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今週のテーマ会議番号:1760
伴侶動物と暮らしたいですか?
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4日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2005年11月21日より
2005年11月25日まで
円卓会議とは

柴内晶子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
円卓会議議長一覧
きたさんのおっしゃるように、犬たちが屋外に居続ける、このスタイルはケースによってもちろん異なりますが……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 屋外につながれる愛犬は (きたさん・長野・パートナー有・26歳)
実際に、犬と暮らしています。現在は3代目の愛犬です。ですが、彼女が幸せかどうかは疑問です。屋外につないでいるので、行動範囲にはかなりの制限があります。こちらの都合で散歩も行けたり行けなかったり。気が向いたときに遊んでこちらは癒されますが、彼女は次を期待して鳴き続ける。一緒に暮らしたいのですが、犬のことを考えると…。彼女ももうそろそろ寿命を迎えそうです。彼女が最後の愛犬になるだろうと思っています。心の中で一緒に暮らして行ければと思います。

yes 与えれるもののほうが大きい (merumo・岡山・パートナー有・40歳)
犬が二匹います。一匹は共に暮らして約八年目のミックス。動物愛護協会から譲渡してもらいました。飼い主と共にベッドで人間のように寝ている姿を見て「うちに来てこの犬の人生大逆転だね」と家族でよく話をします。もう一匹は約三年目のミニチュアダックス。先住犬とは「トム&ジェリー」のように仲良しです。どちらも家族の一員で忙しい日常を癒してくれます。旅行に出るのも後ろ髪引かれる思いで、世話に手も掛かりますがそれ以上のものを返してもらっています。一生一緒です。

yes 独り暮らしの伴侶として (Aco・フランス・パートナー有・30歳)
フランスには老後独りで暮らしている人がたくさんいます。ですので犬や猫を飼っている人がとても多いです。市場でも、カフェでも、地下鉄でも必ずいます。彼らにとって従順でいつもそばにいてくれる伴侶動物にとても癒されているのではないのでしょうか?私も子供がいつか巣立って自分に余裕があったら、犬を飼いたいと思っています。自分のそばに誰かがいてくれる、動物にとっても人間にとってもとても気持ちいいことではないでしょうか。

yes 動物に囲まれて育ちました (Regina・北海道・パートナー有・38歳)
父が獣医(大型動物)の家庭で育ちいつもまわりに動物がいました。ものを言えない動物には真に愛情をもって献身的に接してあげなければならないと思います。父と母の動物に対する濃やかさを見て育ったため大好きですが、自分では飼えずにいます。忙しいのでお世話に自信がありません。身の回りで動物を飼っている人が増えましたが、接し方に「?」と思うことがあります。

yes 困難を乗り切る支えに (mocomoco55・東京・パートナー無・48歳)
シーズー犬2匹がわが家に来て10年近く経ちますが、伴侶動物という意識はなく、家族の一員です。確かに長期間の旅行に行けなくなったり、超ハードな仕事のため世話の大変さや病院代や美容院代が掛かるなど、経済的に大変な面もありますが、それを上回る精神的支えになってくれています。私はもちろん20代の娘二人も動物の前では非常に素直な気持ちになれ癒されます。離婚の際苦しんでいたときも、この子たち(娘も含む)がいてくれたお陰で乗り切ることができました。いつか来る別れの悲しさは人間も同じです。それより純粋なまなざしに日々感謝しつつ、一緒に穏やかに暮らしていきたいと思っております。

yes 野良猫に話しかけてます (Lunetta・東京・パートナー無・29歳)
猫が欲しくてたまりませんが、独り暮らし・賃貸マンションではそれもかなわず、路で見かける野良猫に話しかけてばかりの毎日です(笑)。

