自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2003/3/31(月) - 2003/4/4(金)
4日め

テーマ確定拠出年金に加入していますか?

今日のポイント

自分で運用するために、投資の勉強をしていますか?

投票結果 現在の投票結果 y 7 n93 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
和泉昭子
和泉昭子 生活経済ジャーナリスト

今日は少しだけYESが増えましたが、やはり圧倒的にNOのご意見が目立ちますね。今日は「確定拠出年金(以下DC)は本当にお得なのか」ということを考えていきますが、はるたいママさんのご指摘のように、限度額……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

限度額が小さすぎるのでは?(はるたいママ・東京・既婚・32歳)

現在、厚生年金基金の解散、代行部分返上が盛んになり、今後その代わりに確定拠出を導入したいと思っている企業も多いでしょうからだんだん増えてくるのだと思います。当初よりも普及に手間取っていると思うのですが、その一つには、限度額が小さすぎるのでは、と思います。企業型の企業年金ありで年額21万6,000円、なしで43万2,000円、個人型で81万6,000円、拠出時の所得控除、運用時の非課税などメリットもあるものの、限度額がそのメリットをオフセットしてしまっている気がします。アメリカではたしか限度額が1万ドルぐらいでだいぶ多かったと記憶しています。おまけに現状は、投資というものが日本人の質に合わないというかそういう教育を受けてきていないので、なかなかなじめない人が大半だと思います。わたしは投資も好きなので、限度が100万円ぐらいになって所得控除できるのだったら加入して、外債と外国株、ほんの一部は日本株で運用したいと思います。

こういう選択もある(いまいくん・埼玉・既婚・39歳)

外資系の会社に勤めて初めて知ったのですが、サラリ−マンでも、厚生年金と健康保険に加入しないという選択肢もあるんですね。日本への永住を希望しない外国人の社員は、当然年金を払うつもりはないので、民間の健康保険を利用して、年金には加入していません。となると、今後は日本人でも同様に、厚生年金と健康保険に加入せず、民間の健康保険を利用して「国民年金を払わない」人が多くなるのではないでしょうか? 少なくともわたしは、その選択肢を結構まじめに考えています。

自分で増やすより節約したほうが堅実(よか・千葉・未婚・35歳)

この春、退職金の一部を確定拠出型年金にするか、前払いにするかの選択で、前払いにしました。前払いの場合には税金がかかりますが、そうした理由は、2つ。

  • 汚染された環境の中にいるわたしの世代は60歳まで生きられないのではないだろうか?と思ったから。
  • 会社と契約した生命保険会社がやっている預金やファンドの中にいいなあと思うものがなかった。つまり、「これなら自分の貯金でファンドを選んだほうがいいや」と思ったから。
ファンドマネージャーのご主人を持つ同期は、ご主人に「こんな高い手数料や信託報酬のばかりでおまえの会社、知らないと思ってなめられてる」と言われたそうです。このご時世、自分で増やすことより、まず、無駄なものを買わない、無駄な付き合いをしないで「節約」することのほうが、将来のためかなあ、なんて思いました。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

個人型、企業型のメリットとデメリット

今日は少しだけYESが増えましたが、やはり圧倒的にNOのご意見が目立ちますね。今日は「確定拠出年金(以下DC)は本当にお得なのか」ということを考えていきますが、はるたいママさんのご指摘のように、限度額の問題は大きいと思います。

DCは税制優遇があるのが一番のメリットですが、その分掛け金に上限が設けられています。「企業型」で従来の企業年金がある場合は年21万6,000円、ない場合は43万2,000円。「個人型」で企業年金もDCもない会社の従業員は18万円、自営業者は国民年金基金への掛け金と合わせて年額81万6,000円となっています。全体的に非課税枠が小さいという印象だと思いますが、特に個人型で企業年金もDCもない場合は、いかにも少ないですね。

これに対して、一番のデメリットはコストでしょう。特に個人型で非常に高く、たとえば日本郵政公社を運営管理機関に選んだ場合、加入時に2,000円、運用期間中に年間6,000円以上の手数料がかかります。現在の金利水準では、元本確保型商品を選ぶと、コストで元本割れするのが実状。収益性を狙って株式投資信託などを利用する場合も、2〜3%程度の運用手数料がかかりますので、これを超える利回りで運用できなければ実質マイナスになってしまいます。

以上のようなことから、わたしは特に個人型については正直DCを選択するメリットは少ないと考えています。自営業者では国民年金基金と合計した上限となっていますが、国民年金基金は元本保証・確定利付きで、予定利率は現在3.0%です。少なくとも今の運用環境では国民年金基金のほうが有利でしょう。また企業年金もDCもない企業の従業員も、税制メリットとコストを比較した場合、コストの影響のほうが大きいと考えられます。

一方、企業型で退職金の前払いとどちらが得かについては、一概には判断できません。DCでは掛け金の税制優遇のみならず、運用中の利益に対しても課税が繰り延べされるので、長期で運用した場合は複利効果が高まります。また年金を受け取る際も公的年金に準じた形で税の優遇を受けられるからです。また理論は別として、自分ですべてを管理する際、本当にそのお金に手をつけることなく、遠い将来の老後資金のために運用し続けることができるかどうかを考慮する必要があるでしょう。

和泉昭子

和泉昭子

生活経済ジャーナリスト

あなたの声を意見を、さらに大きく活かすコミュニティにご参加ください

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!→詳細と登録

今週のサーベイラインナップ

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!


e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english