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win-win > 第80回 鷹松 香奈子さん・斉藤 美和さん

これからのB-Walk
- 佐々木
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これから、どんなふうに活動されたいですか。
- 鷹松
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B-Walk結成にあたっては、最初はウォーキングインストラクターしかメンバーにはいませんでした。でも、仕事を重ねていくうちに、物足りなさを感じたんです。私たちはウォーキングを通してきれいに歩くことだけではなく、しなやかな身体の使い方まで提案しています。そこで、各分野で活躍している仲間とユニットを組むことで、本当の「美と健康」を提案できるのではないかと思いました。たとえば、食、生活、空間など人が快適に過ごすことができたら、本当の意味で「美と健康」の提案になるのではと考えています。いろいろなジャンルのプロと一緒に、さらにトータル的に活動をしていきたいと思っています。
- 佐々木
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B-Walkというくくりのなかには、今何人いらっしゃるんですか。
- 斉藤
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8人です。
- 鷹松
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それぞれの分野でそれぞれに活動しながら、B-Walkの活動にも参加するというスタンスでやっているんですけれども、ただ、ビジネスと考えるとお金を生む仕事ではないんですよね。美と健康は、提供はできるけれど、たとえば受講生がきれいになっていったり、健康になるという提案はできますが、それ自体が直接収入を生むかっていうと、決してそうではないでしょう。
- 佐々木
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それは私たちの仕事も一緒です。「いいアイディア、ありがとうございました」では、いい循環が生まれないでしょう? それが、イー・ウーマンがビジネスとして挑戦しているところなんです。幸せになることとか、意見を言うこととか、人として自分がよくなることが、実は会社もよくするし、社会もよくするし、学校もよくするし、政治もよくする、っていうことなんですよね。一人ひとりの人間がよくなれば、連鎖してよくなるんだよね、全部。
- 鷹松
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そうですよね。まさに本当にそこの部分で。
- 佐々木
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集団でやりましょう。
- 鷹松
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そうなんです。やっぱり一人の力だけでは限界があると思います。講演者総合養成講座でも、各スペシャリストの講師陣が力を合わせると、本人の意識改革も手伝って、かなり変化していくでしょう。みなさんのあの姿を見るとうれしいですよね。
- 斉藤
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佐々木さんとお会いできたこともそうですけれど、いい仲間たちとの出会いは私たちにとってすごい財産ですね。今までファッション業界しか知らなかった私たちが、素敵な方たちとの出会いによって、B-Walkは成長させていただいていると実感しています。私たちも皆さんに好影響を与えられることができるよう、頑張らなくては!
- 佐々木
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今後は、じゃあ、そういったコンセプトを打ち出しながら、イー・ウーマンで一緒に、いい循環を作り出していきましょうね。末永くよろしくお願いします。
対談を終えて
楽しい1時間でした。3人は、ちょっと難しかったですね。深くお聞きすることができなかったかもしれません。でも、この続きは、イー・ウーマンユニバーシティで、皆さんに直接体験していただきたいな、と思います。仕事ができるいい仲間とは、そもそも、いい人間であることが必要です。彼女たちは、私にとって今、いい仕事仲間であるだけでなく、いい仲間でもある、そんな気がしています。最後の写真撮影では、「写りましょうよ。45度にして」「脚をちゃんと出さないと、腰が回転しないから」「カメラにつま先を。そうそう。で、腰をこう」と指導を受けながら、小さい私を取り囲んでくださいました(笑)。これからもよろしくお願いします。(佐々木かをり)
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