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第59回(2) 2007/03/06
中国がクシャミをすると日本が風邪をひく
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<1ページ目からの続き>
中国の株式市場はどうなっているのか
今回の世界同時株安は、中国が火元でした。中国は社会主義の国のはずなのに、株式市場があるのですよね。
中国国内には、香港を別にして、上海と
に株式市場があります。どちらも、A株とB株に分かれています。A株は、もともとは中国国内の投資家限定の株式市場で、人民元で取引されています。海外の投資家は売買に参加できない閉鎖的な市場だったのですが、現在は、条件を満たせば外国の金融機関でも参加できるようになりました。
一方のB株は、もともと海外投資家専用の株式市場で、ドルで取引されていますが、現在では中国国内の個人投資家にも開放されています。
A株もB株も、中国国内の企業が上場されています。重複して上場している企業もあります。社会主義国家である中国が「社会主義市場経済」を推進する際、株式市場を導入するにあたって、混乱を避けるため、国内の投資家用と海外の投資家用に、市場を分けたのです。
しかし、いまや区別する意味が薄れてきていて、いずれA株とB株は統一されるだろうと見られています。
今回の暴落で主役を演じたのは、上海証券取引所です。A株には831、B株には54の企業が上場されていますが、これらを合わせた株式の時価総額を指数にしたものが、上海株式総合指数です。
このところ、中国は経済発展がめざましく、一部ではバブル化の傾向すらあります。とりわけバブル色の強いのは、2010年に万国博覧会を控えた上海です。大金持ちが多数誕生し、この人たちが、土地や株式に投資しているのです。この結果、上海の株式市場では、去年1年間で株価が2.3倍にも増大しています。
「株を買えば簡単にもうかる」と思った個人投資家が(去年に限って言えば、まさにその通りだったのです)、積極的に株を買ったため、まるでバブルのような様相を呈するまでになっていたのです。自分の手持ち資金だけでなく、銀行から資金を借りて株式投資をする個人も目立っていました。銀行から資金を借りようという人が激増して銀行の手元資金が一時不足するまでになったほどです。
中国で株式の売買をするのはほとんど個人投資家。中にはバクチのように考えている人も多いといわれます。まあ、そういう人は日本にもいますが。
中国で「金あまり」現象が目立つようになった原因のひとつは……
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