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今週のテーマ会議番号:2040
マスコミの報道姿勢に異議あり!
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
皆さんがいかに報道についてさまざまな事を考えておられるかがよくわかります。書かれていることはどれもう……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 多角的な視点を大切に。 (mimizuku・神奈川・パートナー有・34歳)
反日デモが騒がれていた頃、仕事で中国に滞在していました。テレビでは毎日襲撃事件が起きているかのような報道の仕方。現地にいながら、まるで別の国の出来事を見ている思いでした。日本国内で同じ報道を見たら、疑いもなくその内容を信じたことでしょう。一方向だけなく、いろんな観点から物事を捉えることの大切さを実感した出来事でした。

yes 情報の取捨選択が大切 (yukinana・神奈川・パートナー有・25歳)
これは、誰が悪いのでしょうか? 面白おかしく、書き立てる側や報道する側が悪いのか、これに踊らされて視聴する側が悪いのか。答えが出ません。弁護士をしている友人から、ある有名な事件の真相を聞き、それがマスコミによる報道と大きく異なるものであったために、時に報道されていることは、真実とは異なることもあると知りました。難しいことですが、情報を受け取る側はその取捨選択をする必要があると思います。

yes マスコミも会社員 (ちょこばなな・東京)
Yesに入れましたが、記者の知人・友人たちも、報道にある種の方向性があることは歯がゆく思っているそうです。でも彼らも結局「会社員」なのです。記者は約3年で取材担当先ががらっと変わるので、深い取材をしようと思えば相当勉強が必要です(特に医療は難しい)が、まじめな記者はたくさんいて、日々良い記事を書くため頑張っていると私は思っています。複数の媒体から真実を考えていくような賢い視聴者が増えていくことで、マスコミ経営層の考え方も変わると期待したいです。

yes ペンは剣よりも強し? (tarshu・東京・パートナー有・37歳)
鳥インフルエンザを隠した養鶏場の社長が夫人と一緒に首をつったことがありました。誤解を恐れずに書くなら、当時誰も発症していない鳥のウィルス問題で、小学校卒の零細企業の社長が自殺に追い込まれました。マスコミは彼を日本を代表する乳業メーカーと同じ論調で同じ強さで叩き続けました。ペンで戦うべき相手は権力であり、諸般の問題の根源のはずです。私は敢えてテレビ人だけでなく“マスコミ全体”に苦言を呈したいと思います。マスコミの方は業界を一括りに同類としてよく扱いますので。

yes マスコミをひと括りで語る限界 (ニジンスキー・東京・パートナー有・36歳)
問題はこれが報道なのか、エンターテイメントなのか、その線引きが曖昧になってきていることだと思います。昔はNHKとそれ以外で語ることもできましたが、今やそれも不可能だと思います。マスコミもビジネスとしての側面がある以上、大衆迎合的なものづくりは避けられません。冷静さが求められるのは視聴者側かもしれません。

yes 判断材料として使えない (Michael・新潟・38歳)
毎日の生活をとりまく出来事に対して、自分なりの判断を持つための材料を報道に求めているのですが、近頃のように各社、いっせいに同じような論調で報道されると、野次馬気分を満たしてくれても、判断材料としては役に立たないと感じます。政治のニュースなど政局も大切でしょうが、政策について、より堀り下げた報道を望みます。

yes 当事者意識を持って (環・千葉・パートナー有・30歳)
いじめ自殺が騒がれていますが、少し前まで教育問題といえば「ゆとり教育」「学力低下」でした。その間だっていじめはあったし、現場では必死でいじめに立ち向かう子どもや先生たちがいたはずなのに。何か問題が起こると、報道は犯人探しに躍起になるように見えます。原因を明らかにして対策を考えることは大切だけれど、「自分(たち)には何ができるか」という視点が報道側にも見る側にも欠けると、報道そのものが弱い者いじめになるのではないか、と思います。

no 国民の側にも問題ありでは (A6M2・愛知・パートナー有・50歳)
マスコミの報道姿勢が問題なのは、報道の受け手である私たち自身に問題があるとは言えないでしょうか。報道内容を無批判に受け入れたり、より刺激の強い情報を求めるから、マスコミも大衆受けを狙ってセンセーショナルに報じるのだと思います。マスコミの報道姿勢を問題にするとき、報道の自由という建前が免罪符になっているのも問題だと思います。商業主義や特定の政治・宗教から独立した公正なモニタリング機関を設立することも一考に価するのではないでしょうか。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「大事なのは受け手のスキル」
皆さんがいかに報道についてさまざまな事を考えておられるかがよくわかります。書かれていることはどれもうなずけることばかりです。受け手の問題を書いたA6M2さんのご意見とマスコミを一括りで語ることの危険性を書いたニジンスキーさんのご意見は、イエスとノーに分かれてはいますが、基本的に同じ問題を指摘していると思います。

たしかにマスコミ(とりわけテレビ)は問題のとらえ方が一つの方向に流れがちです。世の中はどんどん複雑になっていて、単純な答えを求めるのは不可能になりつつあるのに、テレビは簡単に結論を出そうとします。かつての年金不払い問題などはその典型なのです。国会議員の一部が年金の掛け金を払っていなかった問題(民主党の菅さんが「不払い三兄弟」と追及したころです)など、テレビでは不払い問題ばかりを報じました。結局、キャスター(田原さんとか筑紫さんです)自身も払っていなかったことが暴露されて面目を失いました。この問題は、不払いそのものよりも、なぜ払っていないことが社会保険庁から指摘されないのかという役所の仕組みそのものを指摘すべきところだったのです。

報道が画一的になりがちなのは、間違うことを恐れるからだと思います。しかし何が正しいのかはよくわからないから、結局横にらみで報道することになります。その分、いじめや医療過誤、あるいは製品の不具合など、責めるべき相手がはっきりしている場合は、居丈高に正義の剣を振り回します。

しかしマスコミの有り様をいかに批判してみても、問題は解決しません。そうした批判は紙面や番組編成にほとんど影響を与えないからです。むしろそうした報道をどう受け取って、どのように考えるか、私たち自身のスキルを磨くことが重要ではないでしょうか。新聞の読み方、テレビの見方を勉強するわけです。そして新聞や雑誌なども日本だけでなく、海外のものも読めるとさらに複眼思考になっていいのではないでしょうか。日本のマスコミがダメだと言っているわけではなく、違う視点の記事を読めば、別の考え方をしやすいということなのです。

さて皆さんは、メディアが報じたことが必ずしも「事実」ではないということは承知しておられると思います。そこで本日の問いかけです。皆さんは、報じられたことから、どのようにして「事実」を分別していますか。もちろん全部の報道についてチェックしているはずもないので、最近、気になった事件などでどのように考えたかを教えてください。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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