イー・ウーマン出張勝也さん使える英語の習得、小学校教育までが勝負？

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今週のテーマ

会議番号:1863

使える英語の習得、小学校教育までが勝負？

投票結果

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【開催期間】
2006年04月10日より
2006年04月14日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

出張勝也　オデッセイコミュニケーションズ代表

投稿をお送りいただいた皆様、ありがとうございます。投票順位が1位なのは、英語のトピックに関するメ�……

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1日目までに届いている投稿から...

身近な感覚を育成するために (みりんご・東京)

英語を身近なものに感じる為にの点でYesです。私は外国で初めて英語で会話をしたときの感動が忘れられないのです。今までの机上の英語が通じる喜びは、英語学習のモチベーションとなり、今は英語を使った仕事をしています。実際に勉強していることが役立つ、また外国語を身構えずに気楽に使う感覚を養うためには、早ければ早いほどよいのではないかと思います。ただ母国語の語彙以上に外国語の知識は増えないので、国語の教育が第一、そして感覚教育として小学校の英語教育が必要と考えます。

早いほうが馴染みやすい (sfyoko・米国・パートナー有・37歳)

私は中学の途中から、親の海外転勤でインターナショナルスクールに通い、大変英語で苦労しました。15歳といえばもう会話は大人の語彙。毎日1日中、ESLのクラスで特訓し、追いつくのが大変でした。日本の中学の教育はほとんど役に立ちませんでした。その点、10歳以下で始めた方は、ほぼネイティブと同じレベルまで話せるようになるので、早いほうが馴染みやすいと思います。やはり日本を一歩出たら、英語が話せると便利だと思います。

伝える内容と発言する力 (れねごな・神奈川・パートナー有・38歳)

発言する勇気や内容がついていかないと、正確な英語が話せても使えないと思います。私は日本の外資系企業で働いた経験がありますが、発音や文法が正確でなくても、アグレッシブに自分の考えを伝える人がデキル人でした。英語の授業ではなく、母国語でディベートの授業でもした方が、ためになるのではないでしょうか。

発音よりも話の内容 (にばん・東京・パートナー有・42歳)

職場で多くの外国人と英語で話すことが多いのですが、発音なんてそれこそ、皆お国なまりのままです。要は何を話すかで、発音がネイティブ並みでも中身がなければそれまでです。言葉はその人の語彙力によるので、日本語はだめだけど英語ならOKということはありえないと思います。また英文法の理解は必要でしょう。文法の理解なしに闇雲に勉強しても身につかないと思います。自分の子ども達にはLとRのためではなく、外国人に対して劣等感や恐怖心を持って欲しくないため、英語塾に通わせています。

やる気とセンスの問題 (tigersk・韓国・ソウル・パートナー有・29歳)

私は現在英語を利用する仕事をしていますが、本格的に英語の勉強を始めたのは高校に入ってからです。小学校では英語の授業はありませんでした。高校を卒業してアメリカ留学しましたが、そこでの頑張り方次第だと思います。留学中に同じ国の人とばかり付き合うと、10年いても英語は上達しません。私は9カ月ホームステイし、友達もほとんどネイティブでした。英語はやる気と勉強するセンスだと思います。

やり方次第では何歳でも (Ｒｉｎｘｉａｎｇ・東京・パートナー無・30歳)

私自身、留学経験はないし、高校までは“使える英語”を習ったことはありませんでした。しかし、大学（国内）にて履修した英語の授業を通して、英語力が向上し、日常会話で不自由することはほとんどないですし、ニュースも概要は理解できます。何歳でも、といえるかはわかりませんが、経験上、20歳まではいけると思います！

小学校教育まで、とは思わないけど (ぴっかりん・愛知・36歳)

ヒヤリング力は小さい時期ほど身に付くと思っています。知人はネイティブな英語を話し、海外で仕事をしていますが、「両親がカーペンターズが好きで、よく聞いていたのが良かったのかも」と言っていました。英語の勉強はその気になれば何歳から始めてもいいとは思います（遅いということはない）。英語力をつけると、将来の選択肢の幅が広がるように思います。

2日目の円卓会議の議論は...

いつからはじめれば十分か？

投稿をお送りいただいた皆様、ありがとうございます。

投票順位が1位なのは、英語のトピックに関するメンバーの皆さんの関心の高さを表していますね。

僕の20年来の友人で、ムラヤマ君（仮名）という、東大法学部はでているけど、まったく英語ができない友達がいます。特に、聞いたり、話したりは、まったく「ヘレン・ケラー」状況でした。その頃（同じ会社で働き始めた、ふたりがまだ20歳代前半だった頃）、オフィスのアメリカ人と会話ができていた僕は、天才に見えたそうです。追い討ちをかけるように、帰国子女の女の子のニッコウさん（これも仮名）からは、ムラヤマ君は、完全に馬鹿にされていました。

ところが、その後、彼は数年のアメリカ滞在、イギリスへの留学を経て、めきめきと英語でのコミュニケーション力をつけ、一時はイギリスでも働いていました。ムラヤマ君なんかを見ていると、20代を過ぎてスタートしても、一生懸命にやると、英語もかなりのところに行くものだと感心したものです。（ただ、彼は東大に入っているくらいなので、読む力や文法力は、ある程度あったのだと思います）

確かに僕にしても、ムラヤマ君にしても、「ネイティブ」とは言えません。アメリカ人やイギリス人のパーティに入っていって、会話を続けていくのは、それなりに大変です。でも、パーティで冗談を言って会話をするために、子どもにどのくらい英語をやらせたいと思います？

僕は日本社会をベースにして、国際的な仕事をするのであれば、中学校から英語を始めれば、十分なように思っていますが、それは、僕の個人的な感想であって、「科学的な裏づけ」があるわけではないです。英語議論が難しいのは、信頼にたるデータがあまりないからかなとも思います。ですから、皆さん、遠慮なく、「何々をするには、いつからやれば十分だ」という意見をお聞かせください。（個人の経験や見聞に基づいた話のみ扱うのがイー・ウーマンですから）

出張勝也
オデッセイコミュニケーションズ代表


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