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今週のテーマ会議番号:1908
石油の自主開発をふやすことに賛成ですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2006年06月05日より
2006年06月09日まで
円卓会議とは

高成田享
プロフィール
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
円卓会議議長一覧
昨年、石油資源の宝庫でもあるカスピ海に面したアゼルバイジャンの首都バクーに行きました。火力発電所など……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 技術貢献と社会貢献へ (UNAUNA・東京・パートナー有・38歳)
石油自主開発で重要なのは産油量確保だけでなく、産油国への貢献もあると思います。日本の技術を提供すると共に、経済・文化交流など、今以上に進めるべきだと考えます。また原油精製技術の更なる向上を図り、結果的な省エネに繋げる努力も並行して行うべきだと思います。

yes リスクヘッジのために (いまいくん・埼玉・43歳)
少なくともこの先数十年は石油の輸入に頼らざるを得ないわけで、そのリスクを軽減する意味でも、自主開発を増やすべきだと思います。ただその場合でも、産油地は政情が不安定なところばかりなので、そのリスクは常にありますよね。輸入にしろ自主開発にしろ、外交に力を入れなければならないことには変わりないですね。

no 技術力で新エネルギーを (oopon・千葉)
資源の少ない国が頼らざるを得ない原油国には、紛争を抱えた国が多い事実があります。自衛隊を派遣してまで石油の自主開発をするのなら、その予算と日本の技術力で、新たなエネルギーの自主開発をすべきではないかと思います。

no 自主開発によって得するのは? (いいだえいこ・福岡・パートナー無・40歳)
自主開発=自由で安定した供給という、図式を考えがちです。では実際に供給が途絶えた時どうするのか? 日本の今の消費状態では打撃は大きいです。これは理想論かもしれませんが、眼下の石を拾うというより、石油資源を極力使わない国に、日本の技術力やその開発資金をもって転換できないものかと考えます。「使う」から「使わない」へ発想の転換をし、他の大量消費国を省エネに転換する指導国に、日本が変身することが必要だと思います。石油開発で儲かるのは、一部大手企業と天下り役人だけだと思います。

no 世界に存在する意味を確保 (libro・東京・パートナー無・24歳)
自主開発もいいけれど、それよりも安定的に石油を確保できる外交努力がまず先。日本の場合、経済力技術力で開発はできるが、それでは先が続かないと思います。むしろ今は自主開発よりも、自主開発に向ける力を代替燃料の開発や、安定的供給ルートの確保に向けたほうがいいのではないでしょうか。
3日目の円卓会議の議論は...
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アゼルバイジャンの経験
昨年、石油資源の宝庫でもあるカスピ海に面したアゼルバイジャンの首都バクーに行きました。火力発電所など日本の政府開発援助(ODA)案件を調べるのが目的だったのですが、そこで、日本の国策会社である国際石油開発が10%の権益を保有するカスピ海ACG油田が原油を生産し、パイプラインで地中海に面するトルコのジェイハンまで輸送する計画を知りました。

パイプラインは完成し、すでに稼働しているようですが、そのとき、これは日本の自主開発のモデルではないかと思いました。というのは、日本の権益は、民間で参加した伊藤忠分を含めても14%程度で、もっと大きなシェアを持っているのは英米の石油大手(メジャー)だったからです。いざとなれば、この権益を守るために米英が軍事力を行使することはあるかもしれませんが、少なくとも日本に「義務」はありません。「逃げる」という選択肢もある自主開発なら、せいぜい20%弱ではないかと思ったのです。

米国がいまイラク戦争という泥沼から抜けられないのも、結局はイラクの石油資源に目がくらんだからだと思います。開戦前に、今から見ればずっと控え目な戦費を予測した米政府の役人がクビになりましたが、その理由は、イラク戦費は油田の資金でまかなうのでほとんどいらないのに、過大な見積もりをしたということでした。

自主開発の大きな魅力は、安定的な供給源の確保ですが、相手国の政治情勢が変化するかもしれないという大きなリスクを背負うのも確かです。自主開発に向けるエネルギーを代替エネルギーの開発にという提案は、自主開発のリスクを考えれば当然の答えだと思います。

それにしても現在の中国の積極的な資源外交をみると、日本も対抗して資源外交が必要なようにみえます。明日は中国要因を考えながら、自主開発を考えてみたいと思います。

高成田享
朝日新聞石巻支局長
高成田享


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