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今週のテーマ会議番号:1956
北越製紙TOBのニュースに、関心ありますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2006年07月31日より
2006年08月04日まで
円卓会議とは

高成田享
プロフィール
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
円卓会議議長一覧
いま香港でこのコメントを書いています。世界の資本が入り乱れている都市です。かつては、中国本土への投資……
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1日目までに届いている投稿から...
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yes プライドの行方なのか (ぴっこりーの・神奈川・パートナー有・38歳)
この買収騒動は、より大きな同業他社に買われるくらいなら異業種でメリットを求める、という北越のプライドを掛けた戦いのように見えます。もし、自分がトップなら……三菱の傘下に入ることで得るメリットが日本の製紙業界でトップになることより価値あるものなら、そして社員の士気が下がらないのなら、選ぶかもしれません。買収後の社員同士の混乱振りはいろいろあるようですので理解できます。

yes 国内の身近な問題として (かすが)
製紙会社というのは、紙製品を日常で多く使うこともあり、関心が高い業種です。しかも、国内の大企業のTOBについて今後どのようになるのか、大変関心があります。ことに、合併などしていくと、製品価格や、その質などについても大きく変わっていくのではないかと、消費者の立場からも無関心ではいられません。

yes TOBとステークホルダー (A6M2・愛知・パートナー有・50歳)
TOBの当事者は、買収側のファンドや企業の経営責任者と、被買収企業の経営責任者ということになりますが、両方のさまざまなステークホルダーにも利害があるはずですが、法律上は意見を表明する手立てはほとんどありません。従業員としての立場からいえば、雇用の保障と将来の見通しが重要です。北越製紙の場合、経営危機に直面しているわけでもないのに業界トップの王子製紙に買収されることは、納得できないと思われます。独禁法上も問題のあるTOBではないでしょうか。

no 私の生活にあまり関係が…… (いんこいんこ・大阪・パートナー有・43歳)
同業種の生き残りをかけた統合問題ですが、どちらも大手企業、私の生活にあまり影響はないかな、と(まことに視野の狭い考えですが)。ただ、両者で働く従業員が今後もモチベーションを維持できるように計らってほしいです。

no 実は無知な業界・分野です (ニューヨーク・アメリカ・パートナー有・33歳)
日常、意識しない会社なので、これではいかんと思いつつ、あまり興味が持てないでいます。自分自身が無知な業界・分野であるため冷たいのかもしれませんが、やはり市場原理で動くしかない気もします。
2日目の円卓会議の議論は...
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「消費者にも影響は及ぶ」
いま香港でこのコメントを書いています。世界の資本が入り乱れている都市です。かつては、中国本土への投資の入り口といわれてきましたが、いまや中国本土からの投資もふえているといいます。会話の中に、「レッドキャピタル」(赤い資本)という言葉が頻繁に出てきます。そんな都市からみると、これまでの日本は企業買収に神経質になりすぎてきたかもしれませんが、時代は確実に変化しています。

だから、王子製紙による北越製紙の経営統合問題への関心がYesとNoで半々というのは、TOB程度では驚かないという時代を先取りしているかもしれません。それに、製紙業界というのは地味なところですから、一般の人々には縁遠いかもしれません。

しかし、製紙業界は合併による寡占化の最終段階だと聞くと、今回のTOB話は消費者としても注目すべきことかもしれません。製紙業界は、王子製紙グループと日本製紙グループによる寡占化の歴史で、北越製紙はいまや数少ない有力な「独立派」だといわれます。だから、王子グループにとって、品質のよい印刷用紙をつくる北越を傘下に入れることは、たんに品揃えを整えるだけでなく、供給側が紙の価格にもっと影響力を持ちたいという願望が込められていると思います。投稿のなかにも、独禁法との関連を指摘する声がありましたね。

そう考えると、消費者としては、王子の傘下に入りたくない北越を応援したくなるのですが、紙は設備投資にお金のかかる設備産業ですから、「資本の論理」からすれば、北越の買収で寡占の効果が現れやすいということになるのでしょう。業界からすれば、王子による北越吸収が成功すれば、業界全体の合理化、効率化につながるという思惑もあると思います。

目に見えない消費者の利益か、目に見える業界の効率的な再編か、どこに重点を置くかで、見方は違います。明日は、合併される企業の社員の気持ちについて、考えてみたいと思います。

高成田享
朝日新聞石巻支局長
高成田享


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