ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第89回 財津 和夫さん

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財津 和夫さん
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東京に行ったら、戻って来れない感じでした
- 財津
みんな来てよ、って出したんだけれど、誰も来ず(笑)。まあ、いわゆる吉田ですね。
- 佐々木
ああ、吉田彰さん。
- 財津
これが同じクラスだったんで、彼とつるんで、2人でやり始めた、っていう感じかな。
- 佐々木
そうか。それが、始まりで、チューリップが誕生していくんですね。その後、東京にテープを持ってデビューして。東京に出て来るっていうのは一大事だったんですね、やっぱり。
- 財津
一大事ですよ。もう、海外に出て来るような感じですよ、当時は。だって、20時間くらいかかったんじゃないかな。いわゆる汽車に乗って。ね、すごいですよね。帰れない感じだもん、もう。東京に行ったら、戻って来れない感じ。まあそれが逆に、根性が出て良かったのかもしれない。
- 佐々木
そうかもしれないですよね。確か、この辺でスタートされたんですよね、初めのアパート。
- 財津
初めのアパートは南青山ですね。
- 佐々木
「ね」なんて、私はただ雑誌で読んだだけなんですけれど(笑)。とても話が尽きないんですが、もう、お時間がなくなってしまいました。チューリップの歩みや財津さんの曲のことを知りたい方には、財津さんのサイトなどで続きを読んでいただくとして、今日は、普段うかがえないようなことを中心にお話させていただいたので、良かったです。ありがとうございました。
あ、この木、私どもがこのオフィスに引っ越してきたときに、財津さんのお名前で頂戴したパキラです。小さい木だったのに、ぐんぐん伸びて、天井まで。財津さんパワーを感じました(笑)。どうぞ、35周年に向かって、また、ソロ活動でも、俳優業でもご活躍下さい。応援しています。
- 財津
ありがとうございました。久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
- 佐々木
こちらこそ嬉しかったです。お忙しい中ありがとうございました。
対談を終えて
中学生の頃にファンになり、通いつめたチューリップのコンサート。まさに私の青春そのもの。財津さんにお会いするのも、とても久しぶりでした。でも、不思議なものです。まるで時間が止まっていたかのように、昔のワクワクやドキドキを思い出しました。チューリップオタクの私の質問(対談)に、イー・ウーマンの皆さんが、付いて来てくださるか少々心配。でも、どうぞ、できれば対談を読まれたら、チューリップのCDを聞いてください。そう、やっぱりアルバムとしては「魔法の黄色い靴」「TAKE OFF」を聴いて欲しいかなあ。……ということで、尽きません。財津さん、とってもお忙しいレコーディングやドラマの撮影の合間を縫って、対談をお引き受けいただき、ありがとうございました。今後のご活躍、応援しています。
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