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今週のテーマ会議番号:1854
医者の診断に疑問、不信を感じたことがある?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2006年03月27日より
2006年03月31日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
日本の医療費は「激安」と書かれたのがMARINOさん。お医者さんです。それぞれの手術などの比較はむずかしい……
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3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 何でも3割負担に疑問 (ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・36歳)
「何でも3割負担」というのに疑問を持っています。どんな疾患でも当事者にとっては大変なことですが、例えば風邪などは全額負担でもさほど支払い額は多くならないはずです(やたらと点滴や抗生物質を使われるとそうは言えませんが)。逆に重度疾患(治療費のかかるもの)には手厚い保障があってもよいのではないでしょうか? 現在、高額医療の制度はありますが、対象幅の拡充を求めたいです。

yes 医療費は安い (MARINO・愛媛パートナー無・)
海外と比較すると一目瞭然、激安です。私は外科医ですので、手術料金から手術に必要な材料費を引くと、赤字になることも多々経験します。医療費のうち、ほとんどが実費(薬・検査や治療の材料費)で人件費や技術料はほとんどないのが実態です。働いていて寂しい気持ちになりますよ。

yes 予防医療で病院経営を (なみなみ・東京・38歳)
藤田先生のコメントに「大病院は多くの患者を診なくては採算が取れない」とありましたが、私が以前、仕事でお世話になった先生は、予防医療において経営を成り立たせる、という考えでした。例えばフィットネスジムを病院と併設するなど。患者を増やすのではなく、病気にならないように努力する人を増やすのです。経営のために患者を増やす、という考えは、本来の医療の考えと逆であり、医者への不信感にもつながります。予防医療の分野で経営が成り立つことができれば、と思います。

yes お金儲け? (skyblue-yuko・埼玉・パートナー無・26歳)
歯医者の定期検診に行くのがいつも億劫になります。それは、必要以上に通わされているように感じるからです。チェック1回、歯磨き指導で1回、歯石取り2回。仕事で忙しくて歯医者に行く時間を取るのも大変なのに、なぜ何度も通わないといけないのか、いつも疑問です。しかも待ち時間は長いのに、治療時間は10分程度。質問しても「保険の範囲内にするのには、回数を分けるしかない」とのおきまりの回答。腑に落ちず、歯医者のお金儲けのために何度も通わされていると感じざるを得ません。

yes なぜ治療費が違うの? (枝利子・東京・パートナー無・52歳)
(2006年)1月に親指の付け根を痛めたので外科へ。2回目の通院から、レーザーを左手に5分、右手に3分当てる治療を続けましたが、リハビリ方法に変化ないのに、320円だったり340円だったり、不信でした。また、湿布が切れたため、処方箋を書いてもらったら580円でしたが、損害保険に届ける必要があるため症状名を聞くと「これは保険は降りませんよ」と、いきなり患者に言う医者でした。精神的に気分は悪くなるし、あきれます。患者は勉強しています。心ある医師に会いたいです!
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
医療費引き下げでは医療はよくならない
日本の医療費は「激安」と書かれたのがMARINOさん。お医者さんです。それぞれの手術などの比較はむずかしいのですが、医療費全体ということで見ると、日本の医療費はアメリカなどと比べて国内総生産に占める割合が低いのです。日本人のほうが健康ということもないでしょうから、やっぱり日本の医療費は全体として安いと言えるのだと思います。

それなのに、なぜいま診療報酬の引き下げなのか。これは僕も解せません。どうも医者はあくどく儲けているという先入観から抜け切れていないのではないでしょうか。もちろんそういう医者もいますが、大病院の勤務医などはリスクを伴う激務の割には給料が安いというのが実情ではないでしょうか。そのため、医者を集めるのが非常にむずかしくなっているといいます。

実際、福島の産婦人科医が逮捕・起訴された事件も、県立病院なのに産婦人科医は1人だったそうです。事件後、病院は代わりの医師が見つからないために産婦人科の閉鎖に追い込まれました。そしてそれまで通っていた妊婦さんたちは別の病院に行かざるをえなくなったのです。そして産婦人科は学生に人気のない診療科目なのだそうで、志望者がどんどん減っているといいます。勤務が不規則な上、医療過誤で訴えられる確率が高いからだそうです。

このようになってくると、医師にとって患者とのコミュニケーションに割ける時間は、どんどん少なくなってくるでしょう。ある医師がこう語ったことがあります。「経営サイドから午前中に30人の外来を診ろと言われたら、丁寧に説明してる暇なんかない」。こういう状況が医師と患者のコミュニケーションを悪くしているとすれば、これからますます医師の言葉に不信感を持つ人が増える可能性があるということです。

このような状況をどうしたらよりよい医療になるのか、その答えは見つかっていません。しかし、少なくとも医療費の抑制は、医療の改善につながるとは思えません。

さて皆さんにお尋ねします。医療関係者と患者がよりよい「治療関係」を結べるようにするために、どんなことが必要だと思いますか。具体的な提案があれば大歓迎です。医療関係者の方も、患者側の方も積極的に日本の医療をよくするための提案をお願いいたします。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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