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今週のテーマ会議番号:2738
女性議員、もっと増やしたいですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2009年06月01日より
2009年06月05日まで
円卓会議とは

猪口邦子
プロフィール
このテーマの議長
猪口邦子 衆議院議員・日本学術会議会員(政治学)
円卓会議議長一覧
積極的な投稿をありがとうございます。日本では言上げ(ことあげ)せず、という習慣がありますが、1人の疑�……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 議員ではありませんが…… (るうこ・新潟県・パートナー有・34歳)
今春、地域の評議会の公募委員に「働く女性のための子育て支援について」という作文を書いて立候補しましたが落選(?)しました。専攻にあたった現評議員は高齢の男性ばかりで「介護福祉の地域連携が必要だが子育て期の女性就労自体必要ないのでは?」という見解でした。女性の思いが国会に届かない原因はコレかと実感しました。議会の女性議員数を増やさないことには女性ならではの視点は政策に反映されにくいでしょうし、政党の枠組みを超えた女性議員の連携があっても良いのではと思います。

yes 何故か主婦の視点ばかり (IPウーマン・東京都・パートナー有・40歳)
かつて地方議員をしていた親戚の女性がいます。しかし前回の選挙に出馬せず引退しました。曰く「家庭の主婦の視点ばかりを求められて、疲れてしまった、私はそうじゃないのに」とのこと。女性というと一括りに、女性ならでの発想で、主婦の味方を、など、「女性」に押し込めるようなことしかできず、思うように活動できなかったそうです。また、「女の敵は女」のモデルケースのような目にもしょっちゅう遭い、精神的に参ってしまったようです。理念ある彼女を受け入れない社会にがっかりです。

yes まず女性が変わること (yakuya・福岡県・パートナー無・34歳)
男性人数が圧倒的に多い現状では女性的観点・感性が反映されず、私は女性として違和感を感じざるえません。が、現在の女性議員の意見に違和感を感じることも多いです。女性議員が増えたからといって絶対的に政治が良くなるとは思いません。しかし実社会を考えれば、政治組織にはバランスが必要です。その一つが性別だと思いますが、その為に枠決めがあっては駄目だと考えます。なぜならあくまで有能であることが重要だと思うからです。女性を増やすならば、革新・行動力のある有能な女性を増やすのが第一です。

yes 数は力! (claire-mama・東京都・パートナー無・34歳)
勝間和代さんも講演で「三毒(妬まない、怒らない、愚痴らない)」と仰っていました。男性は女性と比べて細々とした役割が少く、小状況より大状況を考えやすいとのではと思います。(これもひがみか?)ただ、最近会社で女性総合職が増え思うことは、「数は力」。皆がとびきり優秀じゃなくとも、それなりに優秀な女性が組織に存在し続けることで影響力が増します。目立つ女性しかなれない国会議員ですから、まずは国が数値目標を立てて戦略的にいく取組みをしてもよいのでは?

yes まずはネットワークから (soo_007・茨城県・パートナー有・43歳)
どう考えても衆議院議員で女性が約1割というのは少なすぎると思います。元気な女性、活躍する女性が増えていますよね。もっと、どんどん女性議員を増やしたいと思います。ただ、いきなり立候補というのも大変でしょうから、市民運動やNPOの活動などからネットワークを築いて、それぞれの会の代表という形で議員になるというのはいかがでしょう?

yes 自治会の役員から (れあれいん・滋賀県パートナー無・)
大阪から滋賀へ引っ越してきた際、いろいろなカルチャーショックを受けましたが、その中の一つに、自治会の役員は男性ばかり、というものがあります。母に聞いた話なのですが、女は口を出すな、という雰囲気で、とても意見を言える様子ではなかったそうです。自治組織からこの状態ですから、議会への参加どころか、政治に対して何らかの意見を持った人に私が出会うことは、ごくごくまれです。

yes 男性中心の政治の限界 (lady・兵庫県・パートナー無・41歳)
少子化対策や、将来の介護、年金などの政策にもっと女性の意見を反映させてほしいと私は思います。問題視されながら、なかなか具体的な対策が打てていない問題が山積みです。男性が引っ張ってきた政策の限界を、毎日の生活の中で感じます。男性と力で張り合うのではなく、女性ならではの二“ユニークな”視点からのアプローチで、新しい方法論を展開できる方々に私は期待したいです。

yes 本当の意味での男女均等 (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)
やっぱり、女性がもっともっと尊重される社会になるためには、女性議員が増えるべきだと思います。女性の視線がもっと広まったら、もっともっと男性の見方や行動も変わってくるだろうし、女性議員が増え、女性経営者が増え、本当の意味での男女均等を目指していって欲しいと思います。素敵な女性が個人、個人で、頑張ることも素晴らしいですが、やっぱりもっともっと力を合わせ、変えようという姿勢を示すことも大切なのでしょうね?

