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今週のテーマ
会議番号:1760
伴侶動物と暮らしたいですか?
投票結果
53
47
473票
420票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年11月21日より
2005年11月25日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
みなさまの熱いコメント1週間とても楽しかったです。つい、力が入ってしまったかも・・・本当にありがとう……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
迎える前に勉強しました (yururico・東京・パートナー有・29歳)
念願かなって1年前に猫を2匹飼いました。私ははじめ、ペットは気に入った種類の子をお店で買おうと思っていたのですが、色々調べていくうちに、人間のエゴで動物が辛い思いをする現実を知り、里親になることにしました。仕事をしている私の生活には子猫ではなく大人の猫、1匹ではなく2匹がいいと判断し、シェルターで譲り受けて今に至ります。猫との生活は幸せでとても充実しています。伴侶動物と暮らしたいならば、ペットを取り巻く環境を知ったり、自分のライフスタイルに合うかどうか判断するともっと楽しく暮らせると思います。
猫のおかげで義母とも円満 (かしこ・東京・パートナー有・47歳)
生まれた時から犬と猫と暮らしていましたので、いるのが当たり前の感じです。今は住宅事情で猫2匹と一緒です。存在自体が、宝物。でも、昼間留守番をしてもらっていること、都会なので外に出さないこと、をかわいそうだな、と思っています。また、猫がいるおかげで、義母との関係が非常に上手くいっています。とにかく会話の話題を猫にもっていき、猫の食事の担当をお願いして、頼りにしています。
毎日長時間の留守番なら (神戸のキム・兵庫・パートナー有・51歳)
現在大型犬と猫を飼っています。小学生のころからほぼずっと、猫または犬と一緒に生活していました。子供の時に飼っていて事故や病気で死なせてしまった経験からいつもいつかは別れが来ることを覚悟しているように思います。私にとって彼らのいない生活は考えられませんし、そのために外出や旅行が制限されることは仕方がありません。もし仕事などで毎日長い時間留守番をさせなければならない場合は、飼わないほうがいいと思います。
愛犬が闘病生活の支えにも (ミサ・神奈川・パートナー有・47歳)
昨年亡くなった両親は、長く闘病生活を続けてきましたが、愛犬がそれを支えてくれていました。命の温かさというのか、その存在がとても大きな心の支えになっていたと思います。
販売業者や動物病院に一言 (ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・36歳)
これまで犬・鳥を中心に「共存」してきました。彼等と出会うきっかけとなったペットショップに望むことがあります。人間も動物も共に快適にすごすために、もっと情報提供をしてほしいです。犬の中にも初めて飼う人に向く犬種など、飼い主やその環境に適する犬種があります。またその犬種が持つ(特に)マイナスの特徴や、個体の特徴は必ず告知してほしいです。今、我家にいる老犬は大手のショップから迎えました。ところが店頭表示の月齢は実際と違う、家に迎えて数日後には緑ッ鼻をたらすような肺炎はおこす等、もし初めて犬を飼っていたとしたら、死なせてしまうところでした。ショップも提携の動物病院も相談しても全く取り合ってくれませんでした。別の獣医に診てもらった際、「心臓に先天性の機能障害がある。よくここまで生きてきた」と指摘されました。善良なショップ・動物病院が増えていくことを願います。
老後は自分が先立つことも心配 (Bise・東京・パートナー無・39歳)
私は生まれてこの方、家に動物がいなかったことがほとんどありません。常に猫、犬、あるいは金魚や昆虫など、家族同様に愛して暮らしてきました。だから、動物といっしょでない生活は逆に想像もできません。彼らは無垢で、どんな時でも私を必要としています。それに応えるために、私はどんな苦労も惜しみません。ひとつ心配なのは、老後ひとりになったときに、自分が面倒を見てあげられるのか、さらには、自分が先に死んでしまったときに、彼らはどうなるのか…?それを考えると、老後は伴侶動物といっしょに暮らすのは難しいかなぁ…と思っています。
伴侶動物と共存しやすい環境を (みゆSC・富山・パートナー有・27歳)
うちにも犬が1匹います。会社にも連れてきているので、24時間ほぼ一緒にいることになります。(笑) 「人間と一緒以外には彼らの生きる場所はない」確かにその方法でしか生きる事が出来ないし、犬や猫が彼らだけで生きられないようにしたのも人間です。動物と触れ合うことで、人間と動物のどちらも必ず成長することができるということがもっともっと日本の中で理解されるようになれば、動物を飼う人はもちろん、動物と触れ合ったりお互いの住みやすい環境を作ったりという人々が増えるのではないでしょうか。
野生の動物に尊敬の念を持ちながら (Pururu・東京パートナー有・)
動物はもっとも身近で生の大切さを教えてくれる、ということを確かに経験しました。ゴミ箱に捨てられていた猫が、20年近く家族の中心であったこともあります。しかし、あまりにもかけ離れた話で申し訳ないのですが、たとえば某国の大統領はペットを大切な家族として扱っていながら、戦争を始めたりします。従順な生き物は、人間も含めて安全を確保されています。私は野山で生きている野生の動物に尊敬の念を持ちながら、一歩離れて共存するほうが、人間と動物との健全なありかたなのではないかと最近思い始めています。
5日目の円卓会議の議論は...
