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今週のテーマ
会議番号:2040
マスコミの報道姿勢に異議あり!
投票結果
97
3
1106票
38票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
多数=正しい、わけではないということについては、皆さんの意見は一致しているようですね。しかし民主主義……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
少数派をすくい上げるのが民主主義 (しまうまぴょん・京都・パートナー有・39歳)
小学生の頃、「多数決で物事を決めるのが民主主義」と信じていた私に、「民主主義とは、少数派の意見を切り捨てずに掬い上げるシステムのことや」と教えてくれた先生がいました。この言葉は、今でも私の中に強いインパクトを持って存在しています。日本が民主主義を掲げる国家ならば、このスタンスで政治を行ってほしい。「多い=正しい」ではありません。与党が力に物を言わせて強行採決を行う度に、強く感じます。
自分の意見に対する反応を見る (リリーベル・埼玉・パートナー無・25歳)
私は、賛成反対どちらであっても、自分の意見に対しての反応なのだから受け止めることが大事だと思います。また、人数が多いから正しいということはないと思います。以前サーベイで少数意見を投稿したときに、どんな反応をも受け止めることの難しさを経験しました。あるキャスターから反対コメントをいただき、がっくりしたのです。今思えば、がっくりする前にそういう考えもあるかと受け入れる謙虚さがあれば良かったなと。
少数意見も意見 (pagi・東京パートナー有・)
すべての人が簡単にひとつの意見にまとまることは、複雑な問題ほどあり得ないことだと思うので、大多数の意見がまとまっていても鵜呑みにしないことが大切だと、常々思っています。結果的に自分の意見が少数派になってしまうこともあるけれど、特に気にしてはいません。多数の人と同じ意見になることより、自分の意見を自分がわかっていることの方が大切だと思うので。
操作されているのでしょうか。 (島風・沖縄・パートナー有・42歳)
同調してくれる人が多いと自信がつくこともありますが、少なくても意見にたどり着くまでの課程が満足していれば気になりません。また、「多い」が「正しい」とは思いません。複数の報道等で画一的に「正論」とばかりに騒がれることがありますが、パートナーの一言で見落としに気がつくことが多々あります。報道関係者でもないパートナーが気づくのですから、その方面では、わざと知らせないようにしているのかと思うこともあります。
人数の大小でなく (tarshu・東京・パートナー有・37歳)
自分の話にロジックがあるかどうかが何より重要だと思っています。同調というのは話の内容以外の要因も影響しますが、筋の通った話というのは、賛否以前に非常に大切な前提だと思いますし、相手に対する礼儀だとも思います。仕事中は特に心して望んでいるつもりですが、マスコミの論調にはこの『ロジック』、読者に対する誠意が現在何より欠けていると思います。結構これは報道の行間に透けて見えますので、ロジックのない最近のテレビ報道を私はほとんど見ていません。
真実を知りたい (yukinana・香港・パートナー有・25歳)
私の意見に同調してくれる人が少なくても気にしません。加えて、多いことと正しいことは、違うと思います。例えば、政治家がマスコミを敵にまわして辞任に追い込まれることがよくあります。そんなとき、報道により、国民の多くが辞任を望んでいるかのような流れになりますが、政治家が最後まで事実ではないと主張する姿を見ると、では真実は一体どうなのか? と気になります。残念ながらそこまでは報道されず、いつも真実を知ることはできません。
やっぱり受け手の問題 (ありる)
私は自分の論に同調する人の多寡には、興味がありません。どれだけ多くの意見や見方が出ているかに注意を払います。同調者が多くても、違う意見が出ていないときには、自分自身ですら疑います。少数意見を無視していないか? 勢いにのっているだけでは? イー・ウーマンのサーベイでも、Yesが90%以上というときには、Yesの中にどれだけ違う意見が提示されているかが気になります。受け手が視野を広く持つことが、情報横溢の時代にはどうしても必要だと思います。
「多」=「正」ではなく (仔黒猫・福岡)
記者も人間ですから、現象や事件のあらゆる側面を網羅できるわけではないでしょう。報道に接する時は、努めて「行間」を読むようにしてます。おのずと、自分だけの意見が形成されるように感じます。物事に対して一面的な見方はしたくないので、自分と異なる意見を持つ人が多くても、気にする必要はないと思います。新聞の署名記事を読むとき、面白い視点を持つ記者はチェックしています。
4日目の円卓会議の議論は...
多数派になりたがるマスコミ
多数=正しい、わけではないということについては、皆さんの意見は一致しているようですね。しかし民主主義は多数の意見で動いていきます。そうでなければまとまらないからです。でも多数が間違うことも少なくありません。たとえばバブルとその後の失われた15年をもたらした自民党の経済政策はその最たるものでしょう。戦前の大政翼賛会も、それに一役買った新聞も、大間違いした典型です。
しかし大間違いをしても「みんなで間違えば怖くない」、つまり自分だけが説明責任を求められて恥をかくことはありません。これが
メディアが横並びになりがちな理由
だと思います。つまりメディア自身が多数派になりたがるのです。このあたりは一般的にわれわれが一種の「画一性」「均質性」を好むことと関係があるかもしれません。
メディアはいかに多様な意見をバランスを取って報道するかが責務
だと思っています。戦争というようなテーマにしても、戦争すべきときがあるのかどうか、という観点はやはり必要でしょう。反戦というのは誰しも賛成でしょうが、武力を行使すべきときもあるのかもしれません。そこでいかに意見を闘わせるかが、民主主義を育てるのだと思います。
その意味で、私たちは、世の中に正しいと言い切れることはそれほど多くないこと、そして多数派が正しいとは限らないこと、だから自分で考えることが重要であることを、子供たちに伝えていかなければならないと思うのです。
その子供たちが自分たちで発信するような時代になれば、マスコミもその在り方を変えていくかもしれません。
さて皆さんは、自分の子供に「この世で正しいと言い切れることはそれほどたくさんはない」というように教えていますか。それとも「正しいことと間違っていることをきちんと区別しなさい」と教えていますか。後者と答えた方にさらにおたずねします。二酸化炭素を出さない原子力発電所は温暖化ガスの排出削減という観点からは歓迎されていますが、リスクの大きい原発をつくることは将来に禍根を残すかもしれません。さてこの問題をみなさんは子供にどう説明しますか。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
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