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今週のテーマ
会議番号:2271
緊急地震速報、パニックや二次被害が心配?
投票結果
82
18
448票
96票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年10月01日より
2007年10月05日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
渡辺実 防災・危機管理ジャーナリスト
10月1日午前9時、究極の減災情報「緊急地震速報」の一般運用がスタートしました。この6時間半程前の午前2時……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
地震予知よりも、防災を。 (mimizuku・神奈川・パートナー有・34歳)
緊急地震速報が開始されたことを今朝のTVで知りました。しかし、速報があってからの数十秒、もしくは数秒でできることはごくわずかです。それよりも、建物の免震・耐震構造を強化したり、避難経路や避難場所の確保等が重要ではないかと思います。速報があれば今よりは被害を防ぐことも可能でしょうが、地震後の避難生活は避けられないでしょう。地震を止めることができないのなら、地震による生活被害を最小限にする努力をすべきだと思います。
統一された正しい対処方法を (noriari・兵庫・パートナー有・35歳)
以前の室崎キャスターのサーベイでも指摘がありましたが、世間一般で言われている防災情報が必ずしも正しいとは限らないようです。「机の下にもぐる」は今朝もNHKで伝えていましたが、私の周囲の阪神大震災の被災者の方々は「その上からタンスや屋根が降ってくるし、机も滑るから、すぐ家の外に出る!」と口をそろえて言います。緊急地震速報を普及させるだけでなく、それを聞いた後の対処行動を精査し早急に統一して伝えるべきです。
慣れていないことが心配 (いまいくん・埼玉・44歳)
やはり慣れていないことによるパニックが心配ですね。以前自動車産業にいた際に、人間は訓練していないといざと言う時にとんでもない行動をすることを目の当たりにしていますから。交通機関や医療現場ではそれなりに訓練を行うのでしょうが、渡辺さんがご指摘のように一般のドライバーなど、何の訓練も受けていない人たちが引き起こすパニックが心配です。何事もマニュアルに頼るのは好きではありませんが、なにがしかの「緊急自身速報対応マニュアル」は必要だと思います。
分かればいいようにも思いますが (kimirie・兵庫・パートナー無・37歳)
阪神淡路大震災で、速報で分かればいいようにも思ったのですが、実際には放送を見ていなければ分からないし、数秒から数十秒前に分かったところで何ができるのか! と言えば、普段からかなり順位が整っていない限り、結局焦ってしまってパニックを起こすだけのような気がします。そして、皆がパニックを起こした状態で次の行動をとろうとすれば、二次被害に繋がってしまうように思うからです。せめて2〜3分前に分かり、地域全体に報道されなければ、効果は難しい気がします。
情報の使い方に気をつける (aminami・高知・パートナー無・32歳)
緊急地震速報にかかわらず、情報は使い方を考えないと混乱が起きます。特に今回の速報は全国のどの場所で起きた地震でも全国で放送されると聞き、私は慌ててしまいそうです。それから、チャイム音も民放・NHK・携帯電話会社や緊急地震速報を知らせる装置など全ての媒体で統一してほしいです。各媒体により音が違うとそれを覚えないといけないし、より混乱が起こりそうです。情報をただ流すだけでなく、ある程度の伝達方法を気象庁は指示をしないんでしょうか? 不安です。
意識は変わりつつある (Jerryb・東京・パートナー有・40歳)
以前のサーベイでも、速報後の限られた時間に何ができるかというテーマがありました。速報の実施で、ニュースや特集番組などでも取り上げられるようになり、都会では認知が進みつつあるように感じます。情報弱者であるお年寄りを啓蒙する、社会的接点の弱い子育て世代には学校を通じて意識伝達をする、若者世代にはイベントで周知するなど、知っている人が知らない人に知恵を渡すようにすれば問題はないのでは。時間的猶予が残されているのかどうかが一番心配です。
できることがひとつはあるはず (コルディリネ・広島・パートナー有・43歳)
パニックや二次被害の心配は、緊急地震速報によるものというよりは地震そのものによると思います。たとえ10秒でも知っていると知らないでは、心構えがまず違うし、生死の境を分けることもあると思います。10秒ではできることは非常に限られてくるので、欲張らずできることを1つするくらいに思っていた方がいいのでは? 火を消すか、机の下に入るのか、外に出るのか、各家庭や、場所によって違うと思うので普段から相談しておくといいと思います。うちでは、机の下に入ることにしています。
2日目の円卓会議の議論は...
