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NHKスペシャル21世紀日本の課題“人口減少社会とどう向きあうか”

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みなさんから寄せられたご意見

女性が安心して社会進出・子育てできる社会へ(kuniwaka2001・神奈川・既婚・31歳)

少子化問題が何かと取り上げられていますが、「少子化が問題である、女性が子どもを産みやすく、また育てやすい仕組みを早急につくろう!」というのが最初にきてしまっていて、本当にそれが問題の本質なのかと疑問に思うときがあります。

というのは、少子化が問題とされるのは、現行のシステム(たとえば年金システム)がうまく機能していないために慌てて問題としているだけのように見えるからです。少子化は、急激に人口が増えすぎたことへの反動という議論もあるようですが、それもわたしにはある程度納得できる議論です(このまま人口が増え続けて、果たして地球はいつまで人間を生存させていけるのだろう?)。無理矢理に少子化対策を考えるよりも、もっと女性が社会に進出しやすいしくみ、子育て中の親が周りに気兼ねなく安心して子育てをできる社会に変えていくほうがよっぽど建設的だと思うし、結果的には出生数も増えるのではないかと思います。

子どもを持つことのすばらしさを知ること(りすりす・既婚)

結論から申し上げると、このままの社会では、非常に難しいと思います。わたし自身、既婚ですが、家庭の事情もあり、子どもよりも働くことを選んでいる人間です。その一番の原因は、社会の受容が極端に小さいことが挙げられます。シングルマザーや未婚カップル、ワーキングマザーへの理解は、諸外国と比べても格段に小さく、社会的な支援制度も整っていません。

また、高度経済成長を遂げた後の日本の教育やしつけの中で、「子どもが苦労しないように」という発想から、「甘やかす」風潮があり、ひいては、「子どもがいたら、自分の自由がなくなる。大変なだけだ」という意識が、今ちょうど子どもを産むべき世代に浸透しているのも、事実だと思います。

つまり、日本の社会は、「大きな子ども」を大量に抱えているのです。もちろん、仕事や自己実現への意識の高さから、現実としてあきらめるということもあると思います。これを根本的に解決するには、「子どもを持つことのすばらしさ」の理解の浸透と、「子どもを持ってなお、女性が社会で活躍することのできる社会」を創る必要がありますが、政治やその他、日本の社会を見たときに、それこそカルロス・ゴーン氏が首相にでもならない限り、難しいと思います。

身近かに接して子どものよさを認識できれば(イライザ)

危機感をあおるより、子どもがいることのよさ、自然さを再認識出来ればいいと思います。核家族化が進んでおりわたしは自分の子どもで初めて赤ん坊というものに触りました。それまでは接点もなかったので、かかわりたくもなかったし、電車での泣き声にもイライラしたものです。自分が子どもを持って初めて他の子どももかわいさがわかったように思います。この前テレビで見ましたが、中学生が保育園で保育体験したりするのはいいことだと思います。保健の時間などに、男女とも母親学級のプログラムのような赤ちゃん人形の沐浴などを取り入れて身近かに接することがあればいいと思います。

自分自身の人生のために子どもというよりどころを作る(奥沢すずめ)

わたしは現在のこの少子化、実はこの10年以内に新しい局面を迎えると思います。今の30代、40代の子どもを持たない女性たちの親が、不安な老年を迎えるからです。今はまだバリバリ活躍している彼女らの親世代もそろそろ、出歩けなくなり、その死を連想させるような老いを経験し始めます。そうなると、気楽な関係から、濃密で逃れようのない、重荷なかかわりに変わってくるでしょう。子どものいない彼女らも親は最後の肉親であり、感情的にならざるを得ないでしょう。きっと、そういうことが社会現象として取り上げられ、ドラマになったりすると、自分自身の人生のために子どもというよりどころを作っておく意義を感じる女性が多くなるはずだと思います。別にシングルマザーでもよいと考える女性もいるでしょう。夫婦と子どもというのに変わって、親世代と娘と孫という家族の形も生まれるかもしれません。シングルマザーのための政策も準備すべきなのでは? 

