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2004/5/24(月) - 2004/5/28(金)
2日め

テーマパラサイト(親元)シングルはいいと思いますか?

今日のポイント

変わりつつあるパラサイトシングル、その将来はいかに

投票結果 現在の投票結果 y34 n66 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
伊藤宏一
伊藤宏一 FP・税理士

aim↑さんの言われる「パラサイトシングルは誰の造語か」という疑問の答えは、学芸大学の山田昌弘氏で、1999年のことです。その山田氏がそのモデルとして分析しているのは、実は1960年代に生まれ、85年……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

両親はとても助かっているよう(ジョゼフィーヌ)

うちの姉は他人から見るとパラサイトシングルなのですが、必ずしも「親元で同居している=自立していない」とは言い切れないと感じています。このご時世ですから一緒に暮らしたほうが経済的ということもあるし、何が何でも自立するのがいいとは思えません。また、遺産や住宅にまつわる問題など、税金や法律に詳しい姉がいないと困るといった側面もあり、両親はとても助かっているようです。また、母親が体が悪いということもあって、父が不在の時などは特に「姉がいてくれてよかった」と、パラサイトどころか感謝の念すら抱いています。

不快な言葉(aim↑・29歳)

誰が言い出した造語か知りませんが、大変不快な言葉です。家庭の事情で家にいる知人に対しても浴びせられたこの言葉、個々の事情を踏まえず、「いい年して一人身で、親元にまるで寄生虫のように」とくくることは恐ろしいと痛感しました。「わたしパラサイトでーす」と言うような人には、自立しなさいよと渇を入れたいですが。仲良し母娘も見方を変えるとパラサイト? やはり不快な言葉です。

一緒に暮らすことで成長(ぐん・広島・パートナー無・25歳)

わたしも完全なパラサイトです。家にお金も入れてません(それよりも、自分で結婚資金を貯めなさいという考え方だから)。大学も地元で、2週間以上家を空けたこともないわたしですが、基本的に、どんな状態であっても人は、できるだけ多くで集まって暮らすのが一番いいのではないかと思います。得意不得意、忙しい時とそうでない時をフォローし合えるだけでなく、一緒に暮らす人(=家族)の温かさに触れて、人は大人になってもどんどん成長できるのではないかと思うからです。

どちらも幸せなら(さ・パートナー無)

親も子どももそれで幸せなら、問題ないと思う。一人暮らしよりも数名で生活するほうが効率もいいし、環境にもやさしい。何より家族で生活することによって心の安定が得られるのではないだろうか。

NO

パラサイト状態から脱却するために(chaf・京都・パートナー有・29歳)

昔から一人暮らし(自立)願望が強く、25歳くらいで家を出る予定でいましたが、父が急逝し、しばらく家族とともに過ごしていました。けれども、母はわたしを頼り、兄は母を頼るという両パラサイト状態に陥り、9カ月前に家を出ました。母は寂しがっていますが、兄は少しずつ母を助けるようになり、よかったと思っています。兄を身代わりにして出ていったような感じもしますが。兄がいなければ一人きりの母を置いて出ていくのはなかなか難しかったと思うので、パラサイトシングルの方の気持ちはわからなくはないです。やはり親に泣かれるのはつらいですし。

子どもは巣立っていくもの(よんよん・福岡・パートナー有・38歳)

子どもは巣立っていくものです。いつまでも親に依存する、あるいは逆に子どもに依存するのはおかしいと思います。パラサイトシングルの場合、経済的に大変だからというのはわかりますが、それでも何とかやっていけるように努力すべきではないでしょうか。そういうシングルたちの仕事は、フリーターだったり、仕事が長続きしなかったり、性格的にも問題があるのではないでしょうか。また自分で身の回りのことをするのが面倒だという、人としての基本さえ嫌がるシングルも多いようです。どちらにしても、パラサイトシングルがいいわけありません。

親元を離れることでわかること(mopi・34歳)

どちらかといえばNoです。わたし自身パラサイトしてましたが、親の死により自立せざるを得ないという経験をしました。時を経て大きく変わったと思うのは、自分の人生について自分で道を決める、責任を持つ、という覚悟ができたことです。収入のある親のもとで、自由な生活を楽しむというのは悪いこととは言い切れないです。甘いとも思いません。親と同居というのは、どちらも大人ですから、それはそれで大変なこともあるはずです。

でも一人になってみて実感するのは、自分を信じられることのすばらしさ! わたしは働いていたので、経済的にとても厳しいということがなかったのも大きいとは思います。自分で自分を動かすだいご味があるのも事実。父は「お嫁に行くまで家は出なくていい」と言っていましたが、今わたしが思うのは親元を離れると確実に自分がわかってくる、そして親のありがたみがわかるということですかね。

ハングリー精神を持てなかった(hollyhock・神奈川・パートナー有・41歳)

「親元にいたころは自由でよかったな」という思いでYesです。ただ、長すぎたパラサイト時代にハングリー精神、自分で何かをやり遂げるという気持ちの強さは持ち得ませんでした。持とうとしなかったからパラサイトだったのかもしれません。精神的自立は親元にいてもできる、そういう人もいるかもしれませんが、本来は経済的にも自立し、一人で生きることを体験して初めて一人前なのではないかと思っています。つまり、パラサイトシングルはいいことではないと思っています。

いい経験になる(イスタンブール・関東・30代)

どんな方も一度親元を離れて一人で暮らしてみるといい経験になると思います。治安上の問題、金銭管理、健康管理、住宅問題、さまざまな問題を経験して初めて社会人となれたような気がします。その後親元に戻っても、結婚しても、違った感覚で生活できるようになると思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

純粋な「パラサイトシングル」はもういない?

aim↑さんの言われる「パラサイトシングルは誰の造語か」という疑問の答えは、学芸大学の山田昌弘氏で、1999年のことです。その山田氏がそのモデルとして分析しているのは、実は1960年代に生まれ、85年以後のバブル時代に20代半ばでバブルを謳歌していた世代なのです。またその親は、1920年代から40年代前半生まれの戦前・戦中世代で、高度成長時代に子育てをしてバブル期には退職しており、多額の退職金と安定した公的年金を手にした世代なのです。

今の若い世代はバブルがはじけた後の世代であり、親も不況とリストラと能力主義賃金と年金の減額の中で生きてきているので、山田氏のモデル世代とは根本的に異なっていることになります。つまり親も経済的余裕がなく、また子どももバブル時の優雅な会社員やフリーターのイメージとは程遠く、そういう意味でジョセフィーヌさんが言われる「一緒に暮らした方が経済的」とか、ささんのように「数名で生活する方が効率もいいし環境にもやさしい」といった意見が出るのはもっともなことになっています。

ということは、「高所得で健康な親の元で優雅な消費生活を楽しむ」という純粋な「パラサイトシングル」というモデルは、今はほとんど存在していないことを意味します。ジョセフィーヌさんの言われるような「両親がとても助かっている」という点は、親を支えているという意味で、明らかにパラサイトシングルとは異なっていますね。

したがって問題は、

  1. 経済的自立と精神的自立と生活的自立といった自立のこと
  2. 親子がこの時代にどう支えあっていくのかという問題
  3. 結婚するかしないか

といった点になってくるのではないでしょうか。

伊藤宏一

伊藤宏一

FP・税理士

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