yes 女性の代表ということではなく (日本のごみ・茨城県・パートナー有・45歳)
女性議員、増えるといいと思いますが、女性の代表としてという考えは私はいただけません。男性議員が男性の代表として活動をしているでしょうか(最も国民の代表とも思えない人も多いですが)、女性ならではの視点から国家、国民を考えて5年先、10年先の日本の理想を描いて実現に向けていただけばと思います。正直者が損をしない、差別(区別でなく)のない意見のある日本を作るのに男女の区別はないと思います。

yes 人口の半分は女性なのに (iwashan・熊本県・パートナー有・50歳)
やはり、いまの水準は異常だと思います。仮に女性特有の理由なるものがあったにしてもです。問題は、政治の世界が、新しい感性を埋没させる仕組みになっていること。世の中を変える必要性はみんな肌で感じているのに、女性に限らず、普通の人が参入しにくい見えざる障壁、バリアがあると思っています。未来を築くためにも、女性の政治参加がもっと必要で、そのための仕組みづくりが必要だと考えます。

no 女性だけでなく…… (Matsuo・東京都・パートナー無・31歳)
女性議員の数を増やすことよりも、マイノリティをもっと政治の場に巻き込むことが重要ではないでしょうか?(最早、女性はそういう立場ではありませんよね?)女性や有名人が珍しかった頃は、そういう立場の人が議員になることに意味があったと思いますが、現在はもうその段階では無いと私は思います。それであれば、ゲイの人や少数民族、日本で暮らす外国人などの声が政治に活かされることを期待します。

no 自然体でいい (ライラック・北海道・パートナー有・62歳)
何も女性議員の比率が低いから、挙げようなどとの切り口で語るのは意味がないと私は思います。女性でなければ果たせない課題を掲げて、女性議員の登場を願う主張としたい。そんな意味ではまさに市町村の議員にはもっと女性が進出してほしい。教育、環境、ゴミ、福祉等々の課題は日ごろ女性は真っ向から取組んでいる問題だと思います。それに対して男性議員のこれまでの取組みに成果を感じられないし、弊害さえ生まれている、ここは女性が登場して改めなければと私は考えます。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
多様な人材を起用し、活かせる社会にするためには
積極的な投稿をありがとうございます。日本では言上げ(ことあげ)せず、という習慣がありますが、1人の疑問や苦労の背後には同様の思いの何千人がいます。だから、声をあげる(raise the voice)勇気をもつ人は、無数の代弁者としても発信して社会改革に参加して下さい。

声をあげる/Raise the voiceキャンペーン手法は、私が国会議員になる前、日本の軍縮大使として小型武器軍縮の国連議長を務めたとき活用した手法でした。それは、難航する交渉を最後には全会一致の国連合意へと導く触媒となりました。被害者や目撃者の言葉の真実は、国情や考えの違いを超えて、強い共感を生みました。

新潟県のるうこさんは、地域の評議会に公募し、高齢の男性の審査員は、女性は家で子育てを、と言わんばかりの対応で、選ばれなかったとの体験を寄せてくれました。失敗談を語る勇気をありがとう。男女共同参画は政府与党の譲れない考え方であり、すべての地域で徹底するよう活動しています。女性らしくなど、男女別特性論も適切でないというのが国政の立場です。啓発活動が不十分であるようなので、さらに注力します。

女性議員には主婦目線ばかり求められてよくない、というIPウーマンさんの見解に賛同します。私も国際政治の助教授のころは、女らしくない専攻と言われ、最初は女子学生も5%ぐらいの国際政治の講義でしたが、10年後には教室の半分が女子になっていました。女性に向かないとされるテーマも、やる人がいると、偏見や自己抑制を払うのに役立つので、勇気をもって、金融、経済、防衛、外交、建設、土木、海運等々の政策通になる人が増えることを願っています。

他方で、少子化対策など、後回しにされた政策分野を女性が男性議員を巻き込んで拡大していくことは必要です。兵庫県のladyさんや北海道のライラックさんの、女性ならでは視点を活かしてという意見も受け止めます。

東京都のMatsuoさんの指摘するとおり、この議論はまさに、政治のdiversity(多様性)の文脈で考えるのが、正義。人口の半分を占める女性の参画は具体的突破口となるべきですが、それに安住すべきではなく、たとえば、年功序列の日本では若い人(youth)、また障害をもつ人やマイノリティも各種の決定過程への参加を重視する思想と実践が必要です。

さて、皆様! 国会議員は国民社会の反映ですから、国会議員に女性が少ないということは、日本の各分野の決定過程に女性が少ないということです。近年、女性の社会参画が伸び始めたとしても、年功序列が強い日本では彼女たちが決定力をもつまで、長年かかるという問題があります。国会でも、政党でも同様です。日本は資源のない国なので、すべての人が十分な能力を発揮して参加していく改革が必要だと思います。

どうやって多様な人材を起用し、活かせる社会になるのか、女性議員の問題からはじまり、この議論は、日本社会における人材の求め方を広げるという問題提起につながりそうです。でも思想の方向性は、常に、具象の課題から考え起こす必要があります。女性議員問題の問いかけは、だから大事なのです。皆さんからの活発な意見をお待ちしています。

【編集注※イー・ウーマンは政治的に中立です。「国民的な議論」の一つの場として貢献したいと考えておりますが、特定の政党や議員を支持・支援するものではありません。】


猪口邦子
衆議院議員・日本学術会議会員(政治学)
猪口邦子


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