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今週のテーマ会議番号:1928
日米同盟は本当に機能していると思いますか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年07月03日より
2006年07月07日まで
円卓会議とは

手嶋龍一
プロフィール
このテーマの議長
手嶋龍一 外交ジャーナリスト・作家
円卓会議議長一覧
北朝鮮が「テポドン二号」を含むミサイルを発射しました。恐れていた事態がついに現実のものとなってしまっ……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 機能していると思います (ニューヨーク・アメリカ・パートナー有・32歳)
スイスのように、どの国にも頼らず自国は自国で守るのであれば、軍事費・徴兵制度など今よりもっともっと国民の負担が増えると思います。その負担が軽減されていて、実際、平和が保たれているのですから、同盟は機能していると思います。外交や国際政治は、「愛」や「正義」だけで語れない、厳しい現実の中で動いていると思います。同時に、「愛」や「正義」を語ることは止めてはならない、ややこしいです。

yes 回り道でも、干渉をけん制するために (小桜・東京・パートナー有・37歳)
食糧・燃料等、海外依存度の高い我が国にとって、世界平和の維持は切なる願いです。日米同盟以外には現実的な戦略が無いことは確かですが、自国の国益を守るためには、回り道のようでも、発展途上国に対する経済面での援助や自衛隊の派遣等、日本の存在意義を世界にアピールする努力を続けて行くことで、米国の干渉をけん制する必要があると思います。

no 基地内の裁判権、を日本に (ショーン・東京)
対等な関係を築くためには、在日米軍地位協定の見直し、これが最初の1歩だと思います。米軍が罪を犯しても、それを日本の法で裁けない現状では、どんな政策を新たにつくっても「対等な関係」には成り得ないと思います。基地内の裁判権を日本が得るためには、アメリカが指摘する取調べの不透明さをクリアするために、警察・検察とわず、取調べの録画を必須にするなど、日本国内の法も変える必要があると思います。相手に「変われ!」と言うだけでなく、まずは自分から。

no 同盟とは真の友情にも似て (みもざ・神奈川・パートナー有・38歳)
「同盟」とは「同調」ではなく時には相手のためを思い、異なる意見や誤りと思えることをきちんと指摘していくことも大事だと思います。そのような友人(友国)こそ一目置き、意見も尊重するのではないでしょうか。日本はイラク攻撃には反対すべきだったと今でも思っていますが、支持したことがかえって米国民をも苦しめることになったのではないでしょうか。膨大な税金の投入、軍人の死、家族の悲しみ、攻撃を受けた国民の苦しみ……攻撃しなければ生まれなかった負の歴史として刻まれたように思えてなりません。

no 今後、どうなっていくのか (goma0906・愛知・パートナー有・29歳)
日米同盟、軍隊を持たない日本としては、アメリカとの同盟は必要なのかもしれませんが、アメリカと手を結び続けることが、日本にとって本当に良いことなのか考える時期に差し掛かっているような気もします。日本は戦争をしない国というのならば、スイスのように永世中立国になる方法だってあります。アメリカと手を結ぶ=戦争・紛争から完全に関係を絶てないように感じます。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「テポドン事件」の意味するもの
―日米同盟の機能不全を露呈―
北朝鮮が「テポドン二号」を含むミサイルを発射しました。恐れていた事態がついに現実のものとなってしまったのです。私は「発射の事実」そのものを恐れていたわけではありません。日米両国が北朝鮮に対して発していた警告が顧みられず、日米同盟が空洞化している実態を国際社会に知らしめてしまった、そのことこそ私が恐れていた事態だったのです。

私はいまワシントンに滞在しているのですが、昨夜来、さまざまなメディアから見解を求められ、ほとんど寝ることができませんでした。私はメディアへのコメントのなかで「小泉首相の平壌訪問に象徴される対北朝鮮外交が破綻していた事実が明確になった」と述べました。『中央公論』誌の今月号で麻生外務大臣と対談した際、私は「北朝鮮がミサイル発射に及んだらどう対応するのか」と質しました。小泉首相が北朝鮮側と取り交わし、ミサイル発射の凍結を約束させた『平壌宣言』は反故にされるべき―。麻生外相はこうきっぱりと応じたのでした。小泉外交の最大の成果とされた北朝鮮訪問の成果を外相自らが否定したのですから、この麻生発言は少なからぬ波紋を呼び起こしました。日本政府は、この麻生発言の方向に沿って凛とした対応をすべきでしょう。そもそも、この「平壌宣言」なるものには、横田めぐみさんらの拉致事件が実に一行も触れられていないのですから、一刻も早く清算し、当時の関係者の責任を明確にすべきです。

「テポドン発射」の衝撃的なニュースを待たずに、「日米同盟は機能していない」という意見がついに77%にも達してしまいました。「日米同盟は必要か」といった従来の設問ならもう少し別の結果が出たのでしょうが、皆さんの回答は「イエス」と答えた人も含めて実に的確なことに感銘を受けました。「ニューヨーク(アメリカ)」氏は、同盟はいちおう機能しているとしながらも、「外交や国際政治は、愛や正義だけでは語れない、厳しい現実の中で動いていると思います。同時に、愛や正義を語ることを止めてはならない」と述べています。また「小桜(東京)」氏も同じく肯定派なのですが「国益を守るにためには日本の存在を世界にアピールする努力を続けて行くことで、米国の干渉をけん制する必要がある」と冷徹な見方を披露してくれました。また否定派の「ショーン(東京)」氏は「相手に変われ!というだけでなく、まず自分から」と提言しています。おなじ否定派の「みもざ(神奈川)」氏は「同盟とは同調でなく時には相手のためを思い、異なる意見や誤りと思えることをきちんと指摘」すべきだと述べ、小泉外交に警鐘を鳴らしています。

さて皆さん、「テポドン事件」後の日米同盟は、どんな方向に進むべきだとお考えですか。活発な議論を期待しています。

手嶋龍一
外交ジャーナリスト・作家
手嶋龍一


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