皆さんの想いに感動、コメントにも力が入ります…
みなさまの熱いコメント1週間とても楽しかったです。つい、力が入ってしまったかも・・・本当にありがとうございました。
伴侶動物という言葉を聞くとあれ?「伴侶」って旦那様や奥様のことなんじゃ?と思うかたが多いですよね。でも、伴侶は共に歩む者、共に歩む相手という意味なんですね。日本語的には。そして、英語ではCompanion Animalと呼ばれるわけですが、日本語というのは味わい深い良い言葉があるなあといつも実感します。
日本の獣医学は最近では産業動物医療、つまりは私たちの命を直接的に支えてくれる動物たちの領域と伴侶動物医療に大別されます。伴侶動物医療の中でも特に最近では「人と動物の絆」Human Animal Bondを大切にしたBond Centered Practice(絆中心の医療)が、医療の最前線動物病院の現場でも提唱され、そうしたポリシーにのっとって日々の診察がされる動物病院もどんどん増えています。
つまりは正しい診断と治療はもちろんのこと。伴侶動物と家族の精神衛生面も重要視され、十分なインフォームドコンセント、苦痛をのぞく事への配慮などが非常に重要になっています。いわば、「やさしい伴侶動物医療」ですね。
yururicoさんのように迎える前の勉強をされる、という方がもっと増えたら、素晴らしいですね。そして、成猫でしかも2頭というご判断は本当に素晴らしいです。本当に真剣に学ばれたんですね。とてもうれしいです。
欧米各国ではシェルターから動物を引き取る家族もかなり厳しくインタビューを受けます。そして、たとえ、家族がどんなにその動物を気に入ってもそれだけではダメです、むしろ、その動物を本当に幸せにしてくれるスキルのある家族かどうか?がまず問われるのです。家のない動物がかわいそうだからもらってあげようか。というような考えだけでは不十分なわけです。
なぜなら、そのままもしかしたら20年近く本当に家族として暮らしていくことになるわけですから。動物にとっても家族になる人間達にとっても非常に重要なさまざまな良いことと悪いことの可能性を十分吟味する必要があるという意味であたりまえの真剣さなのです。
かしこさん、現代の猫たちは外にでて野山を駆け回ることがすべての幸せとは限らず、特に都会の猫たちは屋外で感染するウイルス病(猫白血病、猫免疫不全病、猫伝染性腹膜炎、)寄生虫病などを避けて、十分な医療を受けて生きることで、本当に寿命が誇張ではなく5〜10倍ということもあるのです。(屋外生活の猫の平均寿命が2歳ほどといわれます。今屋内生活の猫なら15歳を越えることは高率です、20歳もめずらしくありません)
神戸のキムさんもいわゆる「生き死に」を日常の中で経験なさった方なのでしょうね。常に伴侶動物との暮らし、が自然なものになりますよね。亡くなっても、また次の伴侶動物を彼らを幸せにするスキルのある自分自身がまた幸せにしよう、と思っていけれるのは大切なことですね。
ラムネ&タマさんのくださった問題は今後の課題です。そういう意味では私たちの携わる伴侶動物医療をとりまく産業の中での大きなテーマの一つでしょう。今後、遺伝病のない繁殖、と如何にウインドウに幼い動物をおかずに動物との縁をつなぐか、は日本の重要なテーマです。ウインドウに子犬や子猫や子ウサギなど並ぶのは欧州ではありえません。繁殖家は誇りをもって、その犬種のその血筋を正しく幸せにしてくれる家族に渡すことを義務と考えています。
前述のシェルターでの養子縁組同様、インタビューがあります。お金をだせば購入できる、という状況ではないんですね。このためには皆さんのような一般の方々がそういった意識をもって、動物を迎えるときには主治医にまず相談という形をとって下さるのが、良いと思います。ウインドウでみれば、かわいさでつい連れ帰ってしまいたくなります。その循環を徐々に断ち切って行かなくてはいけないでしょう。そしてもちろん私たち獣医師が正しい意識をもって今後の状況を変えていく努力をしなくてはならないでしょう。
Biseさんのご心配ごもっともです。今当院でも時にきかれることです。しかし老後に限らず、当院のクライアントの皆様の中には家族全員で御旅行に行かれる時には必ず、手紙を託される方もおられます。もしも、万が一。旅程の中で不足の事態が起きたときにはうちの愛犬である○○の処遇は・・・という文章です。
また、実際にご家族の年齢に限らず、遺言状を弁護士さんに託される方も増えています。また老齢のご家族の場合、やはり遺言状を書かれて、万一の時の動物たちの処遇を主治医である当院に託されるというお約束をなさっている方もおられます。個人の動物病院のレベルだけでなく、こうしたことが常に可能な動物のリタイアメントホームや、養子縁組のシステムも今後必要になってくること でしょう。
pruruさんのジレンマ。某国大統領は動物との関わりにより、イメージアップになっていると思います。彼は動物が作り出す良い効果を知っていて、連れているのかも知れません。または本当に愛情はあるのかもしれません。わたしもジレンマを感じますが、あくまで1例です、実際には伴侶動物に身近な愛情を感じつつ、、野生動物に畏敬の念をいだきつつ、そうした心根を持つ人々が増えていくことが実質的な戦争などという「絶対あってはいけない」事象をそれでも緩和していくとおもいます。特に動物が子供に与える多大な影響は将来の世の中を担う心優しい人間づくりには欠かせない要素となると思います。日本は特 に世界で唯一の被爆国ですから、声を大にして、戦争に背を向け、本気で子供の教育にそうした要素を取り入れていくべき立場にあると思います。
みゆSCさん、深いご理解に感謝します。大切なことは、一度別れを体験して、深く悲しみを感じたら、その分その伴侶動物を幸せにした、という証でもあると思います。そうしたら、もうこの悲しみを味わいたくない、というお気持ちに終始せず、まてよ、伴侶動物たちは私たちの傍らにしか暮らせない。だとしたら、自分のように伴侶動物を十分に幸せにできるスキルのある家族こそが次の伴侶動物の居場所を提供しなくては、と思って、先代と同じ伴侶動物をさらに1頭、十分に幸せにしてあげよう、と思って頂けたら、素晴らしいと思うのです。
柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
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