ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第83回 石橋 慎二さん

83 |
石橋 慎二さん
|
|
|
5歳から15歳は「ゴールデンエイジ」」
- 佐々木
「個を育てる」って所ところを少し伺いたいんですけれども、5〜15歳の個を育てるっていうのは、例えばどういう工夫がプログラムにあるんですか? 特徴というか。
- 石橋
僕らの特徴としては、原則として常に練習中、一人1人に1個、ボールを持たせ数多くボールに触れさせる事ですね。で、無駄な時間を作らせない。
技術の習得、特にちっちゃいうちから技術がついてくると、これは一生ものなんですよ。僕なんか、それがなくてすごく苦労したので……。プロまで行ったんですけれども。技術はやっぱり、連続してトレーニングさせること事によって、子どもってすごく成長するんですよ。
特に神経系が発達する、僕らは「ゴールデンエイジ」って呼んでいるんですけれども、5、6〜15歳ぐらいに反復的にそのトレーニングをしていくと、本当にボールを手で扱うように足で扱えるようになるんですよね。
で、それも最初、右利き、左利きってあるじゃないですか。で、それをクーバー・コーチングとしては、左右両方、全く同じように扱えるようにしよう、と。
- 佐々木
小学生のうちに神経を刺激すれば、左右同じように使えるようになるんですか。
- 石橋
そうなんです。それで、小学校4〜6年生くらいになると、地域トレセンって言いまして、選抜チームに入るような子から、4年生ぐらいになったけれども初めてボールを蹴るっていうような子も、一緒に、実は来るんですよ。
で、その子達に対しても、ちゃんと同じ時間の中でトレーニングができるような仕組みを、僕たちは持っていまして。
で、一面のフィールドの中に、プロのコーチを中心に常に3人立たせまして、全体が見えるようにしています。定員制にしていて、一定の人数が決まったらそれ以上は入れない。あとは待ってもらってるんです。
- 佐々木
ああ、サイトを拝見したら、満員御礼っていっぱい出てました(笑)。
5/23
|
 |
|
|