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第20回(4) 2006/03/28
フランスはなぜ「燃えている」のか
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<3ページ目からの続き>
大統領をめざす男の大勝負
ドビルパン首相といえば、アメリカがイラク攻撃に踏み切ろうとしているときに、国連で「戦争反対」の論陣を張ったことで有名になりましたね。“イケメン”として女性の人気が高まりました。当時は外相だったのですが、あのときの活躍もあって、現在は首相になっています。
フランスは大統領制の国。国家のトップは大統領。いまは親日派(大相撲大好き)のシラク大統領です。大統領がトップで、国の最終的な方針や外交を担当します。一方、大統領に指名されて就任し、日常の内政問題に取り組むのが首相の役割です。
来年は大統領選挙の年。ドビルパン首相は、その有力候補です。本人も、大統領への野心を隠しません。その首相が、学生や労組員の猛反発を受け、フランス国内は大きく揺れています。ドビルパン氏の将来がかかった正念場でもあるのです。
さて、日本では?
それにしても、「先に就職した者」が既得権に守られているために、「これから就職する者」の権利が奪われているという指摘自体は、頷ける部分もあります。とりわけ就職活動中の日本の学生の中にも、そう考える人がいることでしょう。
しかし、企業に自由を与えれば労働者にも利益がある、という論理には、賛成できない人もいるでしょう。
日本でも、こうした論理が広がるのでしょうか。いや、日本では、学生や労働組合が抗議活動をしないまま、いつの間にかすでに“導入”されてしまっているのかも知れません。
ところで、ここからはまったくの余談ですが、フランスでのデモ行進を見ていて、「フランス・デモ」という言葉を思い出しました。いまから三十数年前、日本でも大学生によるデモ行進が連日行われていました。「安保条約反対」や「ベトナム戦争反対」のデモです。
このとき、デモ隊が道路の端を歩かず、道路幅いっぱいに広がって行進することがありました。これを「フランス・デモ」と呼びました。
これは日本では法律違反になり、これで逮捕された大学生も多かったのですが、フランスの大学生たちは、まさに道路いっぱいに広がってデモ行進しています。
これが「フランス・デモ」という言葉の起源なのか、と私は思わず膝を打ちました。
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