no 鶏を飼って自然の姿を学んだ (ぺり・佐賀・パートナー無・23歳)
今の自分に、伴侶動物を世話していく自身がありません。ただ、子どもの頃に鶏を飼っていたことで、命について、鶏という生き物について考えることができました。鶏は毎日卵を産みましたが、体調が悪いときはとても小さな卵を産んでいました。このような体験がなかったら、「卵はスーパーで買うもの」だという意識が強かっただろうと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
人間以外の生き物との共存を常に心におく
きたさんのおっしゃるように、犬たちが屋外に居続ける、このスタイルはケースによってもちろん異なりますが、かなり昔からの日本の典型的なスタイルです。そして、屋外でつないだまま、という形が非常に多く、いわゆる「番犬」であった時代が長くありました。
そしてそれが彼らにとって幸せなのか?は疑問に思われる部分があるのも本当だと思います。なぜなら、特に犬は人間との暮らしの様々な体験を共有することで、非常に能力が伸びる動物だからです。
以前は、犬の教育の仕方もまた今の「陽性訓練法」(良いところを褒めてしつける、叱ることはまずない、もちろん体罰も必要ない)ではなく、軍用犬訓練の応用による「強制訓練法」(叱ってしつける、体罰もあり)がメインでした。
そのころにはそれなりの事情があって、そういう形が受け継がれてきたのですが、現代社会が伴侶動物をより必要とするようになり、本来日本で獣医学が存在した主な理由である産業動物医療でなく、新たな伴侶動物医療の発展と共にペット(愛玩動物:人間の側の、ある意味一方的な愛情を、与えたい時に与える対照)から「伴侶動物」(人間と共に暮らすことで双方が幸せになる存在。まさに、人生を共に歩む者:伴侶)への脱皮があり、伴侶動物の習性行動学にもスポットがあたりました。
それに伴い、犬も猫も人間社会の中で身につけていくべき部分というものが明確になりました。このサーベイ期間中でもお話ししたように、伴侶動物と野生動物の違いというものがここに大きくあると思います。日本では屋外の番犬であった犬たちも大型犬であっても、屋内で人と共に生活するケースが激増しました。屋内外を上手に行き来して暮らす家族も増えました。なんにせよ、動物たちの人間社会でのポジションが大きく転換していったのです。
Acoさんがフランスでの様子を教えて下さいましたが、欧米各国はやはりこの伴侶動物医療の先進国です。さまざまな犬種、猫種があるのも主に欧州でおこなわれた品種改良の結果です。このことはまた議論を別にするとして、つまりはより早い時代から今の伴侶動物たちが社会の中で役割をもつ社会だったのです。それだけに日本より早くから彼らとの接し方、教育の仕方、かかわりかたへの思考が深くなされていました。
わたしも欧州で多くの犬と人のカップルをありとあらゆるところで見かけました。スペインでは3つ星レストランでかわいいヨークシャーテリアがとても静かに足下に控えていました。フランスではホテルのロビーで老婦人に従って美しいプードルが当然のように闊歩していました。
それらは「教育」があたりまえになされて来た結果と社会が伴侶動物を受け入れるのが当然の形であるという長い歴史の土壌とで、可能になっていることだと感じました。(もちろん100%が理想的とは思いませんが)そう言う意味では日本での伴侶動物との暮らしはまだ始まったばかりでもあると思います。
Reginaさんのように幼いときから動物に囲まれて育った方には生涯動物が共に暮らせたら・・というお気持ちが根付いてあたりまえの事だと思います。日常の多忙の中や、そうしたくてもできない現状などが私たちの日常には動物との事以外でも常に立ちはだかるものだと思います。
mocomocoさん、merumoさんは実際に両立を試み、実践なさっていますが、おそらく本当に大変な場面もあると思います。Lunettaさん、ペリさんも心の中に伴侶動物との暮らしのある方ですね。今の社会の中でそのことがまずは大切だと思います。
人間以外の生き物との共存が常に心にある、ということ。それが安全な心優しい社会を作る人々の基本になると思います。伴侶動物は人間の傍らに所を得る存在です。そしてそれ以外には彼らの生きる場所はないのです。

柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
柴内晶子


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