緊急地震速報」を一人一人が如何に活かすかが課題
10月1日午前9時、究極の減災情報「緊急地震速報」の一般運用がスタートしました。この6時間半程前の午前2時21分ごろ、神奈川県西部でマグニチュード4.9の地震が発生し、箱根町で震度5強、小田原市で震度5弱の揺れが襲いました。
緊急地震速報の一般運用開始前であり、この地震による緊急地震速報がテレビやラジオで伝えられることはありませんでした。気象庁が緊急地震速報を一般に発表する基準である震度5弱以上の地震でしたから、もし発表していても震源地が浅く真上であった箱根町や小田原市へは伝達が間に合いませんでした。一般運用直前に緊急地震速報の限界を、実際に知らしめた皮肉な地震が発生したわけです。
緊急地震速報が発表された場合「パニックや二次災害が心配?」とお聞きした1日目は、心配が81%、心配ないが19%と、圧倒的にパニックや二次災害を心配している方が多いことがわかりました。この結果は、
世界で初めて、大げさにいえば人類初めて接触する情報ですから、何が起きるかわからない、ということの現れだと思います
。
正直、我々防災の専門家も、実際に緊急地震速報が一般に発表されたら何が起きるのか、心配しています。その最も大きな要因は、
緊急地震速報そのものの意味と、この情報を受けた後の適切な行動について、まだまだ多くの国民に周知されていない
ことにあります。まずは、情報を正しく理解することから始めなければなりません。
気象庁はじめ関係機関は、緊急地震速報を正しく把握してもらうための活動を継続していかなければなりません。
そして、緊急地震速報に接したときに、あなたは身の安全を図るための行動を正しく取れるかが、次の問題になります。さまざまなシチュエーション毎に、その対応は異なります。
あなたの24時間の行動パターンに併せて、緊急地震速報に接触したときにとるべき対応・行動を事前にシミュレーションしておく必要があります
。
今日のご意見に、重要な問題指摘がありました。緊急地震速報が発表された後、「ほんとに机の下にもぐることが安全なのか」というものです。私もずっと、この課題を考えています。
耐震性のない建物(昭和56年以前に建設された建物)内にいた場合、机の下にもぐっていると、家ごと潰されて家に殺される可能性があります。耐震性のない建物の場合は、むしろ緊急地震速報を聞いたあと、すぐに外へ飛び出した方が命が助かる可能性があるのではないかと考えています。
マンションなど高い建物の場合は、廊下や階段の踊り場へ出た方が家に閉じ込められる可能性が少なくなる、と考えます。
そして、もう1つ。
チャイム音統一の問題
があります。これは、音が重要な視覚障害者の皆さんが緊急地震速報を有効に使うためにも重要な問題です。
いま、民放ラジオ局と行政の防災行政無線でも、NHK作成のチャイム音と同じにすることとなっています。緊急地震速報の専用端末機器も、NHKの音を使う方向で方針が決まりました。あとは民放TV局ですが、これも全体が統一の方向になれば足並みを揃える可能性があります。
しかし今後、緊急地震速報受信機能が搭載される携帯電話では、残念ながら困難なようです。携帯電話は不特定多数への伝達ではなく、個人の情報として使用されるのでいいかな、とも思っています。
10秒あれば……身の安全を守るための行動を何かとれるのか、それともパニックに陥ってしまうのか。
このコメントを読んでいる今、緊急地震速報がテレビやラジオで発表されるかもしれません。あなたなら、その時、どんな行動がとれるでしょうか
、考えてみてください。
渡辺実
防災・危機管理ジャーナリスト
「聞いただけの防災知識、鵜呑みにしている?」
防災ノウハウには、前提条件がある!
「いま地震が来ても、わたしは大丈夫?」
コミュニティの存在を見直すべきなのかもしれません
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