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85
『FORTUNE』東京編集局アジア・エディター
Clay Chandlerさん

ファミリーバリューで、どう次世代を育てるか

チャンドラー

これ、すごくアメリカ人的な発想かもしれないけれど、そういう課題はね、アメリカの政治の中で、有力な政治の武器として、認められると思うんです。アメリカの政治家というのは、特に議会の下院議員の、2年ごとに出馬しなきゃいけない人は、これにすごく敏感なんです。視聴者を集めるための課題を必死で要求しているじゃないですか、もう毎日。

で、家庭に関する問題というのは、そういった人たちに大人気なんですよ。普通の一般の人が納得できるような、自分の生活に感じることができるような問題。

で、日本が今、抱えている問題は、もう、そればっかりじゃないですか。どうやって子どもを生んで、家族で頑張っていくのか。教育はどうすればいいのか。保育園に入園できないのか、なぜ女性がもっと仕事場の中で、フルに女性の力を活かしてくれないのか、などという話題ばっかりなのに。それなのに、誰も、政治家が取り上げようとしていないというのは、すごい僕、不思議なんですよ。

佐々木

生活に密着したものが、本来、一番大切で、少なくとも今の日本の根本的な多くの問題が解決するはず。それに、一般の人たちが、自分の意見を言える、すごく分かりやすいテーマなのに扱わないのは、政治家や経済人たちが「生活」をしてこなかったから、この分野にものすごく弱いということなんじゃないでしょうか。

先日、フォーチュンの取材を受けた時、言ったと思うけれど、彼らにとっては、過去にまったくテーブルに乗ったことがない話題だから見下しているのではないか、と。言い方が悪いのですが、消費税や外交問題は立派なテーマだけれど、少子化や子育てや女性の活用は、ちょっとランクの下がるテーマだと、思っているんじゃないんでしょうか?

チャンドラー

よくわからないんですけれど、日本の票を集めるプロセスっていうのはね、みんなが今、苦労している問題が反映されないんですよね。僕、すごい不思議なんだけれど。もうすべて、family value(ファミリー・バリュー 家族の価値)ですね。ファミリー・バリューで、日本の次の世代のために、国をどう持っていくのか、と。

それと危機感を感じさせるのも、そんな難しくないと思うのですけれどね。日本は今、一番、高齢者の多い国。で、高齢化のペースも一番早いだけじゃなくて、歴史上で最高。要するに前例のないスピードで高齢化が進んでいるわけですよね。

で、少子化問題もまったく同じことが言える。これほど子どもが消えている国は、歴史の中で、本当に前例がない。海外の国々に比べて、これほど女性の労働参加率が低いっていうのは、極めて珍しい。それから、移民労働者を導入している国では、日本はもうまたユニークでね、極めて少ない。

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