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今週のテーマ
会議番号:1824
忘れられない一皿、ありますか?
投票結果
67
33
504票
250票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月20日より
2006年02月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
山口 浩 神戸北野ホテル総支配人
たくさんの投稿ありがとうございました。料理の美味しい、美味しくないは、主観の部分が大きいですから、す……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
茶碗蒸しをいただくと思い出す (fmisa・大阪・パートナー有・37歳)
亡くなった祖母が、お正月に必ず作ってくれていた、具がいっぱい入った茶碗蒸し。料亭で出てくるような綺麗なものではありませんでしたが、とっても美味しくて必ずおかわりをしていました。いまだに祖母の茶碗蒸しより美味しい茶碗蒸しは、食べたことがありません。茶碗蒸しを食べるときには、いつも優しかった祖母を思い出します。
母特製の“お菓子” (marnie・ニュージーランド・パートナー有・37歳)
小さいときからよく母が、揚げ物をした後、余ったパン粉、小麦粉、卵などをまぜ、でこぼこな球形を作り、油で揚げ、“お菓子”といって出してくれてました。私も母となり、よく作ってみるのですが、なぜか同じようにできません。聞いてみても内緒とのこと。そのうちに完成品ができるのを楽しみに、これからも挑戦してみます。しかし、今考えてみると不思議なことに、母は目分量で作っていたにもかかわらず、いつも同じ味だったことに、いまさらながら驚いています。
結婚を決めた一皿 (Lancer・東京・パートナー有・32歳)
パートナーとデートし始めた頃に連れて行ってもらった、フレンチのコースが思い出に残っています。前菜からメインからデザートまでおいしかったので感動し、「この人と結婚しよう」と決めました。料理好きな私としては、料理の味が分かる人と結婚したかったので、味、見栄え、レストランの雰囲気など、トータルで最高のものを味わえたことは大きかったです。この人だったら私が作る料理もちゃんと評価してくれる、と思いました。
叔母の「味」 (島風・沖縄パートナー有・)
一家全員風邪で寝込んだときのことです。そんなとき、食事を作ってくれる母が、そのときは母の姉にお願いしてくれました。叔母の料理は湯がいた大根を昆布や野菜と炒め煮したもの。お願いして作ってもらうほどの料理ではない、と正直思いました。しかし食べると、何とも言えない温かさを味わって、驚きました。気持ちのこもった料理は何度も味わったはず……でも、その「味」を感じたのは初めてでした。母は幼い頃から姉のこの不思議な料理の味を知っていたようです。以来、効率ばかりを考えてきた私の食事作りが変わりました。
小さい頃のおやつ (えむ・東京・パートナー無・37歳)
幼少の頃、いつも母の手作りのおやつがありました。誕生日のケーキももちろんお手製。裕福ではありませんでしたが、満たされた気持ちがありました。
繊細な舌が必要かも (melissa・東京・パートナー無・27歳)
私の「思い出の一皿」は一緒に食べた特別な人か、料理人の想い(パートナーや母親)などとセットになって、強烈な印象が残っています。山口さんのように、『味』の魅力だけで強烈な印象を受ける一皿に、私もいつか出会ってみたいです。そのためには、まず自分が、味に対して繊細にならないといけないですね。
3日目の円卓会議の議論は...
心のこもった料理が一番おいしい
たくさんの投稿ありがとうございました。料理の美味しい、美味しくないは、主観の部分が大きいですから、すべての人が同じというわけにはいきません。だからプロの料理よりずっと美味しい料理が存在するんだと思います。
私もこんなエピソードがありました。私がフランスの『ラ・コート・ドール』(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)でロワゾー氏の元、働いていたときのことです。ある日、私はまかないの当番でした。その日のメニューは酢豚。ヨーロッパ人も中国料理は大好きなので、みんな楽しみにしてくれていました。そして全員で食べ始めたとき、いきなりロワゾー氏の怒鳴り声が……。
よく聞くと、酢豚に入っていたパイナップルについて怒っているのです。ヨーロッパにはもちろんトロピカルフルーツがないため、パイナップルがとても高いのです。それを惜しげもなくまかないに使っていることにとても怒り、もちろん作った私は問いただされました。そして、私は「もう熟しすぎていて、とてもお客様に出せる状態じゃなかった」と嘘をつきその場をしのいだのです。
でもそれ以来、酢豚を見ると、あのときのことを思い出します。お客様のために用意していたものを食べたことで、めったに怒ることのなかったロワゾー氏の怒った顔。そして、それと同時に氏のお客様に対するおもてなしの気持ちの深さも思い出します。
料理を作るには腕も必要ですが、一番大切なのは心を込めて作るということです。Fmisaさんのお祖母様の茶碗蒸しやmarmieさんやえむさんのお母様のお菓子、そして島歌さんの叔母様の料理など、すべてそうです。
きっと相手のことを思いながら作っていたでしょう。心を込めて作ることは、料理にとって一番のスパイスになるような気がします。私は調理場でいつもそう考えています。
皆さんも一度試してみてください。ご家族や恋人に心を込めて作ってみてください。いつもより大きな「美味しい!」の声が聞こえるかもしれません。
きっと食べた料理ではなく、過去に作った一皿で忘れられないエピソードがあったという方もいらっしゃるんじゃないですか?
山口 浩
神戸北野ホテル総支配人
「私には究極の「ごちそう」がある?」
究極の調味料と、エッセンス、それは……。
「「もう絶品で、おいしかったのです」」
食にまつわる知恵が満載! おいしい薬膳。
「レストランはシェフで選ぶ?」
レストランは、お客さまとともにつくりあげるもの。
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