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今週のテーマ
会議番号:1914
村上ファンド報道は客観的だと思いますか?
投票結果
14
86
135票
853票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年06月12日より
2006年06月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
皆さんからいただいた投稿はどれも重いものだと思います。取材時の約束を破られたこと、ほとんど同じ取材を……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
自身の経験から (daisy219・東京・パートナー有・33歳)
働いていた会社のCEOに対して、同日に3つの新聞社が取材をしたことがあり、同席していました。記者の質問内容とCEOの回答は、3社とも8〜9割同じだったのに、翌日の新聞を見て驚きました。すでに彼らの中ではストーリーが出来上がっていて、そこに切り貼りされるようにCEOの発言が使われていました。メディアの怖さを思い知ったのと同時に、自分の判断力を試されている気がしました。
たった一つの真実などない (samin・東京・43歳)
メディアを信用しなくなった一番大きなきっかけは、イスラエルを訪れたときでした。ある場所で虐殺が行われたという説明を聞いていたのですが、亡くなった方の数さえ、パレスチナ人との間で誤差があったことを覚えています。「立場」や「都合」によって、数字という客観的なデータさえ変わるということに、大きなショックを受けました。メディア情報の量は、100%信頼性を約束するものでないことを忘れてはいけないと感じています。
かつて取材を受けた時 (shosho・京都・パートナー無・40歳)
地方版主催の展示会で受賞した時に取材を受けました。小学校6年生の時でしたが、載せないでとお願いした内容を載せられてしまいました。些細なことでしたが、人の意図が入ることを思い知らされました。時々、思い出して、各メディアの報道は自戒しながら見ています。
単純でないことが多いはず (blueberry53・大阪・パートナー有・49歳)
M&A、ファンド……初めて知る事件、事象が続きます。このようなことを報道するとき、マスコミ関係者が自らの評価基準が不安定なまま伝えているのでは、と思うことがあります。その結果、専門家の意見を踏まえつつも、正義と悪、平等などの単純な判断へと傾くように思います。すべてにスピードが必要な時代ではありますが、マスコミ内部で「議論」をして、様々な見解を整理して伝えるようなことができないのでしょうか。
多様な報道がないのはなぜ? (nikku・千葉・パートナー無・23歳)
情報は報道機関により加工され流れてきます。それは当然で、報道する側が分かりやすく、かつ、主張を持って伝えたい、ということの現われだと思います。ただ、気になるのは、主張の異なる報道が少ないことです。どのテレビの内容も画一的で、事実に立体感がまったく出ていません。例えば夕方のテレビのニュース・テロップの内容が、どこも似ているのは、民放が複数ある意味をなくしていると思います。
5日目の円卓会議の議論は...
多様性こそ民主主義の原点
皆さんからいただいた投稿はどれも重いものだと思います。取材時の約束を破られたこと、ほとんど同じ取材を受けたのに記事がまったく違っていたこと、たったひとつの事件さえ立場によって言うことが違うということ。こうした経験をされた方は、メディアが言うことは「事実」とは限らないと思いつつ、記事などを読まれていることと思います。
そしてblueberryさんのご意見は、僕なども肝に銘じなければなりません。新しい事象をどうとらえればいいのか、実はわかっていないことも多いのです。新しくなくても、たとえば原発問題をどの視点からとらえればより事実に近い報道になるのか、むずかしいと思います。自分たちが判断ができないなら、読む人それぞれの判断に任せるというやり方もあります。単純化してしまうと必ずと言っていいほど、読者をミスリードしてしまいます。善悪とか好悪という視点だけで物事を判断するのは危険ですらあります。
さらにnikkuさんの「多様な報道がないのはなぜ?」という問いかけは、メディアにとって厳しい問いかけだと思います。極端な言い方ですが、読者や視聴者が「真実は一つではない」と思っているのに、メディアの側は一所懸命に「正しく」あろうとします。そうすると、他人と違うことを言うのは不安なのです。だから似通ってきます。メディアの役割は真実を提供することではなく、むしろ多様な見方を読者に提供することによって、読者がその中から実像に近いものを組み立てるのに役立つことだと思います。
今週投稿された皆さんは、すべてメディアに対して一種の免疫をもっておられる方のようでした。こういう方を読者にもっていると考えれば、メディアのあり方も必然的に変わってくるのではないかと思います。そしてメディアがもう少しきちんとしてくるように祈ります。せっかく記者の証言拒否を認めるなど、メディアに対して期待している人々は多いのですから。
今週も熱のこもった議論ができて、とてもよかったと思います。ありがとうございました。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「マスコミを信頼している?」
マスコミもクチコミも、1つだけ避けたいこと、とは?
「それでも、ホリエモンを支持しますか?」
急暗転、人の心はどうなる?
「10年後、新聞やテレビはなくなっていると思いますか?」
情報の受け手が、問われているのは……
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