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第22回(3) 2006/04/11
米軍再編の全貌とその影響
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朝鮮半島のアメリカ軍、攻撃可能な態勢に
その具体例が、たとえば韓国駐留のアメリカ軍の配置変更です。
朝鮮半島では、北朝鮮との国境線のすぐ南側に、アメリカ軍の大軍が待機しています。このアメリカ軍を、ずっと南へ下げる計画が進められています。「アメリカ軍が国境から離れるということは、それだけ戦争の危険が遠のいたのね」と喜びたいところですが、そうではありません。アメリカ軍は、「北朝鮮をいつでも攻撃できる」態勢にしようとしているのです。
北朝鮮は、核開発を進めています。これをやめさせたいアメリカとしては、北朝鮮の核開発施設への攻撃の可能性を検討しています。
しかし、アメリカ軍が空爆に踏み切った場合、北朝鮮は報復攻撃をしてくることでしょう。その場合、国境線のすぐ北側に配置してある北朝鮮のミサイル基地から、大量のミサイルが韓国内のアメリカ軍基地目がけて飛んできます。アメリカ軍は多大な損害を被るはずです。
そこで、北朝鮮のミサイルの射程距離より外側に基地を置いておけば、被害を最小限度にとどめることができるはずです。
これが、韓国でアメリカ軍基地の再配置が進められている理由です。
アメリカ軍は、報復攻撃による損害を最小限に抑えながら先制攻撃できる態勢作りを急いでいるのです。
岩国で海兵隊と海軍を一体運用
岩国基地に、厚木基地から空母艦載機を移すのも、「攻撃しやすい」態勢作りの一環です。
アメリカ軍の海兵隊というのは、いわば「斬り込み部隊」。最初に敵を攻撃する部隊です。ですから、独自に航空機も船舶も戦車も保有しています。
しかし、もし「敵」を攻撃する場合、海軍と共同作戦をとるほうが効果的です。海兵隊の航空機ばかりでなく、海軍の空母艦載機と一緒になって「敵」を攻撃したほうがいいということになります。
そこで、海兵隊の航空機と海軍の艦載機を別々の場所に置いておかないで、岩国基地に集約し、一体運用できるようにしようと考えたのです。
沖縄では、普天間基地を名護市沿岸に移す計画が……
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