もう一つ、女性がきちんと、プロとして働ける教育を進めてほしいと思います。現在のいわゆる「私立の女子校」を男女共学に移行させるべきだと思います。お嬢さん学校育ちのお嬢さんたちは、男の子たちの将来を考えた進学に対する心構えを知らずに、進路を選ぶことしかできません。そして、結果的にプロとしてのスキルのない職業人にしかなれず、産休を取って、職場に復帰する自信が持てないでしょう。

子育てを知らない親たち、保育士たち(ocarina・東京・既婚)

本当に子育てを知らない人が増えました。子どもに対してついイライラするのは、当たり前のことです。ただ、この現実にぶつかるのが遅いのです。実際親になってからでないと、わからない。だから1人育てることに精一杯。なんでこんな世の中なのでしょう。妹弟がいる人はまだ少しはわかります。昔家庭科で習った知識は役に立ちません。もっと若い(小学、中学)ころから、幼児とはどういうものなのか、テレビなどでなく、実体験できるような制度をつくってはどうでしょうか。選択制ではありません。子どもの好きな人だけが体験しても意味がないのです。保育士に関しても、民営化に伴って保育士資質の低下、虐待などが問題になっています。保育業務に関わる方の待遇改善を望みます。わたしも保育環境改善の運動をしようと思っています。

晩婚化と経済的理由が原因(ryuchan・神奈川・既婚・36歳)

単純になぜ3人目を産まないのかというと年令と経済的な理由からです。少子化問題もやはり晩婚化と経済的なことが原因だと思います。子どもにお金が掛かる=教育費が掛かるならば、いっそ受験の回数を少なくするというのはどうでしょう。高校を専門学校、大学化して早く社会人として送り込んでしまうのです。わたし自身、社会人になって初めて精神的にも飛躍した気がします。仕事に対して責任感も早く持てるし、安定した収入、生活を早く迎えることによって精神年令も上がり結婚も出産も早くなるのではないでしょうか。親の負担もかなり楽になると思うのですがいかがでしょう。

子どもを多く持つ家庭に少子化対策の糸口がある(シーラカンス・東京都・38歳)

子どもが通っている幼稚園にいると「少子化って何?」と言いたくなります。子どものクラスでは4人兄弟の子が二人。3人兄弟の子が二人。2人兄弟は多数。幼稚園の集まりがある度に、妊婦さんが出現する。「もう一人子どもが欲しい」と公言するお母さんも多い。子どもを育てるのにお金は掛かりますが、みなさんお見事! という感じです。プライバシーに深くかかわってしまうことですが、このような環境をきちんと調査してみれば、糸口が見つかるのではないでしょうか? 補助金、子育ての制度、施設などの拡充はたしかに必要だと思いますが、もっと基本的なところを掘り下げて調査してみるのはいかがでしょうか。

子どもを産んだら女が損なだけ(のあざみ・東京・既婚・33歳)

日本は男尊女卑社会なので、ムリです。子ども産んだら女が損なだけ。今離婚裁判中ですが、育児も家事もしない男がどうして親権主張するのでしょう。仕事も子どもがいると探しにくいです。保育園は6時まで。残業は認めてくれません。離婚していないと手当ても出ません。子どもがいると人生の楽しみがかなり減ります。こんな社会では少子化は当たり前。育児休暇取らない男性は父親と認めない、くらいしないと少子化なんて食い止められません。

社会自体の質の低下が原因(mizuna)

「策」という点では、ないと思います。手当てを支給したり、育休取得の目標設定を義務化しても、社会自体の質が低下している現状では、小手先の施策は機能しないでしょう、あらゆる景気対策がうまくいかないのと同じように。不況も要因の一つとなっていると思います。国としては不況を脱出することが先決では……。育休も時短もできれば、みんな取りたいと思っていても、この不況のもとでは、取る側も不安だし、企業側もそんなゆとりはありません。一方、少子化対策が声高に唱えられる現状に不安もあります。子どものいない人が生きにくい社会、不公平感を感じる社会にならないことを願います。

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