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増田 明美さん
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津波復興支援で、「プーケット・ウォーク&ラン」を開催します
- 増田
「とくダネ!」でも紹介してもらったのですが、去年、津波復興支援が目的で「プーケット国際マラソン」を開いたんです。暑い国なので去年の反省を活かして、今年(2007年)は9月30日(日)に開きます。
- 佐々木
雨季があったりしますしね。
- 増田
タイムや順位を競うことが目的ではなくて、観光客に来てもらおうと。だから、名前も変わって、「プーケット・ウォーク&ラン」って。
- 佐々木
すごくいいじゃないですか。
- 増田
ウォーキングの部も充実させる予定です。
- 佐々木
それなら佐々木も行かれるだろう、と(笑)。
- 増田
そう、佐々木さん、ご招待しますので、その時には。
- 佐々木
起業家仲間ではトライアスロンが流行っていて、男性が多いんですけれども、「佐々木さん、行こう」って言われるんですけど、「トライアスロンをやって死んでしまっては、それはもう、経営者責任として一番のリスクとして挙げなきゃいけないから、まずいよね」って。でもそしたら、うちのスタッフに一人フルマラソンをやっている女性がいて、一人は自転車をやっている者がいるので、それで私は水泳ができるから、女3人で出たらいいんじゃないかって言われて(笑)。
- 増田
3人でトライアスロン。たすき渡しで、いいですね。佐々木さんは普通に生活していて、1日、何歩ぐらい歩きますか、何キロメートルぐらい?
- 佐々木
たぶん、ほとんど歩いていないです。特にこの数年は歩いていないです。
- 増田
デスクワークが長いし。じゃあ、プーケットを目標にしてください(笑)。基本を教えますので。その日にスケジュールの都合がつけば。
- 佐々木
42.195Km、歩くんですか?
- 増田
いいえ、全然。5Kmです。楽しみながらということを目的にしていますから。
- 佐々木
そうしたら姿勢もよくなるしね。本当、体には一番いいかもしれませんね。
- 増田
ウォーキングは糖尿病の治療にもいいんです、予防にも。インシュリンの分泌が日本人は体質的に少ないので、血糖値が下がりにくいのですが、ウォーキングはインシュリンの分泌を多くするんです。
- 佐々木
では、今日を境に、少し運動します。
- 増田
そう思っていただければいいです。きっかけってありますものね。私も、佐々木さんにお会いして、ますます前に行かなきゃと思いました。
- 佐々木
これを機会に、ぜひ、いろいろ教えてください。よろしくお願いします。
- 増田
こちらこそ、よろしくお願いします。
対談を終えて
超多忙で、有名なマラソンランナーである増田明美さんですが、なんのおごりもなく、心を開いて、自然体でお話されたのが、とても印象的です。感じたことを素直に受け止め、行動を続ける。なんでも笑いながら、前進する。……多分、限界に挑戦し、やることを尽くした体感がある彼女だから、そんな領域に達したのではないかと感じました。マラソン素人の私に、さまざまな話をして下さって、感謝しています。これを機会にどうぞこれからも、時々お話させていただけますように。
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