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第52回(1) 2007/01/16
鳥インフルエンザとは
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宮崎県清武町の養鶏場で、鳥インフルエンザが発生し、ニワトリが大量死しました。鳥インフルエンザについては、2005年11月にこの欄で一度取り上げているのですが、この際、再び考えてみましょう。
「高病原性鳥インフルエンザ」
今回の鳥インフルエンザは、「高病原性鳥インフルエンザ」と呼ばれます。鳥インフルエンザのウイルスには、強い毒性を持ったタイプと、弱い種類があるので、強い毒性を持ったタイプの病気のことを、「高病原性」と呼ぶのです。
鳥インフルエンザと呼ばれるので、人間のインフルエンザと同じような症状が出ると思っている人が多いと思いますが、そうではありません。鳥インフルエンザの別名は「家禽ペスト」。ペストはかつて「黒死病」と呼ばれたことがあります。全身から出血して死体が黒くなってしまうので、こう呼ばれました。ニワトリも、このウイルスに感染すると、全身から出血して死亡します。このとき、近くのニワトリが血を浴びて感染します。あるいは、糞の中にウイルスが含まれていて、乾燥した糞が空気中に拡散することで感染します。この病気を引き起こすウイルスがインフルエンザウイルスなので、鳥インフルエンザと呼ばれているだけなのです。
今回のウイルスについては、1月13日までの検査で、「H5亜種」とわかりました。まずは、この種類について説明しましょう。
インフルエンザのウイルスには、A型、B型、C型の3種類があり、A型は人間も動物も感染します。A型のウイルスには、HとNという2つのタイプのたんぱく質の突起があります。Hは「ヘマグルチニン」、Nは「ノイラミダーゼ」の頭文字です。Hには15種類、Nには9種類あります。この2つのタイプのたんぱく質の組合せによって、ウイルスの種類が決まるのです。
このうち、「H5」と「H7」のタイプは強い毒性を持っています。今回見つかったウイルスは、最初の検査で、まず「H5」であることが判明しました。Nがどのタイプであるかは現在調査中で、まもなくわかるはずですが、とりあえず「H5」であることがわかったので、「H5亜種」という発表がされたのです。
「H5」の中でも「N1」との組合せはとても毒性が強く、今回の大量死からみて、このウイルスは「H5N1」のタイプである可能性が高くなっています。
日本で鳥インフルエンザが騒がれたのは……
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