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今週のテーマ会議番号:1824
忘れられない一皿、ありますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年02月20日より
2006年02月24日まで
円卓会議とは

山口 浩
プロフィール
このテーマの議長
山口 浩 神戸北野ホテル総支配人
円卓会議議長一覧
昨日の投稿のほとんどは、ショックを受けながらも、温かい愛情いっぱいのお話しでしたね。私にも以前こんな……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 初めての料理 (hirakan・神奈川・パートナー有・36歳)
小学生のとき、家庭科で習った料理を家でも挑戦したところ、祖父が一口食べて「辛い」。その後はまったく箸をつけてくれませんでした。ショックでした。大正生まれの祖父は厳しい人で、よく祖母も味付けのことで叱られていました。でも、昨年、帰省した際にシチューを作ったら、祖父が「うまいなぁ」と言って、おかわりをしてくれたのです。その一言で、当時の悔しさが蘇り、でも同時にすーっと引いていきました。やっと褒められた気がして、素直に嬉しかったです。

yes 思い出の母の味 (saecho・神奈川・パートナー無・28歳)
あまりに美味しくなくて忘れられないのが、母の作ったドーナツです。おかげで某ドーナツ屋さんができるまで、ドーナツは苦手でした。でも最近、逆に母のあのドーナツが食べたくなる事があります。おいしくてもまずくても、母にしか作れない味なんだと思います。

yes あのときの一皿がきっかけ (ラッキークローバー・山形・パートナー有・29歳)
私がまだ幼小だったころ、テレビの料理番組をみて、野菜の切り方、飾り方に衝撃を受け、褒められたい一心で、真似して作ってみました。包丁をまだおぼつかない手で使い、番組通りにできるはずもなく……それを見てみんなは遠慮なく笑いましたが、祖父だけは「よくがんばったねえ」とほめてくれました。けど、幼心に傷ついたのを覚えています。今思えば、あのときの一皿が悔しくて、それ以降、料理に関して興味を示すようになりました。今では、調理師・栄養士の資格を活かした仕事をしています。

yes 思い出のクリスマス (まみまんま)
まだ結婚する前のことです。クリスマスにパートナーが一人暮らしする部屋で、料理を作って待っていることにしました。料理なんて全然できない私が、から揚げを作り……油の温度が低かったのでお肉が全部鍋底にくっついてしまい、大失敗の料理が並ぶクリスマスとなってしまいました。でもパートナーは「油が温まってからいれようね!」とやさしく言ってくれ、美味しくない料理を全部食べてくれました。そのとき、結婚するならこの人かな、と思いました。

yes フランス料理が苦手なんです (よんよん・福岡・パートナー有・38歳)
私は生クリームとバターが嫌いなので、フレンチが苦手なんです。そのため、フランスに行ったとき、料理にソースをかけないように頼んだことがあります。すると運ばれてきたお皿が、なんとも間の抜けたものになっていて……。もしかするとこれが忘れられない一皿かもしれません。

no (aoiku)
Noとしましたが、一皿に絞れないのです。やはり一緒にテーブルを囲んだ人、会話など、お料理をおいしくいただく隠し味がいろいろとあると思います。札幌でいただいた海老のてんぷらのぷりぷり感、かにがたっぷりのシュウマイ、ホッキ貝のお刺身……。新鮮で大感激しました。また、京都でいただいた、旬のたけのこ尽くしなども思い出します。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
料理を楽しんで欲しい
昨日の投稿のほとんどは、ショックを受けながらも、温かい愛情いっぱいのお話しでしたね。私にも以前こんな経験がありました。

師匠であるロワゾー氏がフランス国外で持った最初で最後の支店だった神戸の『ラ・コート・ドール』で料理を作っていたときのことです。フランスの本店のメートル・ドテル(給仕長)が食事に来たのです。

そこで私は彼のために、マスタード風味のソースのウサギ料理を作りました。彼は一口その料理を口にすると私を呼び、「何かがおかしい、何か足ない」というのです。そんなはずはない。すべて上質の素材を使い、しっかりテイスティングし、確認した上で出したのに……。それでも彼は「いや、ぜったいに何かがおかしい」と言い切るのです。

それから、一つひとつの食材を調べていると、マスタードの瓶に書かれた文字を発見しまた。それは賞味期限です。その料理を作る直前に開けた新しい瓶でしたが、賞味期限はギリギリでした。

まさかと思い、賞味期限にたっぷり余裕のある別の瓶を開け、味を見比べてみて驚きました。マスタードの味のキレがまったく違うのです。ショックでした。食べ比べてみると明らかに違いが解かりましたが、どちらかだけを食べたときは解からなかった。でも彼は一口食べただけで瞬時にそれを感じたのです。

マスタードを食べ慣れているフランス人と日本人の私では、マスタードに対する味覚がそんなに違うものなのか、という驚き。またプロの料理人として気付かなかったことを指摘されたような気持ちにもなり、とてもショックでした。

もちろん彼は文句のつもりで言ったのではなく、私にそのかすかな味の違いを教えてくれたのですが、やはり気持ちは複雑でした。今までにも、事前に充分情報収集ができず、つらい気持ちになったことは幾度となくあります。でも、その度に学習し、成長できているのだと思います。

料理は新しいマスタードを使って再度作り直し、今度は彼も「おいしい、おいしい」ときれいに食べてくれました。

山形のラッキークローバーさんも子どもながらに敏感にみんなの笑いとお祖父様の優しさを感じたのでしょうね。これからも美味しい料理を大切な人に作っていってほしいですね。福岡のよんよんさんには、是非神戸北野ホテルに来て欲しいです。これは営業ではなく、バターや生クリームをほとんど使わないフレンチを食べていただき、フランス料理を好きになって欲しいのです。

今週の投稿を読んでいて、誰が作った料理にも、一皿一皿いろいろなストーリーがあるんだなと感じました。それはやはり、料理はみんなを幸せにするものだからなんでしょうね。これからも皆さんに、楽しく料理して、楽しく食べて欲しいですね。

山口 浩
神戸北野ホテル総支配人
山口 浩


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