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神原 弥奈子さん
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大学時代には同人誌を作ったりしました
- 神原
どうしてでしょう? 元々は、どちらかというと、取材したり原稿を書いたりという、ちょっとオタク系で文系な女の子だったんですよ。それが、調べ物をするのにパソコン通信のフォーラムに入って、質問を投げるっていうのを覚えていくうちに、インターネットに行ってしまったんですね。
で、これはあまり話していないんですけど、大学時代に同人誌とかを友達と作ったりしていたくらい、本当に書くことが好きだったんです。当時は、自分の書いているものを発表したり、もちろん本を出したりというのは、とても難しかった。その中で、インターネットに出会ったので「インターネットなら、自分の書いたものを公開できる!」という、結構新鮮な驚きがあって、そこからどんどんはまっていきましたね。
- 佐々木
そうだったんだ。大学時代に同人誌? どんな内容ですか?
- 神原
思い出したくないですよ(笑)。
- 佐々木
学習院の哲学科でしたよね?
- 神原
そうです。哲学科で、しかも、仏文系なんですよ。もう、屁理屈一杯系で(笑)。19世紀末のフランスが大好きでした。
- 佐々木
それは月刊で?
- 神原
いや、何回かしか出していなかったと思います。
- 佐々木
どんな事を書くんですか?
- 神原
詩を書いたり、小説っぽいものを書いたりとかしていましたね。哲学科の友人だけでなく、独文科や仏文科のメンバーもいて……訳が分からない感じのものだったかも(笑)。
- 佐々木
人生の詩? 「人生とは」みたいな?
- 神原
もう忘れました(笑)。あまり、そこは深掘りしないでください(笑)!
- 佐々木
わかりました(笑)、でも、とにかく書くのは好きだったんですね。
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