ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第93回 増田 明美さん

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増田 明美さん
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中学生のとき、駅伝で大会で注目を浴びて
- 佐々木
増田さんご自身の話をお尋ねしたいんですけど、初めはテニス部に入られていたけれど、助っ人で出場した駅伝大会で、走りを注目された、ということですよね。
もう何度もいろんなところで語られている話かと思うんですけれども、思いがけない才能を見出されたというか、自分でも発見したっていう感じなんですか?
- 増田
そうでした。町内一周駅伝大会でしたから、高校生も走りました。私の前を、先に走っていった人達は全員高校生でした。それで、3人の高校生を後ろから追い上げて、3人とも抜いてしまったんです。
私が中学2年生か1年生のときです。私、子どもの時から背も一番低かったんです。で、ちっちゃい子が高校生を抜いたっていうことで、町の人達の話題になって、ちょっと注目されましたね。
- 佐々木
その時はやっぱり、ちょっと「えへん」という?
- 増田
そうですね。その時というよりも、大会が日曜日でしたから、月曜日の朝礼で、全校生徒の前で賞状をもらって、校長先生もテニスで国体に行ったような先生で、スポーツ好きだったので、すごく褒めてくれたんです。その時「えへん」と思いましたね(笑)。
- 佐々木
(笑)でも、その時までは、別に走りに興味があったわけでもなくて、特に練習をしていたわけでもなく、っていうことですか?
- 増田
全然ですね。小学校の頃に専門のスポーツをやった経験もないんです。ただ、ケニアの選手じゃないですけれども、生活環境っていうんですか……。
- 佐々木
5Kmを毎日歩いて学校に通ったっていう?
- 増田
はい。学校まで遠かったんです。中学校は片道5Kmありました。それを自転車で通っていましたので。
- 佐々木
やっぱり、日常で鍛えてたんですね。
- 増田
フィジカル・アクティビティの方ですね(笑)。
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