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池上 彰さん
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「あの説明で良い」と言われて、うれしかったですね
- 池上
うれしいですねえ。そうだ、世の中箱。これが世の中だと考えて下さい! という、信じられないようなことなんですけども。それを放送したら、1週間から2週間経ってからどこかのね、財界の集まりかなんかで、ニュースでああやって説明したっていうのが話題になったって話が、聞こえてきましてね。
- 佐々木
すばらしい。
- 池上
「週刊こどもニュース」が始まるときに、NHKの幹部がみんな、どんな説明をするんだろうって見ているわけです。 で、最初の頃、いきなりあんな説明したけど、あんなんで良いのかって議論になっていたときに、財界で話題になって、あれで良いっていう話だったって、そこまで話になって、うれしかったですね。
- 佐々木
ニュースで、わかりやすくっていうと、本にも久米宏さんの話がでてきますけど、やっぱり「ニュースステーション」っていう番組は画期的だったと思うんですよね。
説明の仕方や、人形で政治家を作ったり、数を積み木であらわしたり、NHKではパターンと言い、民放ではフリップと言う、あれも実は「ニュースステーション」が初めだったって聞いたんですけれども。
- 池上
ええ。
- 佐々木
さまざまなニュースを解説する手法がありますけれど、思いついた人は、特許を申請されたらいいんじゃないかって。説明特許みたいなね。
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