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今週のテーマ
会議番号:1794
罪のないウソなら許されると思う?
投票結果
81
19
928票
221票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年01月16日より
2006年01月20日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター
ライブドアショックのほぼど真ん中にいたと思われるキーパーソン、HS証券の野口さんという方が自殺しました……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
意外な人の嘘 (YOKKO・福岡・パートナー有・28歳)
一見とっつきにくそうなサッカーの有名選手が、「結婚します」とサイトに書いていて、よくよく読むと最後に「というのは嘘でした」と書いていたという、新年早々笑わせてくれる嘘をついていました。そういう人がウイットに富んだ嘘をつくと、一気に場が和んだりすると思います。
「正直」の思い出 (ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・36歳)
若いころにおつきあいしていた男性に、「ボクのことどれくらい好き? 正直に答えて」と聞かれ、「そんなこと聞くか?」と思いつつ、嫌いなところもあり、直してもらうキッカケになるかもと企み、「99%」と答えて白紙に戻った経験があります。心理学の先生が言うには、この手の問いには「量りきれない」と答えるのがもっとも優秀な答えとか……。いい勉強になりました。
忘れられないウソ (ぺり・佐賀・パートナー無・23歳)
小学生のころ、マラソン大会に出るのが嫌で両親にウソをつきました。「この前、突き指した指が痛むから、走れない」と。結果、見学することになりました。マラソン大会当日、一生懸命走るクラスメイトの中に、腕を包帯で巻いた子をみつけました。その子の腕は骨折していたのですが「足は大丈夫だから走る」と言って参加していました。私は自分の弱さが恥ずかしくて、これから先は絶対にズル休みはしないと決めました。10年以上前のことですが、今でも忘れられない苦い思い出です。
自宅が家事!? (Hanapi・東京・30歳)
私の通っていた中学高校ではパーマが禁止だったのですが、先輩が、ある日かなりきついパーマをかけてきて、先生に「どうしたの?」と聞かれ、「家が火事になって、ちりちりになりました」と答えたと聞いたことがあります(笑)。そのとき、先生は「それはお気の毒に……」と言ったとか(笑)。ウソの内容にもよりますが、相手の反応も、そのウソをユーモアに昇華できるかどうかの鍵になるようですね。
真実は他人を救うのか? (華鏡・兵庫・パートナー有・38歳)
罪のないウソというのが、果たしてどの程度なのかは個々人の裁量と常識に任されると思うので、一概に「ここまでがそう」という線引きができにくいと思いますが、私自身はウソをつくことで他人を救えるのであれば、許されると思います。真実を知ることが果たして何の救いになるのか、と思うことが多々あります。知りなくない事実だってあるはずです。夢のままで終わりたい、だまされたままで終わりたい人だっていると思います。
モノによる (chiduru・神奈川・パートナー無・27歳)
罪のない嘘……という言葉の雰囲気でとららえると、ついYESと答えてしまいそうになるけれど、やっぱり嘘は嘘。嘘をついた本人はたわいのない嘘のつもりかもしれないけれど、ソレを受ける側にとってはとんでもない嘘になるかもしれません。受けるほうのことを考えたうえで、罪のない嘘や相手を救うための嘘、嘘をつくことで自らを救い、相手も救うことになる嘘であればOKなのでは、と思います。
マスコミの営業用ウソ=やらせ? (ponsplus・海外・パートナー有・29歳)
だいぶ前になりますが、「ユダヤ人虐殺は無かった」という記事を載せて廃刊になった雑誌がありました。これは極端な例ですが、うけ狙いや演出で細かいウソをつくマスコミの多さには悲しくなります。バラエティーならともかく、最近また報道番組でもやらせが発覚しましたよね……。数字で成績を残すプレッシャーが大きすぎて、「ウソ」の感覚が麻痺してしまったのでしょうか。
5日目の円卓会議の議論は...
家の火事でちりちりパーマ
ライブドアショックのほぼど真ん中にいたと思われるキーパーソン、HS証券の野口さんという方が自殺しました。びっくりしました。
東京地検特捜部の扱う事件では、自殺者が出ることが時にあったりするのですが、ああまた今度もか、という突然の自殺でした。もし捜査当局から事情を聞かれた時に、「それは言えない」あるいは「ウソはつきたくない」と考え「ならばいっそのこと……」という思いが野口さんの中にあったのでしょうか。
考えてみれば、警察や検察の捜査というのは、刑事コロンボや古畑任三郎を見るまでもなく、いかに犯人のウソを見破るか、ということに尽きるるわけですから、そこから逃げるための最終手段ということだったのでしょうか。真相はわかりません。
ニュースとウソの話をとりとめなくだらだらと書いてきた一週間でした。でもまあ、最後に何か結論じみたことを言いたいわけでもないし、みなさんに教訓めいたお説教をしたいわけでもないのです。
あえて、改めて解説めいたことを言うとするなら、ニュースの中のできごとは、みなさんの人生の中の出来事と、そんなに違う世界で起こっているのではないんじゃないでしょうか。
今のニュースの中のものすごく重要な要素が、ニュースの中の登場人物がつく「ウソ」であり、そのウソがどの程度罪深いかでニュースになるかならないかの境界線が決まってくる、そんな考え方もありますよ、とそんなことを僕は言いたかったのです。
そのウソは、別にニュースの世界に単独で存在するウソではなく、みなさんの日常の生活の中にあるウソと同じ地平にある、地続きなもの、だと僕は思うのです。そしてその解釈も受け取り方にも、正解があるわけではありません。
僕にとって心温まるウソに思えたことがあなたにとっては罪深いウソなのかもしれない。
それでも今も世界のどこかで、罪のないウソが周りの人々の心をほんわか温めているかもしれない。それでもやっぱり世界では、結局は正直さがなにものをも凌駕するのかもしれない。
ともかくも、そんなことを考えてみると、ニュースの見方も変わってくるかもしれないし、楽しくなるかもしれませんよ、ということをほんのちょっとだけ僕は言いたかったのだと思います。
ウソは泥棒の始まりとも言うし、ウソも方便とも言うし、ウソから出たまこととも言うし、ウソも百回言うと真実になる、とも言ったりする。まあ、人生にはいろいろあるってことなんでしょうね。(小泉総理みたいなまとめだな)
最後の投稿の中のhanapiさんからの心温まるうそ。先生がちりちりパーマにしてきた先輩に「どうしたんだ?」と聞きました、という話。先輩は「家が火事になってちりちりになりました」。先生がすかさず「それはお気の毒に」。うん、心温まる。話を聞くだけで心がぽっとしますね。最後までありがとうございました。
みなさん人生につらいことがたとえあったにしても、ユーモアだけは忘れないようにしましょう。ユーモアから人生が救われることも、どうやらありそうですよ。
みなさんのまわりから罪深いウソがなるべく少なくなるように祈ってます。
とりとめなくだらだらと始めたので、とりとめなくだらだらと終わります。ではまた。機会があったらどこかで会いましょう。
若林邦彦
『報道ステーション』チーフディレクター
「メディアのグルメ情報、信頼してる?」
おいしいお店探し、頼りになるのは、やっぱり……。
「子どもの誘拐、殺人事件、わが子に伝えますか?」
人を信じたり、疑ったりする能力を育てるためには……。
「がん告知に賛成ですか?」
どう告げるべきか、医者の私も本当に悩みます。
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