ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第52回 和田裕美さん

52 |
和田裕美さん
|
|
|
京都に生まれて
- 佐々木
ちょっと、生い立ちを伺いたいのですが、京都生まれ、京都育ち。大学まで京都。で、どんなご家庭だったんですか?
- 和田
家は共稼ぎで……。
- 佐々木
保育園?
- 和田
いや、おばあちゃんに預けられてて。それで父親が脱サラして、洋服屋を経営し始めて、母親が喫茶スナックをやり始めて。
- 佐々木
それはいつくらいの頃ですか?
- 和田
私が5、6歳の頃からですね。母親が喫茶スナックをやり始めたのは、小学校1、2年生の頃かな。だから、親があまり家にいなかったんです。あんまり覚えてないですけど、ご飯は作ってあったり、買ってあったりして、それを姉妹で食べて、普通にお風呂に入って、寝て。母親が夜遅いから、朝は寝てるんですよ。それで、寝てる中で「行って来ます」って手紙を書いて行って、帰ってきたら、母親の手紙が「ご飯はこうこうだから」って、交換日記みたいにしてたんですね。
- 佐々木
それじゃあ、お母様とはなかなかゆっくりお話もできなかったんですね。
- 和田
そうですね、あまり。一緒にいるときは一緒にいるんですけど、あまり長くは話してなかったですね。母親は、なんか人気ママになってて。スナックを辞めたのは、私が大学生になってからですから(笑)。
- 佐々木
お母様が医療事故で亡くなられた話は本で読ませていただきました。お父様は、今もお店を?
- 和田
父はまだやってますね。ずっとやっていて、本当に。だから私は商売人の娘ですね(笑)。
16/23
|
 |
|
|