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今週のテーマ
会議番号:1992
飲酒運転、減らす方法はありますか?
投票結果
86
14
759票
122票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年09月25日より
2006年09月29日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
車を運転しているとき、会食などでお酒を勧められたら「車ですから」と断ります。私自身はそうお酒を飲める……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
バスもない地方都市から (hk・パートナー有・52歳)
ビール1杯飲んでから運転したことは、何度かあります。自宅から最寄の駅までは5キロくらいあるんです。私の住んでいる市は人口が30万人くらいですが、鉄道の駅は2つしかありません。大学生の子どもが駅まで自転車で通っているのですが、突然雨が降ってきたりして、急に迎えに行かなければならないことがよくあります。母でも、たまにはビールくらい飲みたいんですよね。でも、事故は怖いですから、できる限り帰宅するまで我慢しています。
パートナーにたしなめられ (HITOMI・石川・パートナー有・35歳)
パートナーは、会う人誰もが「優しそう、温和そう」というタイプで、私自身も強く怒られたり喧嘩したりしたことがありません。でも、結婚前から、私の飲酒運転にだけは、悲しい目と厳しい口調で「もし、何かあったらどう責任をとるのか?」と問いただす人でした。私はその後、飲酒運転はしなくなりました。ゴルフコンペの後でもアルコールを出さない、飲酒で捕まったら降格など、身近でも、以前からいろいろな対策(?)が聞かれるのに、こんなにもまだ蔓延していることに、ただただ驚いています。
本人が過信する前に (Donky0022・東京・パートナー有・40歳)
私自身、免許取得2年目位に、ビール1杯飲酒後、同乗者有りで運転したら、車を縁石の上に乗り上げて、3つの車輪を空回りさせてしまいました。人的被害がなかったのが救いですが、以後、車の運転自体を止めました。が、知人の飲酒運転を止めるのは難しいです。教習時や免許更新時に、酒を飲ませて事故体験させ「恐怖感」を植え付けるくらいしてほしいし、それでも過信して事故を起すなら殺人行為で対処してほしいです。
一人ひとりの繊細な気遣いから (Elda・東京・パートナー有・43歳)
悪質な例も、最初はひと口のお酒から。酒席の雰囲気はたしかに繊細。自分は今日は飲まないと決めても、勧められて断ると場は白けるかもしれません。でも、「きょうは車だから」とさりげなくソフトドリンクで場に一体化できるスマートな大人もたくさんいます。知らずに1杯勧めてしまって「車だから」と断られた場合、普段お酒が好きな人なら相当我慢しているのです。絶対にさらに「ひと口だけ」などと勧めることはやめ、即座にさりげなくソフトドリンクを用意してあげる。最初の1口を毅然と断つのが第一だと思います。
意識の問題 (みいや・香川・パートナー有・43歳)
意識の問題だとは思います。うちのパートナーもお酒はかなり飲みますが、外食時は飲むことを想定して絶対に車では行きません。この意識を持っている人が最近少ないのですね。ゾッとしました。会社でも飲酒運転のことは昔からとても厳しいので、接待などのときには必ずタクシーを使うよう徹底しています。
3日目の円卓会議の議論は...
「リスクに鈍感すぎる?」
車を運転しているとき、会食などでお酒を勧められたら「車ですから」と断ります。私自身はそうお酒を飲めるわけでもないので飲まないことに何の苦痛もないのですが、周りが恐縮して「われわればかり飲んですみません」と謝られることもよくあります。アメリカ人だったら何も気にしないでしょう。「そう」でおしまいです。お酒を飲むことが楽しいことで、飲まないことが苦しいことだという前提はないからだと思います。
昔は「まあそう言わずに軽くどうですか」などと酒を強制する人がいましたが、最近はめっきり減りました。飲酒運転の問題というより、日本でも、お酒を飲む、飲まないは個人の自由という雰囲気が強くなっていることが理由でしょう。「俺の盃が受けられないって言うのか」とからんでいる人もいなくなりましたね(韓国ではまだそういった習慣が残っていて、目上の人間から飲めと言われたら飲まなくてはいけないのだそうです。ただそれも時間がたてば変わるでしょうが)。
概して日本ではお酒に甘いと思いますが、昔よりは酔っぱらいが道路や駅で小間物屋を広げている光景を見なくなりました。他人に迷惑をかけるし、みっともないことだという意識が強くなっているのでしょうか。第一、正体不明になるまで酔っ払うということは、意思が弱いということでもあり、本来、たとえば会社の出世競争などではマイナス要因だと思いますがいかがでしょう。
その意味では飲酒運転が発覚したら、
会社や役所もクビになる
というほうが男性には効くかもしれませんね。飲酒で事故を起こしたらではなく、飲酒で捕まったらということになると、リスクがかなり大きくなるからです。
飲酒運転がそれでもなくならないのには、もう一つ理由があるかもしれません。
それはリスクに対する備えの弱さです。たとえば自動車保険に入るとします。対人賠償、対物賠償などなど積み重ねると結構な金額になります。一度も使わなければ保険料が割引になりますが、だんだん高いと思うようになるかもしれません。しかしリスクに備えるとはそういうことなのです。今いくらかのコストを負担することで将来に発生するかもしれない大きな負担に備えるのです。その意味では飲酒運転は、保険は出ないし、事故を起こす確立は高くなるし、万が一被害者が死んだりすれば、最長で20年(場合によってはもっと長く)刑務所に入るとなったら人生そのものを台無しにします。
それでも一度大丈夫だったから、今度も大丈夫だと思うのでしょう。結局それはリスク管理が下手くそだということです。ちょっとした油断が自分自身だけでなく、被害者、その家族、そして自分の家族の生活を狂わせると思ったら、やはりそのリスクに備えるのが理性ある大人だと思います。
さてここで皆さんにお伺いします。厳罰化というのは犯罪を防止するいい方法なのでしょうか。
たとえば少年犯罪などでも厳罰化の方向で進んでいますが、だから犯罪率が下がったとは言えないという調査結果を見たことがあります。危険運転致死傷罪という新しい規則を設けたときには一時飲酒運転で検挙される人の数が減ったそうですが、結局は元の木阿弥になってしまったようです。さらに厳罰化しても同じことが繰り返されるのではないでしょうか。皆さんはどう思われますか。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「犯罪加害者の情報、広く公開して欲しい」
人権と人権との衝突を招く
「犯罪に巻き込まれたことはありますか」
捜査を難しくしているもの、それは……
「世界のクルマ事情」
「飲んだら乗るな」は世界共通の合言葉
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