし、前から勤めている人たちにリサーチしても、はなはだしい男女給与格差があり嫌な気持になりました。雇用先が変だからと言うことではなく、担当する顧客が男女の性別により受け入れてくれないところがあるらしいのです。独立も視野に入れて実務経験期間を過ごしますが、まだまだ男性優位という傾向は変わっていないような気がします。
自分のペースで仕事をした結果(みあい・愛知・パートナー無・27歳)
たくさん稼ぎたいという野心はありますが、「男性」よりという意識を持ったことがありません。あまり男性に負けじと力を入れて頑張るのもどうかなと。優雅に自分のペースで仕事をしていたら、たくさん稼いでいた、といったのが理想です。
機会や評価が不平等(エグ)
勤労すること23年目。できない男よりなら、はるかにやれると思っても、力を発揮させてもらえる場が少ない、理解のある上司(男性)が育っていない、男より働いても、収入は低い……そんな気がしています。でも、私が大学を卒業した頃は、男女雇用機会均等法もなかった時代。世の中は動いていくし変わっていくのだなあと実感しています。これからは変えていく、に意識をもっていきたいと思っています。男女問わず能力に妥当な賃金が支払われる世の中のために。