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今週のテーマ会議番号:2038
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2006年11月20日より
2006年11月24日まで
円卓会議とは

田嶋智太郎
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講演依頼
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
円卓会議議長一覧
皆さん、本当にたくさんの投稿を寄せていただきまして有難うございます。為替レートの水準というのは、金利……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes アメリカの景気次第 (ハルミン・東京・パートナー無・30歳)
日銀は政府から独立しているわけですし、日本の利率や円安・円高はアメリカのFRBの一存……と考えるのはいくらなんでも穿った見方とは思いますが、いずれにしても、私はアメリカの景気が大きく関係すると思います。田嶋さんがおっしゃるように、今後はアメリカ経済テコ入れのためにドル安となると、円高になる気がしてきました。ところで円が安いこのタイミングで、外貨を買うメリットってあるのでしょうか?

yes 身動きとれない (ショーン・東京)
アメリカは金利を下げて預貯金の魅力を減らし、株式投資の魅力を上げ、株価上昇によって好景気を保つ、ということでしょうか。でも、ドル安になるほどやってしまうと、輸出産業が黙っていない気がします(特に自動車メーカー)。一方日本は、金利上昇に及び腰で、もし引き上げても小幅なものになると思います。ということで、どちらもそれほど大きく身動きできそうもないので、しばらく円安は続く、というのが経済がわかっている振りをしてわかっていない私の読みです。

yes ヨーロッパ通貨を円換金しました (コンキン・東京・パートナー有・59歳)
この夏にヨーロッパ旅行をした時、レートの変化(円安)を体感しました。帰国後、日本の銀行に持っていた外貨預金を、円通貨に換金し、およそ20%の利益がでました。預金期間は3年ほどでしたから、いい投資になりました。

yes 外貨MMFを始めたので (福井ななこ・パートナー有・31歳)
円安の方が嬉しいです。でも、本当に小額なので、日々一喜一憂するほどではありませんが。最近、経済ニュースに目を向けるようになったので、色々勉強しないとなと思います。

no 増税の影響は? (カウワード・東京・パートナー無・24歳)
素人考えに過ぎないのですが、現在の(実感のない)好景気は、消費税等の増税を契機に落ち込むのではないかと危惧しています。景気と為替とが連動しているのかも分からないのですが、次の不況を契機に、円がさらに安くなったり、不安定になったりする危険はあるのではないでしょうか?
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「長いスパンで捉えれば常に円安のリスクは付きまとう……」
皆さん、本当にたくさんの投稿を寄せていただきまして有難うございます。
為替レートの水準というのは、金利や株価、企業業績、物価、雇用情勢、消費動向、原油や金の価格、各国間の貿易関係、主要国の選挙結果、各国政府の政策構想、G7での議事内容、異なる宗教間の対立、テロの発生などなど……実にさまざまな要素が互いに複雑に絡み合い、それらを前提とした多くの投資家の互いに異なる分析・判断によって決定づけられるものなので、その予測は本当に難しい……
だからこそ、たくさんの貴重なご意見のなかに、あらためて気づかされることも多々あります。

ハルミンさんがおっしゃるように、仮に現在のドル高・円安が当面のピークとすれば、いまドルを買うという選択にはメリットがないようにも思われます。ただ「目先的にピークを打って相場は逆に向かうのでないか」というのは、あくまで私の個人的な比較的短いスパンでの予想です。もちろん、そうならないかもしれません。

また、仮に一時的なドル安・円高方向に向かうことがあったとしても、その期間は長くて2〜3年程度なのではないかとも考えています。それは、過去の「円高→円安」は5年サイクルを繰り返してきたからです。さらに、より長いスパンで考えてみると、やはり人口が減少していく国の通貨は次第に買われにくくなっていくのではないかと……。そして、次に円安局面がやってくるときには「今回よりもずっと円安の水準を想定する必要もあるのではないか」……とも思います。

変動相場制である以上、常に円安のリスクというのは付きまとうわけで、そのリスクに対応する心構えだけはいつも持っていたいものと私は考えています。

ショーンさんの「ドル安になるほどやってしまうと、(日本の)輸出産業が黙っていない気がします(特に自動車メーカー)」というご指摘もご尤もです。ただ、これほど円安の状態が続くと本来は、むしろ米国の製造業が黙っていないはずです。それでも、米政府が以前に比べて円安(=日本からの輸入の増加)に寛容なのは、その方が米国にとって都合のいいことが多々あるからでしょう。少なくとも今の米国が、いわゆる円キャリートレード(金利の安い円を調達して金利の高い国=例えば米国の資産を買うこと)の恩恵に預かっていることは確かだと思います。そして、米ドルが世界の基軸通貨としての立場を維持する限り、為替相場の変動は専ら米国の都合に左右されるということも動かしがたい事実でしょう。よって、いくら日本の輸出産業や政府が黙っていないなどといっても、それは残念ながら世界では通用しないものと思われます。

為替の話になると、どうしても長くなってしまいます。少なくとも為替に関心を寄せることは、相場変動の要因となる世界のさまざまな出来事により強く関心を持てるようになることでもあります。いま、なぜ、円安(あるいは円高)なのかを考えるようにするだけで、それまでよりもずっと視野が拡がることは間違いないでしょう。

また、いつかサーベイのテーマに為替の問題を採り上げられればと思っています。そのときは、今回以上に活発な議論ができますよう、私も研究に熱を入れて行こうと思っています。一週間、有難うございました。

田嶋智太郎
経済アナリスト
田嶋智太郎


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